「封神演義」や「山海経」など、中国の古典や神話のキャラクターが登場する人気アニメ - 「フェ~レンザイ -神さまの日常-」公式Twitterアカウントより 中国のアニメ産業は短期間で急成長を遂げ、日本のアニメ産業を脅かすと言われてきた。ジャーナリストの高口康太さんは「中国のアニメ産業に異変が起きている。配信サイトは赤字が続いており、似たようなテーマの作品が増えてきた。世界市場で成功するのは難しいだろう」という――。 【写真】中国・上海の映画館で『THE FIRST SLAM DUNK』を鑑賞するファンたち ■クオリティーもビジネスも急成長 中国アニメに異変が起きている。クオリティーも市場規模も急上昇と日本での評価は高まっているが、実はその裏では大きな転機を迎えつつあるという。 この7月から放映が始まったのがアニメ「フェ~レンザイ -神さまの日常-」。2018年に中国の動画配信サイト「テンセ
皆さんこんにちは!「豚に真珠」の豚ことヨッピーです! 写真は高知県の仁淀川(によどがわ)で泳ぎ狂っている僕です。いやー、高知は良いところです。本当に。夏の高知なんて最高! さて先日、高知県土佐市にあるカフェ「ニールマーレ」を運営する「崖っぷちカフェ店長」からこういった告発がなされました。 この一連のマンガがTwitterにて鬼拡散された結果、22.4万RT、1.1億インプレッションという見たことない数字になっており、一時期のTwitterは「この話題で持ち切り!」みたいな事になっておりました。Twitterのアカウントを持っている人はみんな、一度くらいはタイムラインに流れてきたんじゃないでしょうか。 その結果、色んな人が色んな事を言い始めるのはともかく、土佐市の幼稚園に「子どもを誘拐する」といった内容のメールが届いたり、土佐市役所宛に爆破予告メールまで届く始末です。 そういった明らかな犯罪
シリーズ「コンテンツツーリズムの現場」① 筆者は博士号を観光学で取得した研究者です。とりわけ、アニメやマンガ、ゲーム等のコンテンツを動機とした旅行行動や、コンテンツを活用した地域振興、すなわち「コンテンツツーリズム」を専門にしています。 コンテンツツーリズムの中でも「アニメ聖地巡礼」は注目度が高く、研究も数多くなされてきました。ただ、コンテンツは当然アニメだけではありません。今回は2回シリーズで「コンテンツツーリズムの現場」を見ていきたいと思います。1回目の今回は「VTuber」のコンテンツツーリズムです。 1.志摩スペイン村とVTuber「周央サンゴ」と観光研究者 2023年3月19日(日)大安吉日。筆者は、とあるテーマパークに一人たたずみ、チュロスを求めて店頭に並ぶ人々の列の長さに圧倒されていました。そのテーマパークは「志摩スペイン村 パルケエスパーニャ」(以下、スペイン村)。スペイン
4月から「NHKのど自慢」(NHK総合・ラジオ第1)がリニューアルされ、生バンドによる伴奏がカラオケ音源に変更されたことに批判の声が上がっている。いわゆる“ネット世論”だけでなく全国紙の朝日、毎日、産経の電子版もカラオケ音源の是非を報道、その記事がSNSで拡散された。(全2回の1回目) 【写真を見る】誰もが一度は見たことがあるはず 3月には「小田切アナ」と鐘奏者「秋山さん」も卒業 *** 「のど自慢」の放送開始は1946(昭和21)年。驚くべき長寿番組だが、全国紙3紙がカラオケ音源への変更を報じたことからも、番組に対する世間の関心が依然として高いことが浮き彫りになった(註:各紙の見出しは末尾に掲載)。 ネットメディアの報道は、カラオケ音源への変更を強く批判したものが目立った。例えば、集英社オンラインは4月20日、以下のタイトルの記事を配信した。 ▼「NHKのど自慢」に批判続出。21年間、鐘
元ジャニーズJr.の方が,ジャニーズ事務所で起きた性被害を告発したことが話題となりました. 2023年3月7日に,BBCニュースで加害が明るみに……それでも崇拝され 日本ポップス界の「捕食者」というニュースが配信され,3月18,19日には「J-POPの捕食者 秘められたスキャンダル」という番組が放送され大きな話題となりました. その後,4月12日には元ジャニーズJrの方が記者会見を行いその様子は新聞等で取り上げられました. そこで,この件がツイッタ―上でどのように話題になったのかを分析してみました. 三行まとめ・性加害に関する話題とマスメディアへの批判の二つの話題が存在した ・性加害関連の情報を拡散したアカウントの多くが過去に政治的な情報を拡散していた ・ファンクラスタのアカウントは性加害についてほぼ話題にしていなかった データについて「ジャニーズ,ジャニー,ジャニ,#ジャニーズ」をキーワ
2014年11月18日に設立された、超党派の国会議員によるマンガ・アニメ・ゲームに関する連盟「MANGA議連」は、2022年12月時点で48人の議員が加盟している。 MANGA議連の活動目的は、漫画、アニメ・特撮およびゲームを文化資源とした、人材育成や産業振興、アーカイブなどの環境整備や促進で、その一環としてミュージアムやイベント施設などを併設した国際的拠点「メディア芸術ナショナルセンター(仮称)」建設の法制化を進めてきた。 だが本法案は、議連の誕生からすでに8年が経過したがいまだに成立していない。また、これまでのMANGA議連の活動状況は、主に新聞で散発的に報道されてはいるものの、その実態はほとんどの人が知らないように思われる。 私見で恐縮だが、筆者は今までにゲームアーカイブ関連の活動を何度も取材し、自身もアーカイブ関連事業をいくつか携わった経験から言えば、ゲームの恒久的なアーカイブを可
“ヒットの固着”はなぜ起こる? 特定の曲が何年もチャートインし、しかも同じアーティストばかり──過去6年のSpotifyチャートから見えてきたのは、日本の音楽ヒットが極めて停滞していることだった。まさにそれは、“ヒットの固着”と呼ぶにふさわしい現象だ。前回の記事「ヒットの固着──Spotifyチャートから見えてきた停滞する日本の音楽」(2月13日)では、その事実をひとつずつ確認していった。 では、なぜこうした奇妙な事態が生じるのか? その考えられる要因をひとつずつ探っていく。 筆者作成。 停滞の要因は高齢化社会? 伝統など確たる権威が機能しない後期近代の資本主義社会では、常に再生産のためのイノベーションが求められる。そこで伝統文化と対照的なポピュラー文化の流動性は、当該社会のダイナミズムを示す指標のひとつと捉えられる。ポピュラー文化とは、流行の循環を常に続ける無限運動であることこそがその存
将棋の竜王戦6組で6日、現役最年少棋士の藤本渚四段(17)が対局会場を勘違いし、不戦敗となった。藤本四段は先輩棋士から一目を置かれる終盤力を持つ有望株で、昨年12月のデビューから無敗の6連勝中だったが、思わぬ形で連勝が止まった。 【写真】体を休めながら考慮する藤本渚四段 ハプニングが起きたのは、東京・千駄ヶ谷の将棋会館で行われる予定だった神谷広志八段(61)との対局。棋士による将棋の公式戦は、東京の将棋会館、大阪市の関西将棋会館、名古屋市の名古屋将棋対局場で行われている。竜王戦は原則として段位が上の棋士が所属する対局場で行われる。神谷八段は関東所属で、両対局者への対局通知は「東京対局」で出されていたが、関西所属棋士である藤本四段は今朝、大阪市の関西将棋会館に姿を見せた。
8日午後5時過ぎに滝沢秀明氏は自身のツイッターで初投稿。コメントをつづった画像を天地逆でアップ。プロフィールの自己紹介欄には新たに「やっちまった」の文字も追記されていた 先月31日付でジャニーズ事務所の副社長を退任し、事務所を退社した滝沢秀明氏(40)が7日に開設したツイッターアカウントで8日、初投稿があった。午後5時すぎに「一個人ではありますが、皆様引き続き宜(よろ)しくお願いします」などとした文章を掲載。退社後初のコメントを発信した。 【図】信頼関係、元コンビ、東の滝沢・西のすばる…滝沢秀明氏をめぐる相関図 投稿で、夢のために動き出すことをほのめかした滝沢氏。新会社を設立していたことがスポニチ本紙の取材で分かった。音楽や映像製作、芸能マネジメントにとどまらず、幅広い事業を手掛けていくために立ち上げた会社とみられる。滝沢氏に近い芸能関係者は「以前から親しい広告関係者らのほか、滝沢氏には芸
先日から大きな話題になっていたJASRAC対音楽教室裁判の最高裁判決が本日出ました(参照記事)。 最高裁における争点は、音楽教室における生徒の演奏に著作権者の演奏権が効いてくるかということでした。今までの流れを簡単にまとめると、地裁判決は音楽教室における先生の演奏も生徒の演奏も著作権法上の演奏に当たり演奏権が効いてくる、知財高裁判決は音楽教室における先生の演奏は著作権法上の演奏に当たるが、生徒の演奏は当たらない、そして、最高裁判決は知財高裁の結論を踏襲し、生徒の演奏は当たらないと判断しました。判断の具体的ロジックについては、判決文の公開後に追記します。 最高裁では生徒の演奏分についてしか議論していなかったので、知財高裁判決における音楽教室における先生の演奏は著作権法上の演奏に当たるという結論が最高裁でひっくり返るという話は元より想定し難い話でした。 音楽教室において先生が演奏しないというこ
大型音楽フェスにも出演している人気DJのKEKKEさんが、クラブで「マツケンサンバ」がかかっていたことをツイッターで批判した。ネット上では、KEKKEさんの主張に賛否が広がっている。 【動画】DJ KEKKEさんのステージ ■「自分はそれらはクラブではかけない」 KEKKEさんは2022年8月29日、「昨日クラブでマツケンサンバが普通にかかってて」と明かし、「こんなク○みたいな奴と同じ仕事だと思われたら、、って全然呑んでないのにゲロ吐きそうになった」とツイッターに投稿した。 この投稿を受け、ツイッターでは「TPOを弁えない選曲をしてはいけない」「マツケンサンバをかけていいクラブとダメなクラブがあるのは当たり前のこと」という賛同が出た一方、「大半の客が楽しんでいれば良いのでは?」「客がそれで喜ぶなら手段としてはあり」という疑問や批判の声も寄せられた。 その後、KEKKEさんは30日に再びツイ
サイゼリヤで満足をすることは「貧しい」ことなのか? サイゼリヤでデートをするのはアリかナシか? 【やっぱり嫌いなの? サイゼの順位】 サイゼリヤの自分で書き込む注文スタイルは「非人間的」なのか? そんなテーマによる論争がSNSで大盛り上がりしているらしい。ご存じのように、サイゼリヤは日本を代表する外食チェーンのひとつであるとともに、その品質に関しては、ミシュランシェフが太鼓判を押すなど、「ただ安いだけのファミレス」と一線を画する評価を確立している。 そんな「外食界のスター」がゆえ、大量のファンもいれば、それと同じくらいアンチがいる。その両者が「オレが思うサイゼリヤ論」をぶつけ合わせて互いに一歩も譲らないという状況なのだ。専門家の中には、かつてのAKB48のように社会現象にもなった人気アイドル論争との共通点を指摘する人もいらっしゃる。 筆者もサイゼリヤにはよく行く。デートに利用したことはない
安倍元総理を自作の銃で撃ち、殺害したとして逮捕・送検された山上容疑者。 事件当時の刑事責任能力を調べるため、「精神鑑定」の実施が認められたことが関係者への取材で新たにわかりました。 なぜ犯行に至ったのか、本人のものとみられるツイッターの投稿などから犯罪心理に詳しい碓井真史教授と分析します。 新潟青陵大学大学院 碓井真史教授)「非常に大きなこと目立つ派手なことをすることによって社会にインパクトを与えようとしている」 ▼”宗教団体への恨み”がなぜ安倍元総理に? 山上容疑者の新たな供述も明らかになりました。 山上容疑者)「仕事をやめて所持金が尽きた。死ぬ前にやろうと決心した。」 事件1カ月前の先月上旬、山上容疑者は所属する派遣会社を自己都合で退職。その後、仕事に就かない状態が続いていたといい、数十万円の借金があったこともわかっています。 母親が入信する宗教団体への恨みがあったとされる中、“生活苦
池上遼一 水木しげる先生が2015年に亡くなって今年で7年が経ちました。早いですよね。私は'66年から2年半、先生のアシスタントを務めました。「少年マガジン」に『ゲゲゲの鬼太郎』(※連載当初は『墓場の鬼太郎』)連載が始まった直後で、先生が最も忙しくなった時期です。 【写真】驚愕!実は大阪で「エイズ」が大爆発していた 初対面の時、先生がかけてくれた言葉が「君は空気の抜けたカステラみたいな声をしているな」でした。言っている意味はよくわからなかったのですが(笑)、なぜか「なるほど」と納得させる不思議な力があることに感心したのをよく憶えています。 呉智英 私は'70年から7~8年間くらい、水木先生のシナリオスタッフを務めていました。漫画のテーマを探してそれを伝える仕事です。一本あたり5000円で、月に2~3本は出していました。'78年頃には連載の数が落ち着いて、その仕事は一旦終わりになりましたが、
「ゆっくり茶番劇」というニコニコ動画等で有名な動画作品フォーマットを、本来はネットの共有財産的存在であるにもかかわらず、元ネタとは関係ない個人が商標登録してしまい大炎上しています(参考記事)。もう既にいろいろな記事が出ており、遅きに失した感はありますが、ツイッター等で名指して召喚されたりしているようなので、簡単にまとめておきます。 この商標登録による影響は? 商標登録は完了していますので「ゆっくり茶番劇」あるいはそれに類似した商標(文字列やマーク)を使って、指定役務に含まれる「インターネットを利用して行う映像の提供」等を行う、要するにニコ動やYouTubeで動画を公開すると、商標権を侵害してしまう可能性が高いです。 一般にタイトル(題号)には商標権は及ばない(タイトルでの使用は商標的使用ではない)とされていますが、その一方で、シリーズ物の名称には商標権は及ぶとされているので、今回のケースで
インドネシアは、なんとパーム油を2022年4月28日から輸出禁止品目に含めた。パーム油をご存知ではない方もいるかもしれない。 パーム油とは 食用油とするほか、マーガリン、ショートニング、石鹸の原料として利用される。近年では、バイオディーゼルエンジンや火力発電の燃料としても利用されている (wikipediaより)ものだ。日用品の基盤になっている原材料といっていい。非常に日本にとって重要な輸入品だ。 パーム油の輸出は、インドネシアのパーム油業界とインドネシア経済の全体にとってきわめて重要といえる。しかし、なぜ輸出の禁止にいたったのか。それはロシアのウクライナ侵攻をきっかけとするパーム油の全世界的な高騰だ。それによって、インドネシア国内の価格がとても不安定になった。 それゆえに世界への輸出よりも国内の安定を目指してパーム油を輸出禁止とした。なお、この政策(輸出禁止施策)はインドネシア国内でパー
ウクライナのために折り鶴を送る行為に対し、2ちゃんねる創設者のひろゆき氏と、メンタリストのDaiGo氏が否定的な発言を繰り返したことが波紋を拡げているようです。 参考:ひろゆき氏&DaiGo「折り鶴論争」の裏で“気づくべき視点” 報道によると、この二人の発言に影響されたためか、千羽鶴の寄付を申し出た施設に、多数の誹謗中傷の電話がかかってきてしまっているそうです。 実はこの「千羽鶴論争」は、現在のネット上のメディアの構造問題が分かりやすく出ていますので、詳細をご紹介したいと思います。 二人の問題提起で批判が拡大この騒動はもともと、朝日新聞に埼玉県の支援施設である「レイズアップ」の利用者が、ウクライナの大使館に千羽鶴を届けるために、折り鶴を折っているという記事が出たことが起点になっています。 参考:「頑張っている人に届けたい」 ウクライナの人々へ折り鶴4200羽 その記事にリンクする形で、ひろ
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