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環境と農業に関するnagaichiのブックマーク (36)

  • 焦点:西アフリカのカカオ大国「終わりの始まり」か、生産が壊滅的落ち込み

    3月28日、彼女のカカオ農園は有毒物質で汚染され、赤茶色に染まった水たまりが点在していた。写真はカカオの実。ガーナ・オシノの農場で2月撮影(2024年 ロイター/Francis Kokoroko) [サムレボイ(ガーナ) 28日 ロイター] - 彼女のカカオ農園は有毒物質で汚染され、赤茶色に染まった水たまりが点在していた。違法な金採掘業者が残したものだ。農園の所有者ジャネット・ジャムフィさん(52)は、この荒れ果てた風景に心が折れかけている。

    焦点:西アフリカのカカオ大国「終わりの始まり」か、生産が壊滅的落ち込み
  • 『肥料争奪戦の時代:希少資源リンの枯渇に脅える世界』(原書房) - 著者:ダン・イーガン 翻訳:阿部 将大 - 阿部 将大による後書き | 好きな書評家、読ませる書評。ALL REVIEWS

    著者:ダン・イーガン翻訳:阿部 将大出版社:原書房装丁:単行(288ページ)発売日:2023-07-19 ISBN-10:4562072962 ISBN-13:978-4562072965 内容紹介: 肥料として農業を支え、人類に不可欠な希少資源リン。そのリンの世界的な枯渇、争奪戦、海洋流出、料ショックのリスクーーいま知っておかないと怖いリン問題について、ピューリッツァー賞ファイナリストが警鐘を鳴らす。 異常気象が連日ニュースで騒がれるなか、この気候変動よりも「リスクが高い」と評価されている地球環境問題が存在するのをご存じだろうか? いわゆる「リン問題」だ。今や肥料としても欠かせない元素のリンが、人類による濫用のせいで枯渇しかけ、いっぽうで海や川に垂れ流すことで水質汚染や健康被害の原因にもなっているという。世界は過去どのようにリンと向き合ってきたのか、近い将来、糧危機を回避するには何

    『肥料争奪戦の時代:希少資源リンの枯渇に脅える世界』(原書房) - 著者:ダン・イーガン 翻訳:阿部 将大 - 阿部 将大による後書き | 好きな書評家、読ませる書評。ALL REVIEWS
  • 千葉農園さんはTwitterを使っています: 「昔は埋めるのが適正処理だったらしいので、悪意は無かった…かも…😂(1984年の農業本より) https://t.co/55olqKOlke」 / Twitter

    千葉農園さんはTwitterを使っています: 「昔は埋めるのが適正処理だったらしいので、悪意は無かった…かも…😂(1984年の農業本より) https://t.co/55olqKOlke」 / Twitter
  • 直下で作物を育てたソーラーパネルは寿命が延びる

    by UC Davis College of Engineering ソーラーパネルを利用した太陽光発電を行うためには、周囲の木々を伐採し、なるべく多くの光をソーラーパネルに集めなければなりません。しかし、そうした行為が環境に負荷を与えることが懸念されているのも事実。このようなデメリットを改善する可能性のある「ソーラーパネルの下で作物を育てる」という代替案が考案されています。調査を行った研究者は、「環境だけでなく、ソーラーパネルにとってもメリットがある」と報告しました。 The potential for agrivoltaics to enhance solar farm cooling - ScienceDirect https://doi.org/10.1016/j.apenergy.2022.120478 Growing crops under solar panels incre

    直下で作物を育てたソーラーパネルは寿命が延びる
  • 2050年にはコーヒーの栽培に適した土地が激減、気候変動で

    ある年の11月、インドネシアでアラビカ種のコーヒー豆を収穫する生産者。コーヒー、カシューナッツ、アボカドなどの人気品の多くは南半球の小規模農家で生産されている。最近の研究で、こうした品の生産に気候変動が及ぼす影響が明らかになった。 (PHOTOGRAPH BY CHAIDEER MAHYUDDIN, AFP VIA GETTY) 2050年には、世界の農業地図は今とは一変しているかもしれない。 世界の人口が現在の約80億人から2050年には約100億人まで増える分、料生産を増やす必要がある。気候変動の影響で、料の調達先も変わっているはずだ。現時点でも、温暖化の影響で、熱帯の物がかなり北の地域で生産されるようになっている。例えば、米国ジョージア州で柑橘類が、イタリアのシチリア島でアボカドが栽培されている。いずれも現在の気候区分ではまだ温帯だ。 「パソコンで『気候変動』という単語と、

    2050年にはコーヒーの栽培に適した土地が激減、気候変動で
  • ヨーロッパで草原のチョウが激減、何が起きている?

    環境保護団体パイザッチャス・ビウスは、スペインのピレネー山脈に広がる耕作放棄地に、近隣の草原から集めてきた種子をまき、チョウが好む野草の草原を作り出した。(PHOTOGRAPH COURTESY PAISATGES VIUS) 生物学者のコンスタンティ・ステファネスク氏は、25年前の夏から毎週、スペイン、カタルーニャの各地を歩いてチョウを数えている。2020年7月のある晴れた日、彼はフランスとの国境、ピレネー山麓の草原に足を踏み入れた。昔は、この草原に咲く野生の花々に集まるヒメシジミを50匹も60匹も数えたものだった。 この草原にチョウが多かったのは、農家が年に1、2回だけ草を刈り、その干し草を冬の間の家畜の餌にするという昔ながらのやり方で牧草地を維持していたからだ。しかし、ステファネスク氏がこの場所でチョウのモニタリングを始めてから数年後、農家は牧草地の管理をやめてしまった。やがてイバラ

    ヨーロッパで草原のチョウが激減、何が起きている?
  • 「田畑を耕して、お互いを助け合って、自然豊かな環境で生きていけばいい」→日本の平地の少なさ的に、飢えて殺し合いになるのでは...?

    rionaoki @rionaoki 「田畑を耕して、お互いを助け合って、自然豊かな環境で生きていけばいいでしょ」が面白いの、日の自然、田畑にしたところで日の人口を維持できるほどには豊かじゃないので、助け合いじゃなくて殺し合いになることだよな。 2021-10-07 15:21:52

    「田畑を耕して、お互いを助け合って、自然豊かな環境で生きていけばいい」→日本の平地の少なさ的に、飢えて殺し合いになるのでは...?
    nagaichi
    nagaichi 2021/10/10
    反成長ナチュラリストの方々には、農業生産力の向上が止まった鎌倉・室町期の日本の中世史がどのようなものであったかを、少し学んでいただきたいと切に望む次第であります。
  • 温室効果“CO2の300倍”「一酸化二窒素」排出削減へ 研究進む | NHKニュース

    二酸化炭素のおよそ300倍温室効果が高いとされる「一酸化二窒素」の排出を減らそうと、新しい小麦や微生物の研究が進められています。 農業で使われる窒素肥料などが原因で排出される「一酸化二窒素」は、温室効果が二酸化炭素のおよそ300倍あり、削減が課題となっています。 こうした中、国の研究機関「国際農研」は国内外の大学などと共同で、一酸化二窒素の排出量を抑える効果のある小麦の新品種を開発しました。 窒素肥料の成分が一酸化二窒素に変わるのを防ぐ効果があり、実験では排出量を25%減らすことができたということです。 また、肥料の成分を効率よく吸収できることから、6割程度肥料を減らしても通常の小麦と同じぐらいの生産量を維持できるということです。

    温室効果“CO2の300倍”「一酸化二窒素」排出削減へ 研究進む | NHKニュース
  • 有機農業どう増やす? |サクサク経済Q&A| NHK NEWS WEB

    農林水産省は、持続可能な農業の実現に向けて、2050年までに有機農業を農地全体の25%に拡大するという目標を盛り込んだ新たな戦略案をまとめました。この目標は達成できるの? 農林水産省担当の川瀬直子記者教えて! 簡単に言えば「自然の営みを生かした農業」のことです。 日では法律で ▽化学的に合成された肥料や農薬を使わない ▽遺伝子組み替え技術を使わない ▽環境への負荷をできるかぎり低減する という条件を満たした農業と定義されています。 国際的な基準では、これに加えて、 ▽種や苗を植える前の2年間も化学肥料や農薬を使わない ▽他の畑から化学肥料や農薬が入ってくることを防ぐ といったことも求められています。 国内の有機農業の面積は、日の基準を満たしたもので、2018年の時点で2万3700ヘクタールと、農地面積のうち、わずか0.5%にとどまっています。 この中で、国際基準を満たしているものは、さ

    有機農業どう増やす? |サクサク経済Q&A| NHK NEWS WEB
    nagaichi
    nagaichi 2021/03/24
    さすがに化学肥料を使わないのは厳しすぎないか。
  • カシミールの「赤い黄金」サフラン、気候変動で収穫が激減

    インドが実効支配するカシミール地方スリナガル南方パンポーレにあるサフラン畑(2020年11月1日撮影)。(c)Tauseef MUSTAFA / AFP 【1月26日 AFP】紫色の花はかつて、広大な畑を覆っていたが、今は乾いた土からまばらに顔をのぞかせるだけだ。インドが実効支配するカシミール(Kashmir)地方にあるサフラン栽培地域パンポーレ(Pampore)の農家の人々の、これが現実だ。 気候変動を原因とする干ばつにより、世界で最も高価な香辛料サフランの収穫高が過去20年間で半減しており、2500年にわたって、この地域に富をもたらしてきた作物の未来が脅かされている。 「これらの畑は、かつては金鉱のようなものでした」と、パンポーレ在住のアブドル・アハド・ミル(Abdul Ahad Mir)さんは話す。パンポーレはカシミール地方の主要都市スリナガル(Srinagar)のすぐ南に位置する。

    カシミールの「赤い黄金」サフラン、気候変動で収穫が激減
  • クランベリー農家らに危機感、忍び寄る温暖化の足音

    2020年10月、米国マサチューセッツ州カーバーのエッジウッド・ボグ(畑)で、ベルトコンベアからトラックの荷台に落とされるクランベリー。感謝祭の卓を彩る真紅の果実を収穫するため、クランベリー農家の人々は冷たい水をはった畑に入る。(PHOTOGRAPH BY JOHN TLUMACKI, THE BOSTON GLOBE, GETTY IMAGES) エルドリッジ一家が5年前に米マサチューセッツ州ケープコッドの小さな町にあるクランベリー畑を購入したとき、手入れが簡単ではないことはわかっていた。だが、覚悟はできていた。 彼らはクランベリーに絡みつく毒性の強いツタウルシを抜き、水をはった畑ではクランベリーを集める熊手を這い上がってくる蜘蛛を追い払った。寒い夜には、果実を凍らせないためのスプリンクラーをいつでも操作できるよう、畑の横にとめたトラックの中で寝た。 それでも毎年秋の収穫の喜びを思えば

    クランベリー農家らに危機感、忍び寄る温暖化の足音
  • 地方では、サルなどの野生動物はかわいいどころか、共生すら難しい迷惑な存在。

    11月といえばジビエ。 イノシシ肉やシカ肉のシーズンだといわれている。 ジビエのメニューを出す店も最近は珍しくなくなり、ちょっとしたビストロや洋屋でもジビエ料理が出てくるようになった。 町おこしの一環として、イノシシ肉やシカ肉を使っている自治体も多い。 しかし地方で暮らしている者の一人としては、地元ジビエが増えていることにあまり良いイメージは持てない。 もちろん、きちんと料理されたそれらは美味いのだけど、「地産地消」などと銘打って売り出されるイノシシ肉やシカ肉を見ていると、里山に迫る脅威のことを思い出してしまう。 2020年の10月は、クマ襲撃のニュースが相次いだ。 長野県塩尻市では95歳の男性がクマに首をかまれ、数日間にわたってクマ騒動が続いた。 石川県加賀市のショッピングセンターではクマがショッピングセンターに籠城し、大捕り物になった。 福井県敦賀市では、北陸新幹線の工事をしていた作

    地方では、サルなどの野生動物はかわいいどころか、共生すら難しい迷惑な存在。
    nagaichi
    nagaichi 2020/11/07
    猟師を増やす必要ありそうだが、猟師の平均年収240万円か。補助金でもないと新たな人を呼び込むのは厳しそう; https://heikinnenshu.jp/other/matagi.html
  • 中国へ消えていくバナナ 農園拡大、住民の体には異変が:朝日新聞デジタル

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    中国へ消えていくバナナ 農園拡大、住民の体には異変が:朝日新聞デジタル
  • 古代人が行った土壌改革がアマゾン川流域の生物多様性を生み出しているとの研究結果

    by CIFOR アマゾン川流域は土壌の養分が少ないやせた土地であり、農業には向いていませんが、「テラ・プレタ」と呼ばれる一部の土地はしっとりと黒く豊かな土壌であることが知られています。このテラ・プレタは農業に従事した古代人によって生み出されたとされていますが、ブラジルのマトグロッソ州立大学やイギリスのエクセター大学の研究チームはテラ・プレタが農業に適しているだけでなく、アマゾン川流域の生物多様性にも貢献しているとの研究結果を発表しました。 Legacy of Amazonian Dark Earth soils on forest structure and species composition - Oliveira - - Global Ecology and Biogeography - Wiley Online Library https://onlinelibrary.wile

    古代人が行った土壌改革がアマゾン川流域の生物多様性を生み出しているとの研究結果
  • トラクター5千台がベルリン占拠 農家ら、環境政策に怒り:時事ドットコム

    トラクター5千台がベルリン占拠 農家ら、環境政策に怒り 2019年11月26日19時55分 25日、ドイツ西部ドルトムントで、政府の環境政策に抗議する農家のトラクター(AFP時事) 【ベルリン時事】ベルリンで26日、ドイツ全土から集まった約5000台のトラクターが道路を占拠し、交通が大混乱に陥った。政府の環境政策で農業や畜産業が圧迫されていると抗議するためで、約1万人の農家らが怒りの声を上げた。 黄ベスト運動デモ隊、高級百貨店のフロアを占拠 仏パリ 「人々の腹を満たしているのはわれわれだ」などと抗議文を前に掲げた巨大なトラクターが何台も連なり、主要道路や観光名所ブランデンブルク門などを行進。経由地となった各地域でも交通に混乱が起きた。同様のデモは過去にもあったが、今回は最大規模だ。 背景にあるのは、環境意識が高まる中、農業は土壌汚染の原因で、家畜を虐待していると不当な批判を受けているという

    トラクター5千台がベルリン占拠 農家ら、環境政策に怒り:時事ドットコム
  • 農業の毒性が48倍に、『沈黙の春』再び? 研究

    巣の外のミツバチ。最新の研究によると、米国の農業はミツバチなどの昆虫にとって、過去25年で毒性が48倍近くになったという。(PHOTOGRAPH BY DIETER TELEMANS/PANOS PICTURES/REDUX) ミツバチをはじめとする昆虫にとって、米国の農業環境は25年前に比べて48倍も毒性が高いとする研究成果が、学術誌「PLOS One」に8月6日付けで掲載された。最大の原因は、いわゆるネオニコチノイド系殺虫剤が広く使用されていることだという。 毒性の大幅な上昇は、ハチ、チョウ、鳥などの花粉媒介者たちが急減したタイミングと一致していると話すのは、論文の共著者で、環境保護団体「フレンズ・オブ・ジ・アースUS」の上級科学者ケンドラ・クライン氏だ。 「第2の『沈黙の春』です。ネオニコチノイドは新たなDDTのようなものですが、ハチに対してはDDTの1000倍も有毒です」。クライン

    農業の毒性が48倍に、『沈黙の春』再び? 研究
  • 「ナイルの賜物」今は昔 塩害に苦しむエジプト文明の地:朝日新聞GLOBE+

    ナイル川の最下流域にあたる、エジプトの地中海に近い地域。土の塩分濃度が高すぎて農業ができず、養魚場に変えられていた=高橋友佳理撮影 ナイル川の最下流域カフルシェイク県。首都カイロから北へ車で4時間以上かかる。ナイル川の支流を使った運河の終点に行くと、底を掘り返して盛った土手が白いもので覆われていた。塩だ。 エジプトのような乾燥地では、雨がほとんど降らない。農業用水や地下水には塩分が溶け込んでいるので、灌漑した農地の地表からの蒸発量が多いと、塩を残してしまう。しかも、ここのようなナイルデルタの下流では、水量が作物栽培に十分でない。農地からの排水を農業用水に再利用するうちに、さらに塩分濃度が高まる。 小麦やサトウキビを育てる畑の脇に、白い塩が見える土が積まれていた。なめてみようかと思ったが、ゴミや化学肥料がまざっていることを考え手が止まった。 ナイル川の最下流域では、農地の脇に塩が浮き出て固ま

    「ナイルの賜物」今は昔 塩害に苦しむエジプト文明の地:朝日新聞GLOBE+
  • 地下水が危機、今世紀半ば18億人に打撃

    米カンザス州の穀物畑を潤すピボット式スプリンクラーの灌漑システム。それぞれがオガララ帯水層から、1分間に何百リットルもの水をくみ上げている。(PHOTOGRAPH BY RANDY OLSON, NATIONAL GEOGRAPHIC CREATIVE) 気温の上昇と、米や小麦といった穀物の需要増加によって、世界の地下水は今後数十年のうちに激減する可能性があるとする研究結果が発表された。(参考記事:「地下水が枯れる日」) 我々の料のほぼ半分が、地球上の温暖で乾燥した地域で生産されている。そうした場所では、穀物に水を供給するために地下水の過剰なくみ上げが行われており、帯水層と呼ばれる地下の貯水層の水量が急速に減少している。最新の研究によると、今世紀半ばには、インド、パキスタン、ヨーロッパ南部、米国西部の広い範囲で帯水層が枯渇する可能性があり、そうなれば料供給が打撃を受け、また18億人もの

    地下水が危機、今世紀半ば18億人に打撃
  • アフリカの農作物、気候変動で危機に 研究

    西アフリカ・ニジェール南部のザンデールで、乾燥した畑に立つ農夫と(2012年5月31日撮影、資料写真)。(c)AFP/ISSOUF SANOGO 【3月8日 AFP】サハラ以南のアフリカ地域で、トウモロコシやバナナ、マメ類を中心とした主穀物を栽培するために必要な広大な農地が、気候変動によって奪われると警告する研究結果が7日、発表された。 英科学誌ネイチャー・クライメート・チェンジ(Nature Climate Change)に掲載された研究論文の執筆者らによると、現在のトウモロコシとバナナの栽培面積の最大3割が、今世紀にその目的に適さない状態になる恐れがあるという。 マメ類に関しては「この数字が最大6割まで上昇する」と、コロンビアに部を置く国際熱帯農業センター(CIAT)は声明で指摘している。 これらの数字は、最悪の事態を想定したシナリオの気候変動予測に基づくものだ。このシナリオでは

    アフリカの農作物、気候変動で危機に 研究
  • 『1493 世界を変えた大陸間の「交換」』 こうして世界は再び一つになった - HONZ

    作者:チャールズ・C. マン 翻訳:布施 由紀子 出版社:紀伊國屋書店 発売日:2016-02-25 タイトルの『1493』とは、コロンブスが新大陸から黄金の装身具やカラフルな鳥、先住民捕虜を携えてスペインへ帰国した年である。この年を境に、超大陸パンゲアが分裂してから2億年以上もの長きにわたって独自の生態系を育んだきた各大陸が、人類の手を介して再び出会うことになったのだ。コロンブス以前には、どのような生物にも大陸間を結びつけることは不可能であり、それぞれの大陸は規模の大きなガラパゴスのような状態だったともいえる。 コロンブスの大陸到達を契機として何十億年も隔てられていた生態系が急激に混ざり合う過程は「コロンブス交換」といわれる。コロンブス交換の影響の大きさは、卓にあがる料理にもあらわれている。この交換がなければ、トマトもトウモロコシもジャガイモも、アメリカ大陸を飛び出してあなたの口に入る

    『1493 世界を変えた大陸間の「交換」』 こうして世界は再び一つになった - HONZ