アマゾン川流域の一部地域には、先住民が作った「Terra preta(テラ・プレタ)」と呼ばれる黒くて豊かな土壌があります。このテラ・プレタを用いることで、樹木や牧草の成長をブーストできるという研究結果が報告されました。 Frontiers | Amazonian dark earths enhance the establishment of tree species in forest ecological restoration https://www.frontiersin.org/articles/10.3389/fsoil.2023.1161627/full Secret behind Amazonian 'dark earth' could he | EurekAlert! https://www.eurekalert.org/news-releases/988029 Ama
マームット・ミスキ氏の手のひらに置かれたフェルラ・ドルデアナの花。トルコ中央部ハッサン山の近くで採取したもの。(PHOTOGRAPH BY ALICE ZOO) 黄金の花を咲かせる植物「シルフィウム」は、古代ギリシャの勃興前からローマ帝国の最盛期まで、地中海世界で最も愛された食材のひとつだった。 腹痛からイボの除去まであらゆる症状に効く万能薬とされたほか、レンズマメを煮込む際に香辛料として使われたり、最高級のフラミンゴ料理に添えられたりもした。ユリウス・カエサルがローマに君臨した時代には、黄金とともに500キロ以上のシルフィウムが宝物庫に貯蔵され、その苗には銀と同等の値がつけられたという。(参考記事:「古代ローマで大人気、万能調味料「ガルム」とは」) シルフィウムに関する最古の記録は、紀元前638年のもの。北アフリカ、現在のリビアがあるキレナイカの沿岸で「黒い雨」が降った後にこれが生えたと
古代エジプトの壁画から、新種の鳥類が発見されたかもしれません。 オーストラリア・クイーンズランド大学の最新研究により、約4,600年前に描かれた6羽のガン(雁)の絵から、記録にない種を特定。 現生するガンのいずれにも当てはまらず、すでに絶滅した種であることが示唆されています。 研究は、2月13日付けで『Journal of Archaeological Science: Reports』に掲載されました。 Ancient Egypt’s Mona Lisa? An elaborately drawn extinct goose, of course https://www.livescience.com/ancient-egypt-art-extinct-goose.html Gorgeous Egyptian Art From 4,600 Years Ago Reveals an Ext
11月29 猫も大きな猫も高貴な存在だった?エジプトで発見されたミイラ http://blog.livedoor.jp/mainichihime/archives/22269523.html猫も大きな猫も高貴な存在だった?エジプトで発見されたミイラ にほんブログ村 いつも動物の楽しいお話を教えてくれる えたばりゅさんの記事とちょこっとかぶっちゃうのだけれど… エジプトでライオンのミイラが発見されたニュース 人だけではなくって、 ライオンもミイラになってたのね、びっくり。 ミイラって人でも高貴な部類の、王様とかしか 作られないんじゃなかったけ? …と思ったら、 「猫は神々の象徴としてあがめられていた」と書いてある。 ライオンも大きな猫だものね。 ヒメちーそれは神様じゃなくって王様では… まあ、王様の風格ばっちりだものね まるで後光がさしてるみたいで素敵よ、ヒメちー ランキングに参加しています
生後約8カ月の子ライオンのミイラ。(PHOTOGRAPH COURTESY SUPREME COUNCIL OF ANTIQUITIES OF EGYPT) エジプト、カイロ南郊にあるサッカラ遺跡で、子どもと見られるライオンのミイラ5体が発見された。発見場所であるサッカラ遺跡のブバステイオン墓地は、ネコのミイラの地下共同墓地として知られている。 エジプト考古最高評議会が組織した考古学者チームの発表によると、ミイラにされた子ライオンは、いずれも体長90センチほどで、生後約8カ月と見られる。多数のネコの木像や青銅像のほか、コブラやワニを含む他の動物のミイラとともに発見された。おそらくエジプト第26王朝(紀元前664年〜前525年)のものだろうと、考古最高評議会は述べている。(参考記事:「監修者が解説、特別展ミイラはここがすごい」) ライオンは特別な存在だった 現在のエジプトで、ライオンの群れが
エジプト政府は首都カイロの南にある、およそ2600年前の古代遺跡で、エジプトでは初めてとなるライオンのミイラを発見したと発表しました。 見つかったミイラのうち2体はエックス線などによる調査の結果、生後6か月から8か月のメスのライオンのミイラである可能性が高いことが分かったということです。 この場所では、これまでも多数の猫のミイラが出土していますが、エジプトでライオンのミイラが見つかったのは初めてだということです。 ミイラが見つかった神殿がつくられた時代はライオンの神が強い力の象徴として広く信仰されていたということで、ミイラを調査することで当時の宗教的な慣習などが明らかになると期待されています。 アナニ考古相は「今回見つかった出土品は数百に上っている。博物館を発見したようなものだ」と述べ、日本の支援でカイロ近郊のギザで建設中の「大エジプト博物館」などの新たな博物館の開館を前に観光に弾みがつく
中国で発見された新種の絶滅テナガザル「ジュンズィ・インペリアリス(Junzi imperialis)」の頭骨の一部。(PHOTOGRAPH BY SAMUEL TURVEY, ZSL) 中国の古代の高貴な墓で見つかった奇妙な骨が、絶滅した新種の霊長類のものだった。6月22日付け学術誌『サイエンス』に論文が発表された。 この頭骨が見つかったのは、2004年に発掘された「夏太后」の墓。夏太后は、中国を初めて統一した秦の始皇帝の祖母である。中国メディアの報道によると、墓の中には、ヒスイや金、銀、彫刻のある陶器、馬車2台など、豪華な副葬品がおさめられていた。(参考記事:「色鮮やかによみがえる兵馬俑」) 夏太后のペット 墓の中の12個の穴からは、ツキノワグマやヒョウ、ヤマネコ、ツルといった動物の骨が出てきた。注目すべきは、奇妙なテナガザルの骨だ。この小型類人猿の頭骨は非常に変わっていて、研究者たちは
こないだナマズ神の話があったのだが、なんとサーバルも神になっていた、かもしれない。 というかいつも見ていた。ただ気がついていなかっただけで―― 死者の書17章で邪悪な蛇アポピス(アペプ)を倒している、太陽神ラーの化身である「太陽の雄猫」の正体、実は飼育化されたネコではなくサーバルの可能性がある、という説を見て「ファッ」となったので一応メモっておく。 ・一般的な飼育化されたイエネコより耳が長い ・しっぽも長い ・ヒョウ柄の特徴的な模様 ・ヘビと戦って食べる習性あり 言われてから写真見比べると「あーあーあー!」ってなるやつ。そうだよこれサーバルじゃん。サーバルちゃん古代エジプト神話にも出てたんだ…すっごーい! 原文ではとくにサーバルキャットに対する専門用語はなく「猫」という単語が使われていること、普通の飼い猫とサーバルが別扱いでミイラ化されてるわけでもないことから完全に立証するのは難しいが、サ
宗教では必ずしも神の姿は人間に限定していない。神は木や岩、稲妻、果ては動物の姿を選ぶこともある。つまり、顕現(けんげん)は神が具体的にどのような姿形をとるかということにすぎない。 神や女神と結びつけられ、神聖視される動物がいる。信者によって崇められ、大切にされ、ときにはショキングな方法で生贄にされることもある。彼らの中に神が宿ると信じられている動物の例をあげてみよう。
1.はじめに 2.豚について 3.宗教的戒律と豚 4.反芻動物と豚 5.中東で豚を飼うベネフィット 6.終わりに 参考文献 1.はじめに 世界各国の宗教には色々なタブーがある。例えばユダヤ教やイスラム教では豚が禁じられた食材となっている。このようなタブーについてインターネット上では「豚は寄生虫(繊毛虫)がいるので食べてはならないと定められた」という言説が見られる。一方人類学者のマーヴィン・ハリスは全く別の理由で食べないのだとその著書で述べている。ここではハリスの意見を簡単に紹介し、豚のタブーについて説明していきたい。 2.豚について 豚は飼うのに実に合理的な生き物である。豚は餌に含まれるエネルギーの35%を肉に変えることができる。一方羊は13%、牛に至ってはわずか6.5%である。雌牛は一頭の仔牛を産むのに九ヶ月の妊娠期間が必要であり、また仔牛は400ポンド(180kg)に達するのに四ヶ月か
英国東部のリンカンシャーで、先頃およそ2000年前の猫の足跡が見つかりました。 猫の足跡がついた瓦(Lincolnshire County Council Facebookより) 2016年に道路工事の際に見つかった遺跡から発見されたもの。遺跡は1万2000年前にさかのぼるもので、青銅時代の矢尻やローマ時代のツボ、アングロサクソン時代の人骨などさまざまな時代のものが発掘されています。その中に、猫の足跡がついたローマ時代の屋根瓦のかけらがあったとのこと。瓦にくっきりと肉球のあとがついています。赤土で作った瓦を乾かしていたときに、猫がその上を歩いたのではないかとみられます。今でも起きそうなことですね。 鹿の足跡がついた瓦も見つかっています(Lincolnshire County Council Facebookより) ちなみに2013年にはネコの足形の黒いインクが付いた中世の文献が話題になりま
古代エジプト人にとって、異国の珍しい動物を所有することは富と力を誇示する手段だった。しかしナイル川付近の墓地に5000年以上前に埋葬されたヒヒやカバの骨からは、地位の象徴として飼われていた動物たちの悲惨な生活が垣間見える。 ある墓から見つかったヒヒの骨格には、粉々になった手足の骨が含まれており、これは彼らが罰として叩かれていたことを示唆している。少なくとも2匹のヒヒが腕の骨を折られているが、こうした傷は頭を叩かれるのを防ごうとしたときにできることが多い。ほかにもつながれた縄から逃れようとしたせいで足が折れたカバの子供や、縄でつながれていたことが原因と見られる傷を持つアンテロープと野生の牛の骨も発見された。 古代エジプトの飼育係が「こうした動物の世話に手を焼いていたのは明らかです」。動物たちの骨の分析結果についての論文を、骨考古学専門誌『International Journal of Os
『テルマエ・ロマエ』などで有名な漫画家のヤマザキマリ先生(イタリア在住)が、古代ローマ時代のモザイク画に描かれた海洋生物が一体何であるか?とツイートしたところ、様々な意見がツイッター上で飛び交い、驚きの結果となりました。
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