タグ

ブックマーク / nazology.net (377)

  • 暗黒物質が存在せず宇宙の年齢は267億歳とする理論の実証に成功! - ナゾロジー

    暗黒物質は観測結果から理論を守る保護剤として誕生した暗黒物質は観測結果から理論を守る保護剤として誕生した / Credit:Canva . ナゾロジー編集部暗黒物質は通常の物質、光、電力、磁力などあらゆるものと相互作用せず、ただ1つ重力のみに関連した「見えない物質」と定義されています。 たとえば通常の水分子がある位置座標に暗黒物質を設置しても、互いに相互作用しないため押し合うことなく同居が可能です。 また光や電磁力と相互作用せず重力のみに従うことから、直接的に測定するには重力の検知装置が必要となります。 このような「見えない物質」の存在が囁かれるようになった理由の1つが、銀河内の星々の回転速度の測定結果にありました。 銀河内部の星々は、太陽系の惑星と同じように、中心部分が早く外縁部が遅く周回しています。 しかし星々の周回速度を詳しく測定したところ、銀河外縁の星々の周回速度が理論の予想より遥

    暗黒物質が存在せず宇宙の年齢は267億歳とする理論の実証に成功! - ナゾロジー
    nagaichi
    nagaichi 2024/03/23
    宇宙の年齢より古い銀河みたいな矛盾は解消されるが…
  • 呪印の刻まれたイカ?ニュージーランド沖深海探検「未知の生物」新たに100種以上 - ナゾロジー

    深海は未知のモンスターだらけのようです。 研究者いわく、現在見つかっている海洋生物は予想される全体の10%にも満たず、さらに海底の80%以上はいまだにマッピングされていないという。 つまり、海の世界は地球上で最も謎に満ちた場所の一つといえます。 以前には、チリ沖の深海探査の末に、新種と見られる海洋生物が一挙に100種以上も見つかったというニュースを報じました。 そして今回、ニュージーランド沖での深海探査で新たに100種以上の未知なる生物が発見されたとのことです。 さて、どんな珍妙な生物が見つかったのでしょうか? 100 NEW OCEAN SPECIES DISCOVERED IN NEW ZEALAND https://oceancensus.org/100-new-ocean-species-discovered-in-new-zealand/ New ocean species di

    呪印の刻まれたイカ?ニュージーランド沖深海探検「未知の生物」新たに100種以上 - ナゾロジー
  • 非常にレア「頭蓋骨から尾まで繋がった」ティタノサウルスのほぼ完全な化石が見つかる - ナゾロジー

    頭蓋骨から尾まで繋がったティタノサウルスが見つかるフランスのエロー県。このモントゥリエにて化石を発見 / Credit:Wikipedia Commons_エロー県2022年5月、フランスのモントゥリエの森でイヌの散歩をしていた25歳のアマチュア古生物学者ダミアン・ボシェット氏は、目を疑うようなものを発見しました。 それは、その地域で当時地滑りが発生してから間もない出来事でした。 彼が地滑りで露出した場所を見に行くと、「大きな骨」が地面から突き出ていることに気づいたのです。 アマチュアといえど、古生物学者として経験を積んできた彼の目は、その骨が恐竜の化石であるとすぐに分かりました。 発掘作業が開始される / Credit:Damien Boschetto_damienboschetto(Instagram)そこでボシェット氏は、地元の博物館の専門家たちと共に発掘作業に取り掛かりました。 そ

    非常にレア「頭蓋骨から尾まで繋がった」ティタノサウルスのほぼ完全な化石が見つかる - ナゾロジー
  • アジアゾウは我が子の死を嘆いて土中に埋葬すると判明 - ナゾロジー

    私たち人間にとって、家族や友人の死は人生の中で最も悲しい出来事の1つです。 そして私たちは、そんな大切な人の死を悼み、たくさんの思い出を胸に抱きながら埋葬します。 こうした「仲間の死を悼み、埋葬する」といった習慣は、もしかしたら人間だけのものではないかもしれません。 最近、インド森林局(Indian Forest Service)に所属するパルヴィーン・カスワン氏ら研究チームは、アジアゾウが死んだ子ゾウを土の中に埋葬すると報告しました。 研究の詳細は、2024年2月26日付の科学誌『Journal of Threatened Taxa』に掲載されました。 Asian elephants mourn, bury their dead calves: Study https://phys.org/news/2024-03-asian-elephants-dead-calves.html Gri

    アジアゾウは我が子の死を嘆いて土中に埋葬すると判明 - ナゾロジー
  • 現代の風俗とは違う?江戸時代の日本と中国の明にあった「遊郭」とは? - ナゾロジー

    ボトムアップで遊郭が作られた日、トップダウンで遊郭が作られた中国吉原の遊女、このように遊女たちは格子窓の部屋に並んで三味線を弾いていた / credit:wikipediaそれでは遊郭は日中国でどのように発展していったのでしょうか? 江戸時代を代表する遊郭の吉原が誕生したのは、1605年です。 それ以前の江戸の町にも遊女屋はあり、市中に遊女屋は点在していました。 というのも江戸は1590年に家康が関東支配の拠地に定めて以降、家康の指示によって急速に開発が進められていった都市です。 江戸時代初期の時点ではまだ開発が終わっておらず、それゆえ関東中から開発に従事する人を集めていました。 また関ヶ原の戦いによって没落した大名も多く、そうした大名に仕えていた武士たちの多くは仕事を失い浪人になりました。 こういった浪人たちの中には仕事を求めて江戸に向かうものも少なくなく、そのようなこともあって

    現代の風俗とは違う?江戸時代の日本と中国の明にあった「遊郭」とは? - ナゾロジー
    nagaichi
    nagaichi 2024/03/10
    兪本『紀事録箋証』巻上「太祖立富樂院於乾道橋」、林堯兪『礼部志稿』巻76「富樂院乃淫賤之處」か。
  • 中国で絶滅したオオサンショウウオが違法輸入で持ち込まれ日本に生存していた! - ナゾロジー

    外来種が持ち込まれることで在来種が脅かされる「外来種問題」は、日だけでなく世界的な問題となっています。 しかしときには、「他の国や地域に生物を持ち込む行為」が、その種を救うことに繋がることもあるようです。 最近、京都大学に所属する西川完途氏ら研究チームは、中国で絶滅したと考えられていたスライゴオオサンショウウオの一種が、日の動物園と水族館で1頭ずつ飼育されていることを発見しました。 これは過去に日へペットなどの目的で輸入された個体を、水族館が保護していたもので、非常に珍しいが外来種の持ち込みがその種の絶滅を救った事例になるという。 研究の詳細は、2024年1月31日付の科学誌『Scientific Reports』に掲載されました。

    中国で絶滅したオオサンショウウオが違法輸入で持ち込まれ日本に生存していた! - ナゾロジー
  • 古代日本・邪馬台国の不潔な生贄「持衰」とは? - ナゾロジー

    邪馬台国の時代の生贄、持衰古代船野性号、角川春樹はこれを製造して実際に航海をし、古の人々がどうやって航海していたのかを実証しようとした / credit:Amazon弥生時代の日は航海技術が未熟だったということもあり、海を渡って中国王朝に挨拶に行くのも命がけでした。 それ故邪馬台国の人々は、持衰という生贄に近い存在の役職をもうけて、航海成功の祈願をしたのです。 下記の通り、魏志倭人伝にも持衰について取り上げられています。 其行來渡海詣中國 恒使一人 不梳頭 不去蟣蝨 衣服垢汚 不肉 不近婦人 如喪人  名之爲持衰 若行者吉善 共顧其生口財物 若有疾病 遭暴害 便欲殺之 謂其持衰不謹 (倭国の人間が海を渡って中国王朝に挨拶に行くときは、使者の中の一人を髪の毛を整えず、シラミがわいても取らず、服は汚れて垢まみれになっても着替えず、肉はべず、女性を近づけず、まるで喪に服しているようにする。

    古代日本・邪馬台国の不潔な生贄「持衰」とは? - ナゾロジー
    nagaichi
    nagaichi 2024/03/03
    もともと古代中国の喪服に「斬衰」「斉衰」といったスタイルがあって(『礼記』喪服小記参照)、古代中国人から見て東方海人の海巫信仰が自身の知る服喪スタイルに似て見えたのだろうなと。
  • 0.43ミリグラムの物体が発する「重力」の測定に成功! - ナゾロジー

    どんなに小さくても引かれ合います。 オランダのライデン大学(LEI)で行われた研究により、わずか0.43mgの微粒子が発生させる重力を測定することに成功しました。 これまでアインシュタインの重力理論をもとにした研究では、星やブラックホールなど大質量のものを中心に行われており、微小な質量の重力についての検証は進んでいませんでした。 微小な重力を測定する技術が進歩すれば「量子的重ね合わせにある粒子の重力」を測定するなど、量子力学と組み合わせた興味深い重力実験が可能になるでしょう。 しかし0.43mgの微粒子は、いったいどれほどの重力を発していたのでしょうか? 研究内容の詳細は2024年2月23日に『Science Advances』にて公開されました。

    0.43ミリグラムの物体が発する「重力」の測定に成功! - ナゾロジー
  • チリ沖の深海探検で「未知の生物」を一挙に100種以上も発見! - ナゾロジー

    米シュミット海洋研究所(SOI)はこのほど、チリ沖の深海探査の末、新種の可能性が高い未知の海洋生物を一挙に100種以上も発見したと発表しました。 トゲのような細い突起が無数に生えた真紅の魚、楕円形に伸びたウニの集合体、黒いビー玉のような目が愛らしいロブスターなど、多種多様な生物が見つかっています。 深海は地球上で最も調査が進んでいない場所の一つとされていますが、今回の報告はまさに、未知の生物たちが深海にまだまだ隠れ潜んでいることを証明するものです。 Scientists Confirm Underwater Mountains Harbor Abundant Life Off Chile’s Coast https://schmidtocean.org/underwater-mountains-harbor-abundant-life/ ‘Mind-blowing’ deep sea ex

    チリ沖の深海探検で「未知の生物」を一挙に100種以上も発見! - ナゾロジー
  • 太陽光で敵船を燃やす!アルキメデスの古代兵器「死の光線」は実現可能だった?! - ナゾロジー

    古代ギリシアの天才・アルキメデス。 彼は紀元前287年頃にシチリア島のシラクサで生まれ、紀元前212年に亡くなるまでに多くの数学的発見や発明を残しました。 アルキメデスといえば、入浴中に浮力の原理を発見して「エウレカ!(わかった!)」と叫び、裸のまま外に飛び出したという逸話で有名です。 そんな彼はローマ軍との間に勃発した戦争において、シラクサの街を守るための兵器開発を頼まれていました。 その中で生み出したとされるのが「死の光線(death ray)」です。 これは巨大な鏡で太陽光を集光し、敵船に照射することで炎上させるというもの。 歴史家は長い間、「アルキメデスの死の光線は実在したのか、また実在したとして当に火炎を起こせたのか」と議論を戦わせてきました。 しかしここ数十年の研究で、死の光線は実現可能だったことが明らかになりつつあるのです。 12-Year-Old Builds Repli

    太陽光で敵船を燃やす!アルキメデスの古代兵器「死の光線」は実現可能だった?! - ナゾロジー
    nagaichi
    nagaichi 2024/02/21
    岩明均『ヘウレーカ』に出てきたアレ。
  • 火山噴火で炭化した古代ローマの「書物」を解読!研究者「当時のブログ記事かも」 - ナゾロジー

    今から約2000年前、古代ローマの町「ヘルクラネウム」は、貴重な巻物「パピルス」と共に、ヴェスヴィオ火山の噴火による高温の火砕物で埋もれてしまいまいました。 18世紀には、当時のパピルス「ヘルクラネウムの巻物(ヘルクラネウム・パピルス)」が発見されましたが、それらはいずれも炭化しており、どのような内容が書かれていたのかは知ることができませんでした。 解読研究の一環で、2023年3月にはヘルクラネウムの巻物の解読コンテスト「ヴェスヴィオ・チャレンジ」が開催されることになりました。 そして2024年2月5日、ヘルクラネウムの巻物の最初の一節をAIによって解読した3人の学生チームが2023年度大賞を受賞し、70万ドル(約1億400万円)を受け取りました。 2000年前の文書には、いったいどのような内容が書かれていたのでしょうか。 First passages of rolled-up Hercu

    火山噴火で炭化した古代ローマの「書物」を解読!研究者「当時のブログ記事かも」 - ナゾロジー
  • NASAが開発した変な形のカップが宇宙でコーヒーを飲むという問題を解決! - ナゾロジー

    「寝ぼけた目をスッキリさせてくれる朝のコーヒーや、心を落ち着かせてくれる昼後のコーヒーは欠かせない」という人は少なくないでしょう。 ちょっとしたコーヒーブレイクがあるだけで、心には余裕が生まれるものです。 そして、過酷な環境で生活する宇宙飛行士たちにも、そんな心休まる時間が必要です。 しかし、無重力下では「いつものように」コーヒーを飲むことはできません。 そこでNASAは、無重力下でもコーヒーを飲むための特殊なカップを開発しました。 NASA engineered a cup to drink coffee in zero gravity https://www.zmescience.com/future/nasa-cup-zero-gravity/ NASA: Capillary Cup https://www.rit.edu/vignellicenter/product-timeca

    NASAが開発した変な形のカップが宇宙でコーヒーを飲むという問題を解決! - ナゾロジー
    nagaichi
    nagaichi 2024/02/20
    宇宙論にもなんかあったよね。ドーナツもコーヒーカップもトポロジー的には同じとかなんとかいう……(違;
  • T細胞を再プログラムして特定の老化細胞を攻撃させ「若返る」ことに成功 - ナゾロジー

    昔から、不老不死を求める物語は人々を魅了してきました。 例えば、スペインの探検家フアン・ポンセ・デ・レオンは、若返りの泉を探し北アメリカのフロリダへ遠征しました。 また秦の始皇帝は不老不死の霊薬を求めて3000人の童男童女と技術者を含む大船団を東方に派遣しました。 しかし、当の若返りの秘密は、私たちの体内の細胞に隠されていたのです。 米国のコールドスプリングハーバー研究所 (CSHL) で行われたマウス研究によって、私たちの体内に既に存在するT細胞を再プログラムして老化細胞と戦う方法が開発されました。 この先進的な治療法は、高齢者の健康を向上させ、加齢による衰えを「逆転」させる可能性を秘めています。 さらに、若いマウスに投与した場合、加齢による衰えも防ぐ効果がありました。 私たちの体内に眠るこの驚くべき力を目覚めさせることができれば、人類は長年の夢であった永遠の若さを手に入れることができ

    T細胞を再プログラムして特定の老化細胞を攻撃させ「若返る」ことに成功 - ナゾロジー
  • 「私の赤とあなたの赤は違う色?」誰もが一度は考える疑問に色覚細胞の研究が意外な発見 - ナゾロジー

    私が見ている赤は、他人にも同じような赤として認識されているのか? 私が赤と認識しているものは、別の人にとっては青である可能性はあるのか? これらは誰もが人生で一度は考える疑問だと言われており、古代から哲学者たちの頭を悩ませてきました。 個々の人が持つ主観的な感覚体験のことを「クオリア」と呼びますが、自分のクオリアと他人のクオリアが同じであるかどうかを証明することは困難だからです。 しかし米国のジョンズ・ホプキンス大学(JHU)で行われた研究により、私たちの網膜に存在する色覚細胞がどのような仕組みで生成されるか、またどんな比率で存在するかが確かめられ、この長年の哲学的疑問の答えとなり得る結果が得られました。 研究者たちは「正常な色覚を持つ人たちの間でも、同じリンゴに対して色が少し違って見える可能性がある」と述べています。 今回はまず実験の背景を解説しつつ、次ページ以降でクオリアに関連する発見

    「私の赤とあなたの赤は違う色?」誰もが一度は考える疑問に色覚細胞の研究が意外な発見 - ナゾロジー
  • 「絶対に赦せない!」根に持つタイプの人は”復讐”を”正義”と考えやすい - ナゾロジー

    「人を赦すことができない」という人がいます。 怒りは人間の自然な感情で、それを表明することは自分の感情を認め、コントロールするうえで重要です。 しかし、怒りを長く持続させ、復讐することに「正しさ」と「喜び」を感じてしまうなら、それはちょっと問題かもしれません。 今回は、赦しについてのお話です。先行研究では、怒りや恨みの感情を乗り越えるのが難しい人は特定の性格特性を有していることがわかっています。 そして、新たに発表された研究によれば、性格特性と「赦しの欠如」との間には、「怒りの反芻」というプロセスが大きく影響しているとわかりました。 研究の詳細は、2023年12月付の『Personality and Individual Differences』誌に掲載されています。 New research identifies a psychological bridge between dark p

    「絶対に赦せない!」根に持つタイプの人は”復讐”を”正義”と考えやすい - ナゾロジー
    nagaichi
    nagaichi 2024/01/30
    むかしむかし晋の文公重耳という人がいてな。
  • 原子をナノチューブへ一列に閉じ込めた「一次元気体」の撮影に成功! - ナゾロジー

    タピオカやカエルの卵ではありません。 英国のノッティンガム大学(UoL)で行われた研究により、希ガスであるクリプトン原子(Kr)をカーボンナノチューブの内部に閉じ込めることで「一次元の気体」を作成し、その様子をリアルタイムで視覚的に捉えることに成功しました。 実際に撮影された映像では、クリプトン原子が狭いチューブ内である種の「交通渋滞」に巻き込まれており、数珠つなぎに配置されている様子が見て取れます。 研究者たちは「希ガス原子がチューブ内部で一次元ガスとして生成されている様子を撮影したのは今回の研究が世界初である」と述べています。 しかし、研究者たちはいったいどうやって希ガス原子をチューブに詰めたのでしょうか? そして一次元ガスを生成することに、いったいどんな意義があるのでしょうか? 今回はまず実験に使われたカーボンナノチューブとフラーレンについて解説しつつ、研究の興味深い点を紹介したいと

    原子をナノチューブへ一列に閉じ込めた「一次元気体」の撮影に成功! - ナゾロジー
    nagaichi
    nagaichi 2024/01/28
    で、カーボンナノチューブに何を詰めたら軌道エレベーターができるの?
  • 「赤気」と呼ばれた江戸時代のオーロラ出現に当時の人々はどんな反応をしていたのか? - ナゾロジー

    オーロラはアラスカやフィンランドなどで見ることができる現象であり、北海道でもまれに見ることができます。 しかしごくごくまれに州でも観測することができ、実際に江戸時代には日各地でオーロラが現れたさえありました。 果たして江戸時代の人々はオーロラに対してどのような反応をしたのでしょうか? 記事では1770年に日各地で観測されたオーロラに、貴族や民衆がどのような反応を示したのかについて取り上げていきます。 なおこの研究は國學院雑誌第123巻第2号に詳細が書かれています。

    「赤気」と呼ばれた江戸時代のオーロラ出現に当時の人々はどんな反応をしていたのか? - ナゾロジー
    nagaichi
    nagaichi 2024/01/18
    『清史稿』災異志二「乾隆三十五年七月二十八日,肥城有赤光自北方起,夜半漸退;長山西北見赤氣彌天,中有白氣如縷間之,四更後始散」と同じやつだな。
  • ニュートンとアインシュタインの重力理論が崩壊している連星を発見! - ナゾロジー

    どんなに優れた理論も限界があるようです。 韓国の世宗大学(SJU)で行われた研究によって、遠距離で回転している連星のように重力が弱い領域では、標準的な重力理論が崩壊していることが実証されました。 ニュートンの運動法則やアインシュタインの一般相対性理論によれば、重力の影響が弱い世界でも強い世界でも同じ方程式に従うとされています。 しかし新たな観測では、2000au(天文単位)以上離れている連星など、互いに与える重力が極めて弱い場合には、標準的な重力理論で予想されるよりも重力加速度が強くなっていることが示されました。 量子の世界では日常的な世界の物理法則が通じなくなることが知られていますが、重力でも同じように小さな数値では法則が異なってくるのでしょうか? 研究内容の詳細は2024年1月8日に『The Astrophysical Journal』にて公開されました。

    ニュートンとアインシュタインの重力理論が崩壊している連星を発見! - ナゾロジー
  • 2400年前の「世界最古の星図」を発見!現在は存在しない星の姿も… - ナゾロジー

    人類は遠い昔から夜空を見上げ、そこに並ぶ星々を見てきました。 そして星の配置を理解した人類は、そこから神話や天文学を生み出されていきます。 こうした星の観測には、星の位置をマップ化した「星図」の存在が欠かせません。では人類はいつ頃から正確な星図を持つようになったのでしょうか? イタリア国立天体物理学研究所(INAF)は、イタリア北東部トリエステにある遺跡にて29個の星の位置を正確に記した約2400年前の石板を発見したと発表しました。 これは星図として史上最古の可能性があるとのことです。 研究の詳細は、2023年11月22日付で学術誌『Astronomische Nachrichten』に掲載されています。 A 2,500-year-old celestial map carved on the surface of a circular stone found in Italy https

    2400年前の「世界最古の星図」を発見!現在は存在しない星の姿も… - ナゾロジー
    nagaichi
    nagaichi 2024/01/11
    ……まともな史料批判に耐える仮説には見えない。古代の石板でロールシャッハ・テストしたら、星図が見えました的な。
  • オーパーツの正体!「クリスタル・スカル」に隠された真実とは? - ナゾロジー

    クリスタル・スカルの歴史オーパーツは古代の遺跡などから発見された工芸品が、その発掘年代の技術で作れるはずがないと判断された場合に主張されるものです。 例えば、古代人が恐竜の土偶や彫刻を作っていた場合、知りうるはずのない知識が記録された遺物としてオーパーツと呼ばれます。 クリスタル・スカルは3000年以上昔の文明によって作られたと主張されていながら、これを当時可能だったと考えられる研磨技術で作ろうとすると数百年近い時間がかかることから制作は不可能だったと結論されています。 また現代の加工技術を使って作られた痕跡は無く、遺跡から発掘されているため捏造の可能性も低いと主張されています。 こうして聞くと確かにクリスタル・スカルはオーパーツと呼ぶべき不思議な工芸品に思えますが、多くの場合、不思議な問題とは情報が矛盾していることで起こります。 つまりロマンに浸らず、誤った主張を洗い出せばオーパーツは科

    オーパーツの正体!「クリスタル・スカル」に隠された真実とは? - ナゾロジー