2007年5月29日、ケルン(Cologne)市のエーレンフェルト(Ehrenfeld)地区で開かれた、新しいモスク建設問題の公開討議に参加するメンバー。(c)AFP/DDP/HENNING KAISER 【8月6日 AFP】ドイツ西部の都市ケルン(Cologne)に欧州最大のモスク(イスラム礼拝所)を建設する計画が持ち上がり、キリスト教関係者と極右の一部から「イスラム系住民がその強大さを誇示するためのもの」と強い反対の声が上がっている。 かつては「北のローマ」と呼ばれたケルンには、巨大なキリスト教の大聖堂がある。 問題のモスクは、市内のエーレンフェルト(Ehrenfeld)地区に建設される予定。2000人の信者を収容できる大規模なもので、高さ55メートルの2本のミナレット(尖塔)と、34.5メートルのガラスでできた丸天井が設けられるという。建設費は個人からの寄付金、および金融機関からの融