「真田丸」を1年間駆け抜けた、堺雅人さん演じる真田信繁。「幸村」ではなく、史実上の名前の「信繁」が一気に広まった=NHK提供 この1年間、好調を続けてきたNHK大河ドラマ「真田丸」がいよいよ18日に幕を閉じる。初めて大河ドラマの時代考証を務めた国文学研究資料館特定研究員の丸島和洋さん(39)は、従来説を覆す最新の研究結果を反映させてドラマにリアリティーを持たせ、毎週日曜の放送後には自らツイッターでドラマの世界観を視聴者に解説してきた。「真田丸」とともに歩んだ1年間を3回に分けて振り返ってもらった。1回目は、時代考証の作業を通じて触れた三谷幸喜さん作の物語について聞いた。【錦織祐一/デジタル報道センター】
「伏線」。もともとは劇作における専門用語だ。先にフリがあり、後になってから、観客が「ああ、あの時の××はそういうことだったのか」と気づく手法。伏線を使うと、物語に深みが出る。 浦島太郎は、開けてはいけないと言われた玉手箱をなぜ開けてしまったのか。その行動に説得力を持たせるために、僕ならこんな伏線… こちらは 有料記事 です。無料登録すると1日1本記事をお読みいただけます。 こちらは 有料記事 です。無料登録すると1日1本記事をお読みいただけます。 こちらは 有料記事 です。無料登録すると1日1本記事をお読みいただけます。 こちらは 有料記事 です。無料登録すると1日1本記事をお読みいただけます。
2日に放送されたNHK大河ドラマ「真田丸」(日曜後8・00)で、真田信繁(堺雅人)が「真田紐(ひも)」を考案し、商売を始めるというエピソードを紹介。真田紐の検索が急増し、放送終了直後には製造、販売最大手の「織元すみや 墨屋」のサーバーが落ちるなど「真田丸」効果が波及した。 【写真】「真田丸」で最期を迎える真田昌幸(草刈正雄)(右は真田信繁=堺雅人) 真田紐の製造、販売で市場占有率85%(同社調べ)を誇る「織元すみや 墨屋」は、グーグル検索で2番手(真田紐販売サイトでは1番手)に来ることから、2日夜にアクセスが殺到。同社が大手通販サイト「アマゾン」で販売している商品は完売したという。 真田紐は主に茶道具の桐箱の紐や美術工芸品を収める木箱に使われているが、近年は売上が激減。それでも「真田丸」の放送が決まった昨年から、売り上げは回復基調にあるという。同社の担当者は「真田紐はもともと強い紐とし
● 大好評の『真田丸』に見る 戦国武将たちの意思決定能力 本連載「黒い心理学」では、ビジネスパーソンを蝕む「心のダークサイド」がいかにブラックな職場をつくり上げていくか、心理学の研究をベースに解説している。 【詳細画像または表】 大河ドラマ『真田丸』が好評だという。筆者もマレーシア在住ながら、ケーブルテレビで毎週観ている。毎週観たいと楽しみに感じる大河ドラマも久しぶりだ。 そして、その内容は心理学者として、またビジネス研究に関わるものとして、大変に興味深くもある。それは当時、目まぐるしく状況が変わり先が読めないという高い「不確実性」の中、戦国武将たちがいかに意思決定を行ったかを丹念に(もちろんドラマティックに)描いているからだ。 さらに、ビジネスの観点から見ると、戦国武将という「上司」が、いかに部下である家臣たちと関わりつつ意思決定をするかという点が面白い。 歴史の経緯を知ってい
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