ミズーリ州南部にある小さな街パルマで、初のアフリカ系アメリカ人の女性市長が選ばれた。しかし当選後、警察官のほとんどと数人の市職員が辞職した、と地元のテレビ局「KFVS」が報じている。
アメリカ・サウスカロライナ州の白人警察官が、黒人男性を射殺した疑いで4月7日、逮捕された。通行人が撮影した動画が決め手になった。武器を持たずに逃げるウォルター・スコットさん(50)をマイケル・スレーガー容疑者(33)が8度に渡って発砲。スコットさんは死亡した。 スコットさんの車のテールランプが壊れていたことをきっかけに、小競り合いが始まったと見られている。スレーガー容疑者は発砲した理由について、スコットさんがテーザー銃を奪ったため、と説明した。しかし、動画には倒れたスコットさんの手の付近にテーザー銃を投げ落とすスレーガー容疑者の姿が捉えられている。
どこの軍隊? 黒人青年射殺に抗議するデモ隊と対峙する機動隊 Mario Anzuoni-Reuters 今月上旬、ミズーリ州ファーガソンで警察官が丸腰の黒人青年マイケル・ブラウン(18)を口論の末に射殺した。そこから全世界に配信された写真で最も印象的なのは、射殺に対する抗議デモでも暴動でもなく、市民と対峙した警官隊の姿だ。 防弾チョッキにヘルメット、迷彩服に身を包み、拳銃やショットガン、自動小銃などで武装している。デモ隊に警棒を振り回し、ライフル銃を突き付ける。完全武装の機動隊が最新鋭の軍用装甲車を背に立ちはだかり、デモ隊や報道陣に催涙ガスを放っている様子も写真に捉えられている。 ファーガソンは戦場ではないし、アメリカで警察が軍用装甲車を必要とする場面は想像し難い。1件の略奪騒ぎを除けば、警察は何の危険にも直面していない。なのに市民を保護対象としてではなく、占領民のように扱っている。 家宅
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