【2023/12/20】【更新】まとめ作成時のツイートの取得や投稿にエラーが表示される場合がありましたが、現在復旧しており正常にご利用いただけます。ご迷惑おかけいたしました。
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呼びかけられれば、行きたいと思う。 呼びかけに応じられなかったら、罪悪感を感じる。 行けない理由にさまざまなものがある。 それが物理的なものだったら、助かる。 でも、そうじゃなかったら? そのひとつに、女性差別がある。 以下のツイートに共感した。 あのさぁ、女性差別だって「差別」なんだよ。人種差別や民族差別とかと同じ。その集団内で差別があったら、差別された人が出て行くのは、当たり前でしょ。特定の人種や民族ばかりが料理や皿洗いをさせられる状況だったら、それをさせられた人種や民族の人が出て行くのは、当たり前でしょ。 #運動の華— 宇野ゆうか (@YuhkaUno) 2015, 7月 22 それを、「あいつは出て行ったんだから、社会改革についてそれほど重要だと思ってなかったんだろ」みたいに言うのは、その人が、差別についてそれほど重要だと思っていないことの証明でしかないよ。差別される側にとっては、
こんにちは、みなさま。四年ぶりの『バックラッシュ!』キャンペーンブログ更新です。今回は、新著『社会運動の戸惑い:フェミニズムの「失われた時代」と草の根保守運動』(山口智美・斉藤正美・荻上チキ共著、ハッシュタグ#tomadoi)の発売を記念して行われた座談会を、前後編でお送りします。 ********** 荻上チキ この度、無事、『社会運動の戸惑い』が発売されることになりまして、その発売直前に、共著者の山口さん、斉藤さんと、「バックラッシュ!発売キャンペーンブログ」などでお馴染みの小山エミさんにお集まりいただきました。 斉藤正美 おなじみのみなさまw 小山エミ おなじみすぎる。 山口智美 なつかしのキャンペーンブログ復活! 荻上 2005年〜2006年頃、ネット上でちょっとした祭り状態になっていたのがウソのように、「ジェンダーフリー」「バックラッシュ」という言葉がすっかり死語になっております
最近このブログ及び別ブログにおいて行ってきた一連の「弱者男性論」関連の議論でわたしが Masao さんという人に向けて書いた「あなたに戦略上のアドバイスをもらうほどフェミニズムは落ちぶれていないでしょう」という言葉がいろいろ解釈されて別のところで反発とともに(脱文脈的に)言及されたり、また一定の理解を示しつつも難点を挙げられたりしているので、ちょっとだけ解説してみたい。 まずはわたしのコメントについて言った側の論理と言われる側の論理を丁寧に見ている cyclolith さん(でよろしいのでしょうか?)のコメントを引用する。 一通り眺めての印象は、「ああ、Masaoさんがgarçons接客に遭ってる」だった。Garçons接客と云うのは、ファッションに疎そうな格好でcomme des garçonsと云うブランドの店に行った所、店員に嘲笑され(追い返され)たと云う話から考えた言葉である。金を
最近炎上していたこのまとめがとにかくひどい。 「クソフェミ「まずは本を読め!」俺ら「どの本を?」のテンプレに答える本当にフェミニズムが学べる5冊の本」 とりあえずこのまとめのひどさはいくつもあるのだが、 ・タイトルに「クソフェミ」というのが入っている時点で、フェミニズムを侮蔑する気が全身から汗のようににじみ出ている。真面目に謙虚さと疑いを持って学ぶ気はないようだ。 ・そもそもフェミニストが「まずは本を読め」というのをテンプレ的に言ってくるという状況があまり想像できないが、それはともかくとして他の専門分野で妙なことを言うと「本を読んでから言え」と言われるのは当たり前なのに(宇宙、地震や火山、医学、歴史など)なぜフェミニズムだけこんなにウザがられているのか理解できないし、また関心があるという人に本をすすめるのは別に普通である。 ・フェミニズムについて知りたいくせにいきなりロールズやセンをすすめ
そんなわけで、既に今年になって二本もエントリをアップしているので(そしてその時点で昨年の更新数を抜きました。ブログというより完全に跡地です)、今更ではございますが、みなさま新年おめでとうございます。 新しい年をぱっと華やかに滑り出し、本年もへたれ机上フェミとして明るく楽しく生き延びて行きたいものだという夢と希望をこめまして、新春のイチオシフェミイベントであると前評判しきりの爆笑トークを鑑賞してまいりました。 新春爆笑トーク 上野千鶴子vs澁谷知美「男(の子)に生きる道はあるか?」 結論から書いてしまうと、本当にもう、フェミにとって笑いは大切よね、わたくしたち笑わなくてはいけないわよね、笑いってこういう時に否応なくこみあげてくるものよね、という、いわばフェミ的笑いの原点、シクスー的な「メデューサの笑い」の原点へといざなわれる、そういう経験でございました。 死から抜け出すには、はじけるような笑
「フェミニズムと弱者男性の対立」という話題が盛り上がっています。この議論において、“弱者男性”に対して「社会福祉に訴えるべきであってフェミニズムを敵視する意味が分からない」という意見が出ていますが、私は、「社会福祉があるからこそ弱者男性とフェミニズムが衝突するのだ」ということ、厳密に言えば「自分も高年収になって夫にはさらに高年収を求め、それでいて累進課税には反対するパワーカップル志向者」vs「子どもの教育機会均等を求める反格差派&責任を負うことを辞さない真の男女平等を目指す女性」の対立構図ということを指摘し、この議論に一定の理解を示します。 話の大前提 この話の大前提になるのは、「女性は自分より年収の高い男性としか結婚したがらない」という現在の風潮です。これは結婚に対する意識調査で性格・容姿の重要度が男女共通であるのに対して女性のみ経済力や学歴を求めるとする調査1、実際の女性の婚姻の双方で
一連の「弱者男性」議論と関連した下の匿名ダイアリーを読んでいて、ある既視感に遭遇した。 フェミニズムは、「女性の地位向上」ではなく「ジェンダーの不平等を解消するための運動」(ジェンダーフリー)だと私は理解しているんだけど、その観点から考えれば、女性のジェンダー不平等だけではなく、男性のジェンダー不平等も解消する義務がフェミニズムにはあると思う。少なくとも、理念上無視していい話ではない。 半世紀ほど前までの社会では、男性優位が圧倒的だったから、女性の地位向上だけを訴えていればよかったのだろうけれど、現代社会では女性が男性よりも優位に立っている場面も多くあると思う。それが最も顕著に現れているのが「性愛」の場であり、それゆえ弱者男性論は「非モテ」論と相性がいい。 フェミニズムはジェンダーフリー、男女平等を志向する運動であり、恋愛の場では女性が優位だという論法、これには色々と思うところがある。 「
「非モテ」と言うより「ミソジニー」の問題のような - NC-15 お前ら今日からミソジニーって言葉使うの禁止な - AnonymousDiary 「ミソジニー」は女性嫌悪、女性蔑視の意。男性→女性だけでなく、女性→女性もある。男性嫌悪は「ミサンドリー」(Wikipediaの解説)。 検索していたら、約一年前のこんな記事を見つけた。 マスメディアでの男性批判が、男性を女性嫌悪に走らせる - ARTIFACT@ハテナ系 ミソジニーで思い出したのが、内田樹の『エイリアン3』の分析だ。 エイリアン3 [DVD] シガニー・ウィーバーAmazonエイリアンシリーズの中で興行的に失敗だったとされる3は、ヒロインのリプリーが「常習的・遺伝的な性犯罪者」のみが収監されている囚人星に漂着し(2で助けた子供と仲間は死亡)、そこで囚人達の強烈な反発、憎悪、セクハラに晒され、最終的には彼らと共にエイリアンと闘うと
(*ここでいう「フェミニスト」とは具体的にはid:font-da、id:kutabirehatekoを想定しています。「勝手にそいつらと混ぜるな」というフェミニストの方がいましたら、すいません。上記に読みかえてください。) なかなか、今回は興味深かった。この戦い、どちらが勝ったという訳でもないが、より「負けた」のは「フェミニスト」の側だろう。(と個人的に勝手に判断する。)「弱者男性」は、「やはり『弱者男性』は『キモい』」というのが再確認されただけだった。しかし、彼らは自分自身が「キモい」ということをとっくに自覚しているので、今更再確認されたからとって別にこれ以上印象が悪化する訳でもない。悪化している印象がそのまま動かないだけだ。 つまり、「失う物がない者は、失う物がない」という当たり前のトートロジーが再確認されただけだ。既に負け切っている者は、これ以上負けようがない。 一方、興味深かったの
割と勢いで書き始めたのであまり期待できない。 僕の橋下徹氏の評価をパラメーター風に言うと「芸能10政治0」になりますね。 氏の政治スタイルが「既得権益持ってる人を名指しして殴る」というショーの形式をとっていることは論を待たないと思うんですけど、これは既存の枠組みを破壊する目的には大変効果的でありまして、効果的すぎて、実際いろいろなものがメタメタに破壊されたのですが、その破壊したことによる政治的効果というとさっぱりわからないです。たぶんないかと思います。 橋下治世の不幸は、得意分野である芸能的な政治ショーに明け暮れたため、「ほんで次はどんな実務で社会をまわしていくんですか?」というところで全然何も行われなかったことにあると思います。利害関係を調整しながらルールをつくっていくという取り組みはこの7年間全く行われませんでした。それでもショーの力があればそれなりにおひねりがもらえるのが世の無常でご
弱者男性話を、font-daさんがまとめているけれど http://d.hatena.ne.jp/font-da/20150526/1432612495 「弱者男性」の不満は「自分がケアを分担できないこと」ではなく、「ケア役割」の女性が自分に配分されないことのように見える。それも、上で想定されているような生活上のケアだけではなく、金銭的な援助も含む。それも無賃で親密性の中で与えられたいというのだ。 この「女性」、「ケア役割」を無賃でこなしながら「金」も持って来てくれる女性って、まさしく「『古き良き時代』の『嫁』だよなあ」と思った。 「弱者男性」の中には、実際にそういう「嫁」が多数存在した時代を知っていて、そういう要求をしているのも居そう。 実際に母親や周囲の年配の女性がそういう女性である、と言う環境で育った人も居るだろうと思う。 彼ら(だけじゃないけど、ネットの「若者」は)は大抵老人も嫌い
セックスワーク=貧困!? メディアがセックスワークと貧困の関係をぞくぞくと取り上げている。しかし、その関係性を強調するあまり、別の弊害は出ていないだろうか。今までのセックスワーク論をアップデートするために必要な視点を語り合う。(構成/山本菜々子) 荻上 いま、新たな売春形態やJKビジネスなどにフォーカスをあてる形で、セックスワークが貧困のひとつの受け皿になっている語りが出てきています。ぼくも個人売春に焦点を当てて、貧困とセックスワークの関係について書いています。 こうした語りに対し、セックスワーク全般のスティグマ化につながるのではないかとして、要さんは懸念を表明しており、僕のリサーチについてもご批判をいただいたりしています。そこで今回は、SWASHの要さん、研究者の青山さんに、いま改めてセックスワーカーを日本で議論するため、どのような注意が必要なのか伺っていければと思っています。 まずは前
女性が活躍する会社として知られる大和証券に、また1人女性役員が誕生した。広報部長の白川香名さん(48)だ。同社として6人目の女性役員だが、白川さんの場合、これまでとちょっと違う。子育てをしながら役員になった初のケースだ。同社の鈴木茂晴会長は「これで女性活躍のステージがまた1つ上がった」と語る。 大和証券、執行役員の白川香名さん 白川さんが大和に入ったのは、日本がバブル経済に踊っていた1989年。同期入社の総合職470人中、唯一の女性だった。証券業界を選んだ理由は「日本経済そのものに関わる、ダイナミックな仕事だと思ったから」。そんな白川さんの職業意識は母親から受け継いだものだ。白川さんの母は70歳まで外資系企業の第一線で働いていた。物心ついた頃から、母は家にいない人、外で颯爽と働く人だった。姉1人弟2人の4人きょうだいにとって、それはごく自然なことで、姉も弁護士をしながら3人の子どもを育てて
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