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ブラックブロガーと映画に関するDelete_Allのブックマーク (11)

  • 「余命」を観ながら難病モノについて考えていたです - ACID TANK

    「難病映画」ってジャンルがあるか知らないけど、割とバカにされがちな気がする。当にそうかなあと思います。「恋空」や「赤い糸」のようなケータイ小説映画みたいにDV同然に束縛してくる彼氏にちゃんと向き合う前に彼氏が都合よく事故死したり病死したりするお話は文字通りご都合主義だなあと感じるわけです。でも誰だって病気になって誰だっていつかは死ぬわけだし、そこを描くことそれ自体は普遍的なテーマで考えても考えても考えたりない。恋愛映画を「安易」とは言わないように。で、「余命」なんですが、きっちりそういうテーマに向かい合おうとしていて、それ自体は批判されるべきことじゃないと思います。色メガネはいらないというか。ただドラマとしてみると欠点がいくつもあって、38歳で妊娠したもののガンが再発し根治不能と知る松雪泰子は、超映画批評の人が書いてるみたいに重大な決断をするのがテーマなんではなく、すぐに「延命治療をせず

  • ローリング・ストーンズの努力とマジックのグルーヴ「シャイン・ア・ライト」 - ACID TANK

    ↓予告映像新宿武蔵野館にて鑑賞。スクリーンは小さく不安だったけど、会話声さえ音が割れそうな爆音で上映してくれて満足した。ただ客層。高橋ジョージみたいなダサいオヤジと疲れたサラリーマンたちが、しゃべるわ、イス蹴るわ、立ち歩くわ、携帯いじるわ、わざとらしく咳きするわ、で大変イライラした。 内容は、ほとんどライブ映像だが、冒頭と最後にドキュメンタリー、曲間に貴重な(?)過去フィルムが流れる構成。このドキュメンタリー部分がわざとらしすぎてすごい。ライブ後にカメラが舞台裏から、劇場を出て空に登っていって終わるのだが、これはもちろん合成のはずなので、ストーンズが退場する様子を人出演で撮りなおしてるのだろうか(よくわかんないが)。これはさすがに普通に見たら気分が醒めそうですらある。もしかして流行のフェイクドキュメンタリーをバカにしてるのか?とか「その虚構性がストーンズだ!」というメッセージなのかとかい

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    Delete_All 2008/12/19
    ストーンズってすごく真面目なバンドって印象。これ観たいなあ。そういや僕90年の初来日ドーム行ったんだよね
  • 「私は貝になりたい」をものすごく素直な心で観ました。 - ACID TANK

    それまでシーンを根底から覆すような大きな価値観の揺さぶり。名作といわれる映画にはそんなシーンが登場しますが、この映画にもそれはあった!中居君が収監される巣鴨プリズンの部屋に先にいるのが草なぎ君なんですよ。で「まず差し出された手を中居君が見て、顔を上げると草なぎ君だった!」というシーンを中居君視点で見せられるんだけど、普通に出てくりゃいいのにわざわざ「This is 草なぎ!」みたいな演出するから、それまでは中居君も好演でけっこうマジメに観てたんだけど、一気に「どーでもいいわ」という気分になった。草なぎ君の存在感は格別です。あの顔出てきただけで「なめてんのか、こいつ…」という気分になる英傑。観る予定の人はネタバレの逆で知っておいた方がダメージが少ないと思うので書きました。それと仲間由紀恵さんて不思議な女優だよなと思いました。僕は彼女で性的にはさほど興奮しないのですが、駅とか行ったら彼女のポス

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    Delete_All 2008/12/08
    えー!スマスマじゃん!>「顔を上げると草なぎ君」/仲間さんはオッパイが小さいから駄目なんだと思うYO!ラブ&ポップでエロ高校生演じてたけどまったくエロくなかった…(水着姿まで披露してるのに!)
  • 北乃きい主演&大沢たかお初プロデュース作品「ラブファイト」を成り行きで観たのです。 - ACID TANK

    まず言っとくと「どーなの、それ?」と思うところもありまくるんだけど(そこは小室KEIKO日和さんを参考してほしいっす)「僕の彼女はサイボーグ」みたいにどんなに綾瀬はるかがかわいくても巨乳でも「この話は倫理的に許せんわ!」というシロモノでは(かろうじて)なかったので、面白く観れました。爆笑、嗚咽、阿鼻叫喚…映画のすべてがつまってたね!! ただ映画人としては、大沢たかおa.k.a.O-TKOは許せんよ!だって「プロデューサー」だろ!?初プロデュース作品だろ!?自分で作った映画だろ!?それなのに、社会制度上における婚姻関係的な意味でニコラス・ケイジを狙ってんのか!?!?!というようなシーンがあるんですよ!幼女のパンチラをバックにタイトルが出たりとか、このHENTA…と言いかけて僕が罵倒を止めるのは、僕が40代になっても10代の女の子にときめいたら、それはステキなことだと思うからです。夢をありがと

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    Delete_All 2008/12/02
    ハイティーンガールのパンチラが拝めるなんて!…僕らはTKOに感謝しなければいけない…。
  • 過去を捨てても過去はいつまでも追ってくる…てなわけで「BOY A」を観ました - ACID TANK

    まず、言いたいけどシネアミューズ寒いよ!冷気が吹いてたぞ。冷房入れてんの?11月だぜまったく…。あと、この手の文芸映画(的に扱われてる作品)を観にいくと、決まってオダジョー気取りのイケメンのオシャレ野郎とかが美人の彼女づれで来てたりするよな!お前なんかシアターNだと一回も見たことねーよ(別にいいんだけど…)。で、単館系の映画館行くと予告もおとなしい感じで爆発とかないから、寝てしまうんですよ、誰が?僕が(ノリツッコミも欠かさないのがブロガーとしての心意気)。だから、うとうとしながら相当ローテンションで観始めたんだけど、この映画はすごく面白かったです。 主役の男の子(演じるアンドリュー・ガーフィールド君どっかで見たなと思ってたら「大いなる陰謀」でロバート・レッドフォードと論争してた学生だった)が、「少年A」というタイトルが示すとおり、新しい名前を名乗ろうとしてるシーンからはじまります。だから、

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    Delete_All 2008/11/29
    劇場にいたイケメン&彼女へのムカムカが熱いステキ文章!予告編に爆発とパイオツがないと僕も寝てしまうYO!
  • 「ハロウィン」を観ました。 - ACID TANK

  • 「アキレスと亀」を観ました。 - ACID TANK

    「TAKASHIS'」が個人的にぜんぜんだったので、「監督・ばんざい!」も劇場で見なかったのですが(DVDで見たら面白かった…前半は)、今作は評判がいいようなので、公開から一ヶ月くらい経ったし、終わる前に行くかということで観てきました。すると、これはすごく楽しめました。ですので、今さら感ありますが、書いておきます。 あえて先にネガティブなこと書いておくとタイトルになっている「アキレスと亀」というモチーフ。これはよくわからなかった。そもそもアキレスが亀に追いつけないという話も追いつくまでの時間を細かく見ていったらそりゃ追いつけないだろうよ、てな感じでなにがパラドックスなのか意味わかんないし。で、芸術家のたけしが亀でそれを支えるの樋口可南子がアキレスならば、が夫を理解できないという葛藤がメインテーマになるべきだと思うんですが、その辺は最後にちょろっとあるだけ。ほとんどの場面で、は社会的落

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    Delete_All 2008/10/26
    すごくしっかりしたレビューだZE!/たけし映画っていつの間にかDVD待ちになってる…なんでだろう?
  • 「アイアンマン」から見るアメリカの正義 - ACID TANK

    「アイアンマン」をちょっと前に観ていました。「アイアンマンとにかくかっこいい。すげえ!」という男子目線で最高に興奮したのですが、ブログに書くようなことでもないかな…上の写真見てもわかるように飛ぶときの姿勢がかわいいとか細部まで言及するとほんとに拳を突き上げたくなるようなディティールがいっぱいあるのですが、それを羅列することもできるけど…という煮え切らない気持ちでいました。(これだけは言いたいけど、テレンス・ハワードのセリフ「Next time,baby!」は爆笑した)当ブログらしく女性ラブ目線で言うと、ロバート・ダウニー・Jr演じる主人公は女をポイポイやっちゃう金持ちのちょいワルオヤジ(なんて最低な言葉なんだ!)なんですが、秘書のグウィネス・パルトロー(個人的にはかなり好き)とは、お互いのことを大事に思いながらも一線を越えないことによって、仕事上の主従関係とお互いの信頼関係とを保っている…

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    Delete_All 2008/10/14
    エクセレント。素晴らしいエントリーだ…。
  • 「最後の初恋」を観たっす。 - ACID TANK

    タイトルしか知らずに見に行ったんだけど、だって気になるじゃないですか「最後の初恋」って。え?どういうロジック?って。フェリーニの「8 1/2」みたいなシュールな作品なのかなあ*1。もしくは、転生を繰り返して不毛な生を生き続ける「火の鳥」みたいな作品かなあ、ロボコップが出てきたらどうしよう(どうもしない)。とかいろいろ妄想してたら中年が避暑地みたいなところで恋愛する映画でした。小泉元総理が出てきて、「ええ!?」ってびっくりしたら、リチャード・ギアでした。目が似てるよね…(無理がありすぎるギャグ)。原題は「night in rodanthe」=「ローダンテ(←地名)の夜」ってことでして、「最後の初恋」って何の意味もなかったです。よくわかんないけど、映画を配給したりする会社で「タイトルは『最後の初恋』にしましょう」「最高!」「意義なし!」っていう会議があったりしたのかなあ。誰も「あの、水を差すよ

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    Delete_All 2008/10/05
    映画本体よりタイトルに重きを置いた斬新なレビュー。確かに意味わかんないYO…。清い心の黒人ブロガーって誰のことだろう…。
  • なんで韓国映画面白いんだろうと思いながら「ハピネス」を観ました。 - ACID TANK

    9/27からシネマートで韓流シネマ・フェスティバル2008ラブ&ヒューマンてのをやるらしく、試写で「ハピネス」という作品を予備知識ゼロで観ました。これがすごーく面白かった。で、なんで面白いのかってのを考えさせられました。メロドラマだし難病ものでもあるし、ベタな作品なんだけど、泣けるんですよ。というか何でシネコンでやってるような邦画は、(もちろん全部じゃないけど)つまらないんだろうって考えさせられた。それは、なんでかというと、岸辺露伴先生も蜘蛛を舐めながら言ってるけど、リアリティがあるかどうかだと思うんですよ。例えば僕は「スパイダーマン」シリーズが好きなんだけど、それはリアリティがあるからなんです。というと、「人間が糸出したりしてリアリティなんかどこにあるんだよ」という人がいるけど、そこはファンタジーだからオッケーなんですよ。「仮に糸が手からピューと出るようになったとして」そこで人間がどうは

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    Delete_All 2008/09/23
    首チョンパや血ドバーっは全然OKだけど、悲恋ものの「やめてー」耐性はゼロなんだよね僕。スパイダーマンのくだりは共感。
  • 「デトロイト・メタル・シティ」をかなりマジメに観たっす。 - ACID TANK

    「デトロイト・メタル・シティ」鑑賞。ちなみに僕は原作マンガを、ほぼ毎週立ち読みしているくらいには好き。僕はこの映画化を楽しみにしていた反面、不安視もしていた。DMCはギャグ版「ジキルとハイド」であり、ジキルに相当するのが、渋谷系オシャレサブカル。ハイドが、デスメタル。とする対立構造が軸になっている。ここで肝心なのが、原作者は、この二つのカルチャーそれぞれに距離感を持っているということ。そして、その距離感は質的にまったく別物だ。渋谷系には「キモい」アングラデスメタルには「よくわからない」という距離感。つまり、あくまで、デスメタルの描かれ方は渋谷系オシャレ嗜好と対比させるための主人公の裏の顔でしかなく、渋谷系についてはフリッパーズがどうの、カヒミ・カリィがどうの、と細かい記述がよく描かれるが、メタルはというと、「ヘッドバンキング」「悪魔崇拝」などと類型的で表層的なものでしかない。DMCは、お

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    Delete_All 2008/09/03
    今日の黒人ブロガー・アシタカは本気だZE!観にいきたくなったYO!
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