週報 2024/04/28 川はただ流れている 4/20(土) 初期値依存性 さいきん土曜日は寝てばかり。平日で何か消耗しているらしい。やったことと言えば庭いじりと読書くらい。 ベランダの大改造をした。 サンドイッチ 一年前に引っ越してからこんな配置だったのだけど、さいきん鉢を増やしたら洗濯担当大臣の妻氏…
今回はお知らせです。文学フリマ(平成22年12月5日(日)/大田区産業プラザPiO)にはてな発文芸同人『UMA-SHIKA』(id:uma_shika)の一員としてひっそり参加しています(文学フリマの詳細はこちら http://bunfree.net/)。「UMA-SHIKA」のブースは『I−07』。僕は、先輩につれられていった某地方都市風俗店で入れ歯おばはん(自称30歳)にサービスされそうになったという苦い想い出をもとに、「老人の性」「DV」「森光子」をテーマにした短篇小説「理由」で参加しています。ブログでの自意識過剰な文体を捨て、笑いを捨て、ついでに頁数まで捨て、いったい誰が書いたのか、僕が書く必要があったのかわからなくなってしまった没個性小説です。大作の並ぶラインナップのなかでいくぶん、いや、かなり小ぶりなブツですが10分くらいでさっと読んで楽しんでくれたら嬉しい。今回発表する第四号
まずは、この歌をお聴きください。 The Chimpest/Megalo Jacuzzi Riot! 今回も、文学フリマ(http://bunfree.net/)に参加することになりました。 前回にひきつづき、「UMA-SHIKA」という雑誌で小説を載せてもらっています。 タイトルは「絶滅と初恋」 先ほどお聴きいただいた歌と同質の想像力を、反対方向に向けて全力でドライヴさせた小説です。 今回のUMA-SHIKA、ほんとうに面白いものに仕上がっていますので、ぜひご覧になってください! 『UMA-SHIKA』第4号目次 《小説》キリストノミコト ココロ社(id:kokorosha) 《往復書簡》権威のない世界文学評議会 紺野正武(id:Geheimagent) 石間異路(id:idiotape2) 《小説》絶滅と初恋 ヨグ原ヨグ太郎(id:yoghurt) 《小説》ブラックボックス ムラシット
もはや21世紀に入ってからだいぶ経過してるわけで「今って21世紀なんだよ」と言われたとしても「それが何か? 当たり前だろ」なんて誰も驚かなくなっている昨今、《21世紀》という言葉を心の顕微鏡でジッと見てみれば、過ぎし日の20世紀に思い描いていた21世紀はとびっきりの未来だったはずなのに現実は俺の認識力がコンピューターと直接に接続されたりしているわけでもなく、俺のペニスが機械に置き換わっているわけでもない……このような現実にがっかりしてしまうのは、俺のサイバーパンクな未来予想図を構築しているモノに、俺が小学生の頃、日曜洋画劇場でしきりに予告していた『JM』の映像があるからだろう、それは『マトリックス』よりも『ブレードランナー』よりも『攻殻機動隊』よりも先駆けて未来的リアリティをもつ映像だったのだが、映画自体はつまらなかった記憶しかない、しかしながら、今現在調べたところによればあの映画において
今日も宣伝です。宣伝エントリしか書かなくなったブログはもう先が長くないという話があります。つまりここがブログであったならば先は長くない。しかしここはブログではなくあくまで日記なのだ。だから先は長い。安心ですね……ということで心置きなく宣伝をはじめます。タイトルの通り、12月5日に京急蒲田駅からほど近い大田区産業プラザPiOで開催される文学フリマについてです。 文学フリマに行く人へ おお!あなたは文学フリマに行かれるのですね。奇遇ですね。僕も行くんですよ。そして僕の寄稿させていただいた同人誌がいくつか出展されたりもしちゃうんですよ。そんなわけで以下の3サークルにひとつずつ小説の載せていただいております。 R-07: PLAYBOX PROJECT "HARVEST vol. 1" 『次の朝を待つまでの間、寝心地の悪いベッドの上で脚を何度も動かしながら有り得たはずの思い出を遡る彼は、さほど大き
言葉にできない気持ちや、言い表せない感情なんてない、なぜなら気持ちや感情は言葉から成り立っているものだから。これまでそう思ってきたし、いまでもそう思っているけれど、うまれてからもうすぐ三ヵ月になる娘をみていると、まだ言葉を覚えていないのに笑ったり怒ったり、いろいろな顔をしていて、それはみつめているこちら側が勝手に自分たちの気持ちや感情にあてはめているだけかもしれないけれど、言葉の前に気持ちや感情があるのかもしれないとも思えてくる。 小説を読まなければ小説は書けない、そう信じてきたし、いまでもそう信じているけれど、読んだ小説の一節一節だけが小説を書かせてくるわけではないのかもしれないと思うようにもなった。今回掲載して頂いた「新世界の銀行員たち」という小説のことを考え始めたのは、社会人になったばかりの頃だった。それから何年も過ぎてようやくこうしてはじまりと終わりをもったひとつの小説になった。そ
半年くらい更新をサボってしまいましたが*1、告知の時間です! ついでにちょこっと近況報告もいたします。 『UMA-SHIKA』第4号 紺野正武さん(id:Geheimagent) 主催の『UMA-SHIKA』という創作文芸誌に、「孤児たちの支え」という50〜60枚くらいのSF短編を書かせていただきました。イヨッ、敏腕編集長!!! 20年先の近未来を舞台に、性愛・芸術・テクノロジーの混沌と入り乱れた夜幕(よるばく)という演劇界を構想しています。会いに行けるアイドル・AKB48を凌駕する、買いに行けるアイドル! そんな女優たちの一人を本気で愛してしまった、愚かな小説家の物語。12月5日(日)に開催される文学フリマ(I-07)で頒布される予定ですので、どうぞよろしくお願いします。 ・12/5(日)文学フリマにて、『UMA-SHIKA』第4号を発表します!(UMA-SHIKA公式ブログ) ・紺野さ
art | 12月5日文学フリマにて発売になります、文芸同人『UMA-SHIKA』第4号の表紙を描かせて頂きました。今年話題になった国といえばもうお分かりでしょう、チチチ!レレレ!ビバチレ!のあの国です。受難、そしてすばらしい奇跡、でしたねえ。鉱業相のゴルボルネさんがまたかっこよくてねえ…。えーとチリの独立の父ベルナルド・オイギンスさんを描きました。調べてたらすごいモミアゲの人でした。国章に「鹿」がいたのでやったね!とばかりにそのまま描きました。ててて手抜きじゃないもん。詳細はこちらまで12/5(日)文学フリマにて、『UMA-SHIKA』第4号を発表します! - 文芸同人UMA-SHIKA(公式)
来年も作りたい!ふきのとう料理を満喫した 2024年春の記録 春は自炊が楽しい季節 1年の中で最も自炊が楽しい季節は春だと思う。スーパーの棚にやわらかな色合いの野菜が並ぶと自然とこころが弾む。 中でもときめくのは山菜だ。早いと2月下旬ごろから並び始めるそれは、タラの芽、ふきのとうと続き、桜の頃にはうるい、ウド、こ…
今の自分は、出会った人や読んできた本によって、できあがっている あの小冊子は、新聞の付録だったのか、記憶が曖昧で定かではないのだが、1ヶ月に1回程度の頻度で届いていた気がする。オールカラーで内容もさまざまだった気がする。その中には、プロ野球の選手名鑑もあって、私は、母から受け取り、大切にしていた記憶がある。母は、…
どうやら今年は奈良らしい。「いま、ふたたびの奈良」なんつって、日本人なら誰もが一度は奈良に訪れていることが前提みたいな広告が打たれていたけども、あいにくおれは修学旅行も奈良じゃなかったんで、ほんとうに完全に奈良バージンだったんだよね。だからもう見るもの全てが新鮮で。東大寺とかもう最高だったな。アショカピラーだったかな、名前はうろ覚えなんだけど、マーライオンを三体重ねて召還したような柱が境内にひっそりたってたりするんだよね。まさかおれも奈良に、青眼の究極マーライオンがいるとは思わないからさ、不意打ち的な感動があったよ。 あと、これは不意打ちでもなんでもないけども、金剛力士像。うちの菩提寺にも仁王はいたからさ、子供のころから見慣れてるっていうか、まあ正直ただのマッチョでしょって思っていたんだよね。 でもやっぱり、東大寺の仁王は全然違ったね。あんまりにもでかいし、筋肉のディフォルメもすごいしで、
tubuyaki | いよいよ今週末の文学フリマで発売です!「UMA-SHIKA」も3号目になりました。「UMA-SHIKA」の表紙は「革命」を裏テーマにしているのですが、今回は赤いキリストと呼ばれたチェ・ゲバラに敬意を表しましてキューバです。「玖馬」で表4は「カクカクシカジカ」としました。でも乗ってるのは騾馬(ラバ)です、なんて微妙な小ネタ…。革命家は偉大な愛によって導かれる。人間への愛。正義への愛、真実への愛愛のない真の革命家を想像することはできないはふーん、かっこいいですよね!(でもベニチオの映画は寝ちゃった…わたし戦争映画苦手なのかな) 『UMA-SHIKA』第3号は前回よりもさらにパワーアップした内容でお届け。そしてこの豪華執筆陣!キャー! 《小説》鴨くん、いままで悟りをありがとう ヨグ原ヨグ太郎(id:yoghurt)《単著ブロガーに会 いに行こう》ココロ社 ロ ング・インタビ
週末の文学フリマで発売される『UMA-SHIKA』3号にちょこっと参加しました。 ↓表紙デザインは今回もid:yoneyaccoさんによるもの。かっちょいい! 『UMA-SHIKA』は文芸同人なので、ほとんどはカクチョー高く、かつエンタテインメントな小説が掲載されていますが、今回私は「人喰い映画祭」のとみさわさん(id:pontenna)、「俺の邪悪なメモ」の罪山さん(id:tsumiyama)と共に「娘とオヤジと映画館と」と題した座談会に加わってます。 「人喰い」「邪悪」「大量虐殺」という物騒なブログを持つオヤジ3人が真っ昼間から居酒屋で酒を飲みながら「娘と映画館」について語ったのですが、途中でとみさわさんが「この店に人肉はおいてないのか?」と店主にいちゃもんつけたり、罪山さんが皆の静止を振り切ってTENGAの実演をやったりと色々あって大変でした。残念ながらこれらはカットされましたが、結
世界史上最も有名なテキストのひとつである『創世記』のなかに「ゴーレム」という謎めいた言葉が登場する。これは古ヘブライ語で「胎児」という意味をもち、神の被造物である人間の象徴であるとも、または、ユダヤ教カバラ主義の秘儀として伝承されてきた最古の人造人間のこととも言われる言葉だ。これらの解釈についてはユダヤ教の立法者や聖書学者のなかでも意見が多数に分かれるところであるが、ゴーレムたちが農耕や戦争などの各方面で活躍した記録は『創世記』に続くテキストにも頻出し、今日のゴーレム史学的観点から言えば、語義的・解釈的な問題ではなく、ゴーレムによってどのように歴史の流れが変えられたのか、という問題に注目がおかれている――世界史上、ゴーレムが登場したことのインパクトとは何であったのか? ドイツを中心としたゴーレム学(Golemnia)の徒が心血を注いでいるのはこのポイントなのだ。 例えば同じく旧約聖書のひと
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く