お使いのInternet Explorerは古いバージョンのため、正しく表示されない可能性があります。最新のバージョンにアップデートするか、別のブラウザーからご利用ください。 Internet Explorerのアップデートについて 田宮榮一さんは1982年3月に49歳で警視庁捜査一課長に就任した現場の叩き上げである。翌83年8月までの在任中に、東京を揺るがした98件の事件・事故の捜査の指揮を執った。 就任前月に大事件が相次いだ。ホテルニュージャパンの火災で33名が亡くなり、その翌日には日航機が逆噴射により羽田沖に墜落、24名の死者を出した。当時、田宮さんは鑑識課長で現場に急行していた。 「田宮さんを師として尊敬し、先輩として慕う者は実に多いのです。頭が切れ、親分肌の人です。警視庁警察学校の教官時代は、私達に基礎をしっかり叩き込み、能力に差はあってもやる気に差があってはならないと諭しました