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家で読むに関するDelete_Allのブックマーク (4)

  • 集英社「ラテンアメリカの文学」シリーズを読む#6 ムヒカ=ライネス『ボマルツォ公の回想』 - sekibang 1.0

    ボマルツォ公の回想 (ラテンアメリカの文学 (6))posted with amazlet at 10.04.08ムヒカ=ライネス 集英社 売り上げランキング: 788957 Amazon.co.jp で詳細を見る 第6巻はアルゼンチンの作家、マヌエル・ムヒカ=ライネス(1910-1984)の『ボマルツォ公の回想』を収録。2段組で600ページを超える超大作なので(これは集英社の『ラテンアメリカの文学』シリーズでも最長クラス)、少し読むのに時間がかかってしまったが、大変面白い小説だった。実在した16世紀のイタリアの貴族、ピエル・フランチェスコ・オルシーニの回想という形をとる一大歴史小説である。この時代と言えばイタリアのルネサンス真っ盛り。先日、『ミクロコスモス』*1を読み終えた私としては、パラケルススやフィチーノといった名前が出てくるのが嬉しかった。しかもこの小説ではパラケルススが結構重要な

  • 庭がない - あざけり先生、台風きどり

    家を手に入れたのですが、家だけで全てのたくわえが言葉どおり尽きてしまったため、庭に言葉どおりなにもありません。柵も、塀も、花も木もなく、雑草があるだけで、家の中にテレビも小さなものしかなく、ソファーもないのでいつも体中が痛いような状態で過ごしています。庭に何もないというのは相当にノーガードな感じがして、一日中カーテンや雨戸を閉めっぱなしかつ神経を使うので、やっぱり計画性とかって大事だなと痛感しています。あと、家は何坪だとか何ヘーベーだとか聞かれるのですが、気でよくわかっていないのでいつもあいまいに言葉をにごしながらなんとかやりすごしています。生まれて初めて団地の掃除大会のようなものに参加しなければいけなかったのですが、そこにいるのはある程度しっかりとした年齢の人や子供の親のような人たちばかりで、微妙な距離感を詰めることができず、あきらかに見た目的にも浮いてしまった感じで、もっとやる気(頭

  • 【新潮誤報 編集長インタビュー(上)】掲載理由の一つは「証明できないが、否定もできなかったから」(産経新聞) - Yahoo!ニュース

    【新潮誤報 編集長インタビュー(上)】掲載理由の一つは「証明できないが、否定もできなかったから」 4月15日18時18分配信 産経新聞 朝日新聞阪神支局(兵庫県西宮市)など一連の同社襲撃事件をめぐり、週刊新潮(新潮社)が「実行犯」を名乗る島村征憲(まさのり)氏(65)の告白手記を連載した問題で、16日発売号で「誤報」を認める検証記事を掲載する同誌の早川清編集長が15日午後、産経新聞のインタビューに応じた。一問一答は以下の通り。 ◇ 早川氏「最初に一言だけ。週刊新潮2月5日号から4回にわたり実名告白手記を掲載したが、朝日新聞襲撃事件という未解決事件について実行犯の一人として名乗りをあげたことについて、その証言に対して新潮なりの裏付け取材をしたうえで、これは掲載するに値すると判断し、手記という形で掲載した。 しかし、手記を書いた人が証言を覆すという事態に至ったため、これは手記という形式

  • 上野修『スピノザの世界――神あるいは自然』 - sekibang 1.0

    スピノザの世界―神あるいは自然posted with amazlet at 08.11.21上野 修 講談社 売り上げランキング: 43343 Amazon.co.jp で詳細を見る このスピノザ入門。思想系のを読んでいるとまれにスピノザの名前が出てくることがあり、いつか読もうと思っていたのだが、これはかなり面白かった。「スピノザは、ほとんど困惑させるほどまでにミニマリストなのである。(中略)ごちゃごちゃ言わず、ただ、できるだけ速やかに事物自身の語りに到達する(P.10)」だとか「いま・ここにある世界は必然的であって、現にいま・ここにそうなっているのだから、それ以外にはありえなかった」だとか、まるでアドルノと正反対だなぁ……と思う。 アドルノほど「ごちゃごちゃ言って、事物自身の語りに到達しない(そして事物自身は語らない)」スタイルの思想家はいなかったろうし、アドルノほど「いま・ここでそ

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