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暑いのレスに関するDelete_Allのブックマーク (4)

  • 青さ - Everything You’ve Ever Dreamed

    「じゃあ頼むよ」。僕に難題を押し付けた電話があっさり切れたのは三日前の夜。それからの眠れない夜をインスタントコーヒーで退散させ僕は車のキーを回す。ボンネットで散る陽は夏の終わりを忘れさせる強度を持っている。ただ、蝉の鳴き声のカーテンは日を経るごとに確実に薄くなっている。車を西へ走らせる。渋滞を見込んだ僕の予想は外れた。約束の時間には早く着いてしまうだろう。寄り道をすることにして高速道路を降りた。流れていく車たちは僕に気付かない。 フロントガラスのむこうに空の青。僕は夏の青い空が好きだ。吸い込まれそうな青を見上げているときの背中が伸びる感覚が好きだ。海に面した小さな町の海の見える公園で車を停めた。数年前、僕は先生のお見舞いで何回かこの町を訪れたことがある。真夏だった。不思議なことにいつも今日と同じような青い空だった。 「思ったより元気そうで安心しましたよ」「すこし太ったんじゃないですか」。バ

    青さ - Everything You’ve Ever Dreamed
    Delete_All
    Delete_All 2009/08/28
    暑くっていけねえ。
  • ファイトクラブはじめました - Everything You’ve Ever Dreamed

    呑んでホロ酔いひとり愉快。ギンギラギンにさりげなく、ダイアルまわして手を止めた、って歌謡曲のサビを歌いながら夜道をぐんぐん歩いて帰るのが最近唯一の娯楽だったのだけれど、先月末、突如現れた真夜中の不審者にその楽しみは奪われた。夜道のマザーファッカー。奴を恐れたわけじゃないが昨今若者の無差別襲撃は極めて恐ろしく、息を潜めて小路を走り抜けたり、或いは小路を避けタクシーを賃走したりと臆病者と誤解されかねない行動をとり続けたおかげで、大好きな、歌ってぐんぐんが出来なくなってしまったのだ。 なぜ僕が歌い出したかといえば、目くそを取るときに力の入れ具合を誤りマブタの裏を爪でぎびゃっと引っ掻いて負傷するわ、鮮血で充ちた左眼球にコンタクトをいれられず眼鏡を強いられるわ、眼鏡ストレスで鼻に真っ赤な吹き出物ができてホンワカパッパなドラえもんのようだわの、はは、ははは、なに、この、歌うしかない苦行、というごくごく

    ファイトクラブはじめました - Everything You’ve Ever Dreamed
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    Delete_All 2009/06/04
    鼻の吹き出物が噴火中だZE!
  • メロウ - Everything you've ever Dreamed

    午後3時。新宿は真夏の陽射しとビルの群れに飲み込まれたオフィスや飲店からの排熱と多種多様な店頭から流れる音とで巨大なスチームコンベクションとオーディオシステムのなかにいるような状態で、嫌でも汗がたらたらと噴き出してくる。既に仕事を終えていた僕はルールに則って会社に連絡を入れようとワイシャツのポケットからケータイを取り出しアドレス帳の「く」のページを開き「クソ会社」にカーソルを当てて通話ボタンを押す。ププププ。会社の代表番号は総務に繋がっていてわが社の誇るAカップガールマヤちゃんが電話をとる。「たった今、八戸でプレゼンを終えて新幹線に飛び乗ったところ。ちょっと定刻に戻るのは無理なので直帰するから部長に伝えておいてもらえるかな。ホワイトボードも消しておいて。それとお土産買えなかったけどえぇんか?えぇんか?あとさマイミクの件だけど…」「わかりました。結構です。お疲れ様」マヤちゃんは照れ屋なので

    メロウ - Everything you've ever Dreamed
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    Delete_All 2008/08/07
    真夏の新宿は暑いよね。/えーみなさんお気づきのとおり次のエントリは「やっつけ仕事」です
  • 駄菓子屋ガール・ロックンロール - Everything You’ve Ever Dreamed

    地元にある駄菓子屋は婆さん一人で切り盛りしてるような小さい店でお世辞にも綺麗とはいえない。もう25年も前の話になるのだけれど、婆さんの駄菓子屋の店頭にはカラフルな飴玉がつまった瓶、駄菓子、水風船、零戦ヒコーキが溢れ、毎日のようにボンクラ小学生が取り囲んでいた。僕もそのうちの一人で「うまい棒」や「よっちゃんイカ」や「ベビースター」を毎日のように買っていた。そこは僕らの宝島だった。 ガンプラが流行ったとき、プラモ屋が「ド・ダイYS」とザクの「武器セット」を抱き合わせにするような阿漕な商売をして、「あそこではもうプラモ買わねー」「エンガチョ」「店の前に犬のウンコ置いちゃおうぜ」「立ちションしよーぜ」と百円玉3枚を握り締めたボンクラ小学生の失望と顰蹙と怒りの標的になったけれど、婆さんはそんな商売っ気を微塵も見せることなくガンプラが入荷するや否や「シャーガンダムあるよ〜」と僕らに声を掛けてひとつずつ

    駄菓子屋ガール・ロックンロール - Everything You’ve Ever Dreamed
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    Delete_All 2008/07/24
    星が付けられない!/こんな「関連エントリー」に自分自身しかいない鎖国日記に…お前ら出島だっ!
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