開け放ったルーフ越しに見える空がなかなかのいい天気。薄い雲の膜の向こう側に透けて見える青でない水色の空が快晴の青々とした空よりもっとさわやかに思えて、空色ってこんな感じの色のことを言うんだけっかなとかなんとかそんな気分でアクセルを少し緩めたりしてたら、日々の鬱屈とした諸々が珈琲にミルクが溶けていくような感じで雲と空に吸い込まれていった。 僕らの自由を 僕らの青春を 気持ちのよい汗を けして枯れない涙を なにかこう悪循環と呼ぶようなサイクルに嵌り込んで頭と体と気持ちがバラバラになりながら、やたら時間に追われて追い立てられていたのだけど、こんなもの屁でもねえよ騙し騙し過ごしていたら知らず知らずのうちにブレーキペダルをぐっと踏み込んでいたようで、宇宙の向こう側まで飛ばしたいって思ってる気分が助走もできないほど立ち竦んでしまっていた。 幅広い心を くだらないアイディアを 軽く笑えるユーモアを うま
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