日ロ外相会談「順調な滑り出し」=安倍首相 2019年01月16日18時44分 安倍晋三首相は16日、ロシア外交に詳しい鈴木宗男元衆院議員と首相官邸で会談した。14日の日ロ外相会談を手始めに北方領土交渉が新たな枠組みでスタートしたことについて、首相は「順調な滑り出しだった」と評価。「(22日のプーチン大統領との)首脳会談でも、それを踏まえてしっかりやっていきたい」と強調した。会談後、鈴木氏が記者団に明らかにした。
日ロ外相会談「順調な滑り出し」=安倍首相 2019年01月16日18時44分 安倍晋三首相は16日、ロシア外交に詳しい鈴木宗男元衆院議員と首相官邸で会談した。14日の日ロ外相会談を手始めに北方領土交渉が新たな枠組みでスタートしたことについて、首相は「順調な滑り出しだった」と評価。「(22日のプーチン大統領との)首脳会談でも、それを踏まえてしっかりやっていきたい」と強調した。会談後、鈴木氏が記者団に明らかにした。
河野太郎外相とロシアのラブロフ外相が1月14日(現地時間)、モスクワで会談し、両国の平和条約締結に向けた条件などについて協議した。
河野太郎外相は14日、モスクワでロシアのラブロフ外相と会談する。日露平和条約締結に向けた「交渉責任者」として初めての会談で、最大のテーマは締結の前提となる北方領土問題だ。21日にも行われる安倍晋三首相とプーチン大統領の首脳会談に向け、どこまで交渉を進展させられるかが焦点となる。 会談では、北方四島の歴史的経緯や主権の所在、平和条約締結交渉の基礎となる1956(昭和31)年の日ソ共同宣言の解釈など、対立点で改めて双方の立場を主張し合うとみられる。両国で進めてきた極東地域での経済協力や、北方四島での共同経済活動も協議する見通しだ。 安倍首相とプーチン氏は昨年11月の首脳会談で、平和条約締結交渉を加速させることで合意。翌月の首脳会談で河野、ラブロフ両氏を交渉責任者とする高官協議の新設を決めた。 しかし、ラブロフ氏はその後も「『北方四島は第2次大戦の結果としてロシア領になった』と日本が認めない限り
政治と経済 Japan, Russia face difficult road to peace treaty talks
私はイルクーツク首脳会談(2001年)をはじめとして、長く平和条約問題に携わってきた。交渉の過程で希望を抱くことも少なくなかったが、その度に砕かれてきた。この時の会談で「2プラス2」(並行協議)が提案されながらも実現しなかったのは、機が熟していなかったことに尽きる。 日本側は1956年宣言(日ソ共同宣言)に明記された歯舞群島と色丹島の引き渡し以外に、プラスの部分も取り上げてきた。もしこの方式で話し合うのならば、我々としてはプラスが何であるのかを解明する必要があったと思う。 一般的に交渉に臨む国々が合意に達する時には、双方が相手に対する好意的な姿勢を取っているものだ。また(交渉を後押しする)世論も育て上げなければ、指導者も何らかの決断を下せない。ところが、当時はそういう雰囲気も世論もなかったにもかかわらず、あれこれと解決方法を当てはめようとした。結果として平和条約の必要性を理解しない世論に突
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