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ブックマーク / aruhenshu.exblog.jp (36)

  • 簡単だけど難しい、「編集」の扉を開く合言葉。 | ある編集者の気になるノート

    当はたまった献を先に紹介しなければいけないのですが、どうかあと一冊、このについてだけは書かせてください。 最近読んだ中で、まぎれもなく一番読んでよかったです。 『街場の教育論』 「教育」というテーマのでありながら、仕事にも人生にも効く「学び」を得たように思います。 中でも、これから紹介するのは、僕の生業である「編集」に通じる話です。 (「学び」の基は)自分が何を知らないのか、何ができないのかを適切に言語化する。その答えを知っていそうな人、その答えにたどりつける道筋を教えてくれそうな人を探り当てる。そして、その人が「答えを教えてもいいような気にさせる」こと。 それだけです。 (中略) 道を進んでいたら、前方に扉があった。そこを通らないと先に進めない。でも、施錠してある。とんとんとノックをしたら、扉の向こうから「合言葉は?」と訊かれた。さて、どうするか。 「学び」とは何かということ

    簡単だけど難しい、「編集」の扉を開く合言葉。 | ある編集者の気になるノート
  • 本を初めて書くときは、漢字を少なくしたほうがいい。 | ある編集者の気になるノート

    出版業界でいう、「ひらく(漢字をひらがなにする)」についてのお話です。 文芸作品はともかく、実用書・ビジネス書といった分野では、1ページ中にしめる漢字の割合はなるべく少ないほうがいいんです。 あまり漢字が多いと、紙面が黒々して難しそうなに見えるし、見栄えもよくない。 でも、あまりを書きなれていない人、あるいは初めてを書く人は、やたらと漢字を使ったりするんですよね。 (ワープロソフトが変換したまま気にしていないか、漢字を多く使ったほうが格調高く見えると思ってのことかはわかりませんが) だから、初めてを書く人にたいしては、原稿は「ひらきめ」でとお願いしたりします。 このとき、ひらがなの海に漢字を浮かべるように(引用元:ちょっとを作っています)、自分では「ひらきすぎかも」と思うぐらいに書くと、ちょうどいいんじゃないでしょうか。 ただし、僕ら編集者のなかには、たまに「ひらきすぎ症候群」で

    本を初めて書くときは、漢字を少なくしたほうがいい。 | ある編集者の気になるノート
  • Bn kj: D~kBfDno gMjDn\ShjnKWjD

    第1回 10年前の俺らは (ほぼ日刊イトイ新聞 - 上がりたかったんだ。E.YAZAWAの就職論)糸井 たとえば10年前、 矢沢永吉はどんなふうに考えてたの? いろんなものの価値観が がらっと変わりそうだなっていうときに。 矢沢 ひとつだけわかったことはね、 この激動の時代の中でね、 ダウンロードできないものを 作らないといけないと思ったの。 糸井 ははぁー。 矢沢 ダウンロードできないものしか 残れないってわかったの。 だってものすごい勢いでさ、 すべてがダウンロードできる時代じゃない。 糸井 つまり、デジタルコピーのことですよね。 矢沢 そういうことです。 ダウンロード、デジタルコピー。 時代がそういうふうに動いていくときに、 どっちかだろうと思ったのよ。 ダウンロードできないものか、 逆に、とことんダウンロードできるものか、 どっちかだと思った。 真ん中じゃもうダメだと思ったね。最初

    Bn kj: D~kBfDno gMjDn\ShjnKWjD
    FeZn
    FeZn 2007/06/12
  • 「縦書き」の文章は、嘘っぽいですか? | ある編集者の気になるノート

    まあ、感じ方は人それぞれなので、それが間違いだとかいう気はありません。 でも、けっこうビックリしました…… 【国語】 縦書き(MORI LOG ACADEMY)学校の教科書は、国語だけが縦書きである。国語が縦書きなら、ほかの日語で書かれた教科書が何故横書きになるのか。それは、横書きの方がわかりやすく読みやすい、という判断のためだろう。縦書きの文章は今や極めてマイナであり、日人が読む文章の大半は横書きだ。(僕などは、99%は横書きである)。新聞が、何故横書きにしないのかは、かねてより何度も書いている疑問の1つである。今さら、変えられないのだろう。 ただ、フィクションに関しては、それが物語であるという意匠として、縦書きは許されるのかな、という気もする。逆手に取った感があるが、これだけマイナになったのだから、保護しても良いだろう。古来の文化が絶滅するのは惜しい、という気持ちである。でも、エッ

    「縦書き」の文章は、嘘っぽいですか? | ある編集者の気になるノート
    FeZn
    FeZn 2007/01/29
     「理」的か「情」的か、って換言できると思う。(ヒラメキ)
  • 編集者なら、手紙は「縦書き」で書きなさい?! | ある編集者の気になるノート

    いまもA5判・横書き(もちろん日語)のを作ってる自分としては、すこし複雑な心境になりましたが。 作家の読書道:第62回 夏石 鈴子(WEBの雑誌)夏石 : 私自身、編集部のすみにいましたので、なんとなく相性が分かるんです。例えば編集者からの手紙が、花柄の横書きの便せんで、ボールペンで書かれてあると、それは困るんです。編集者なら、縦書きで書くべきなんです。日語を横書きで書いてくる人に、ゲラの段階で「ここの文章のつながりが…」と言われても、私は言うことを聞く気になりません。私の問題ではあるけれど、どこまで信じられる人なのか、ということで仕事を決めます。締め切りを言われたって、校了日がこうならばこの締め切りはサバを読みすぎておかしい、と思う。あの、嫌な書き手です。すみません。「日語を横書きで書く」ことが、日語のをつくる編集者にとって致命的な欠点であるかどうか、というのは正直僕には断

    編集者なら、手紙は「縦書き」で書きなさい?! | ある編集者の気になるノート
  • 編集者は、「帯」が取られた後のこともよく考えたほうがいい。 | ある編集者の気になるノート

    というか、自分自身、よく悩んでいることなのですが。 以前、買ったの「帯」、どうしてますか?(いくつか追記あり)という記事を書いたとき、の「帯」をすぐ捨ててしまう人が思いのほか多い印象を受けました。 ところが、多くの編集者は、のデザインを「帯あり」の前提で考えています。 なので、いったん帯を取ってしまうと、カバーデザインがイマイチだったということもよくあります。 ・実例1『図解!会社にお金が残らない当の理由』 この来、左のように発色のいい緑色の帯がつきます。 この帯があることで、カバー全体がしまって見える。 でも、その帯の下には、カバーの上半分同様、オレンジ色がしかれているだけなのですね。 だから、帯を外すとちょっと情けないデザインになってしまう。 ・実例2『遺品整理屋は見た! 』 ちょっと見えにくいと思いますが、このは帯を取ったあとの違和感を解消しようと、カバーの下半分に見

    編集者は、「帯」が取られた後のこともよく考えたほうがいい。 | ある編集者の気になるノート
    FeZn
    FeZn 2006/10/31
     我が意を得たり、ってやつ。
  • 「Googleブック検索」で、得をする出版社はどこなのか? | ある編集者の気になるノート

    ついに日でも始まるみたいですね、このサービス。 「Googleブック検索」日の出版社からの登録受付を開始(INTERNET Watch) これと似たサービスで、すでにAmazonの「なか見!検索」はすでに運用されています。 読者にとってはネットで「立ち読み」ができるからいいでしょうけど、正直これらのサービスで、出版社は得をするんでしょうか? 一編集者としては、そちらのほうが気になります。 で、僕の足りない頭をひねって考えてみたのですが、現時点で次のことだけは言えそうです。 すなわち、「Googleブック検索」や「なか見!検索」で、売り上げが伸びるもあれば、逆に落ちるもあるのではないかということ。 「リアルな店舗にWebサービスが近づいた」 Amazon.co.jpの「なか見!検索」(ITpro) 上の記事には、 ユーザーがオンラインで書籍を買わない理由の1つには、「内容を確かめられ

    「Googleブック検索」で、得をする出版社はどこなのか? | ある編集者の気になるノート
    FeZn
    FeZn 2006/05/12
  • 発売前の新刊がブックオフにあるのは、やはり編集者のせいなのか?

    まあ、他にもいろんな可能性があると思うけど、自分としては、やはり一番最初に「内部犯行説」が浮かぶよね、この事件。 [book][ライトノベル]電撃文庫の新刊が発売日前にブックオフに流出 (ウィンドバード::Recreation) リンク先の記述が当だとしたら、そのブックオフで売られているのは、そのの「見」ではないかと思う。 たとえば、ある週の金曜日に、出版社から取次に、あるの「新刊」が搬入されるとする。 すると、その二日ぐらい前には「見」ってのができてて、編集者が製がおかしくないかチェックしたりするわけ。 (この「見」は製ミスでもないかぎり、「新刊」とまったくおなじもの) 「新刊」が実際に書店に納入されるのは取次搬入の翌日以降だから、編集者(というか版元の人)は、あるが書店に並ぶ数日前に、その「見」を数冊確保していることになる。 *参考までに:用語解説:取次搬入発売とは

    発売前の新刊がブックオフにあるのは、やはり編集者のせいなのか?
    FeZn
    FeZn 2006/05/04
  • 久しぶりにブログを書くと、本当に「戻ってきた」って気がするよ。(ヒトリゴト37) | ある編集者の気になるノート

    ブログの更新をしばらく休止する、と書いたのが4日前。 まだまだ狂ったような忙しさに変わりはないけれど、ひとつだけ書いておきたいことがあって、一瞬だけ「ある編集者」に戻ります。 僕はこのブログを1年半近く続けているのだけど、これだけ(って、たかだか4日か)更新を休んだことは、いままで一度もない。 旅行や出張でパソコンにさわれないときもあったけど、それでも1日、2日ぐらいしかブランクはなかったと思う。 だから今回、ブログを休止することで、自分にとって何がいちばん辛いのか、知りたいという気持ちはあった。 休止前は、ブログの更新に伴う「インプット」の時間がなくなるのが辛いんじゃないか、と予想してた。 僕はこれまで、ブログを書くために、毎日けっこうな時間を「インプット」に費やしてきた。 ニュースサイト、情報サイト、同業者のブログ、著名人のブログ、笑えるブログ… いろんなページを見て得た情報や感想は、

    久しぶりにブログを書くと、本当に「戻ってきた」って気がするよ。(ヒトリゴト37) | ある編集者の気になるノート
    FeZn
    FeZn 2006/04/27
  • 作家と編集者は、互いを補完する生き物である。 | ある編集者の気になるノート

    う~ん、すごい。 僕も、「文藝春秋」の例の記事を読んだけど、こういう考え方には至らなかった。 村上春樹恐怖症(内田樹の研究室)「眼高手低」という。 創造よりも批評に傾く人は、クリエーターとしてはたいした仕事はできない。 これはほんとうである。 私自身がそうであるからよくわかる。 私もまた腐るほどたくさんの小説を読んできて、「これくらいのものなら、俺にだって書ける」と思ったことが何度もある。 そして、実際には「これくらいのもの」どころか、一頁さえ書き終えることができなかった。 銀色夏生さんは歌謡曲番組をTVで見て、「これくらいのものなら、私にだって書ける」と思って筆を執り、そのまま一気に100篇の歌詞を書いたそうである。 「作家的才能」というのはそういうものである。 努力とか勉強とかでどうこうなるものではない。 人間の種類が違うのである。 作家と編集者の間には上下の格差や階層差があるわけでは

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    FeZn 2006/03/14
  • 名刺がなければ、ただの人。(ヒトリゴト。16) | ある編集者の気になるノート

    編集者という職業柄、僕はわりと多くの人に、名刺をばらまいている。 初対面の著者に仕事をお願いするさいはもちろん、知人の紹介で人に会うときや、普通の飲み会でも名刺を渡す。 僕の名刺を受け取った人は、「編集者」という肩書きを見て、思い思いのリアクションをする。 自分を売り込む人、編集者という存在に興味を示す人、や出版関係の話題を振ってくる人。 色々いるが、おおむね好意的な対応だ。 こちらとしても、それをキッカケにネタを探したり、面白い人を紹介してもらったりしている。 でも、それもこれも、みんな「名刺」のおかげである。 (僕はべつに、文藝春秋とか朝日新聞社と書かれた、ブランド名刺の持ち主ではないけれど) 会社が小さかろうが、相手が出版社の人間とわかれば、そういう目で僕を見る。 けれど、ときどき考える。 「編集者」でない「生身の僕」に、どれだけの価値があるのだろうと。 もちろん、そんな仮定に、現

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    FeZn 2005/10/18
    編集者という名刺
  • ダイソーの100円本で、仕事ができるようになるのだろうか? | ある編集者の気になるノート

    「ザ・ダイソー」の100円CDランキング(Excite Bit コネタ) 僕としては、CDよりも「ランキングのほうが気になりましたね~。 1 『文庫シリーズ22 おもしろパズル』 2 『文庫シリーズ2 「仕事ができる人」の条件』 3 『文庫シリーズ54 おばあちゃんの智恵袋』 2のなんて、題名だけ見たら、書店のビジネス書の棚に1300円くらいの値段でおさまってそうな雰囲気。 こういうで、自己を啓発するサラリーマンもいるんでしょうか。 まあ、100円だろうが1300円だろうが、中身は大して変わらない場合もあるので、100円でもいいのかもしれませんが。 なお、ダイソーのHPを見たら、脳を鍛えるドリルシリーズなんてものまで売ってました。 出版社にとっては、他の版元よりも脅威になったりして。

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    FeZn 2005/10/13
  • 残業が月に60時間を超えると、人は死にたくなるらしい。 | ある編集者の気になるノート

    ●当ブログは「ある編集者」の個人的な記録・発信の場であり、同人が現在属する組織とは何ら関係ありません。●当ブログはリンクフリーです。相互リンクは募集しておりません。●現在、ランキング参加中 (1日1クリック頂けるとこっそり喜びます↓) ★人気blogランキング

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    FeZn 2005/08/30
    出版関係者は、ほとんどみんな死にたくなるでしょうね。" なるほど絶滅しそうです。
  • ブログの書籍化は、次の段階に入っているのかもしれない。 | ある編集者の気になるノート

    お散歩アルバム・・初夏の賑わいさんいて、一編集者として、非常に気にな記事を見つけた。 【ブログをに】 この記事の末尾に、週刊朝日の友澤さん(知人がお世話になっています)がまとめた、「編集者がにしたくなるブログの条件」なるものが載っている。 具体的には以下のとおりだ。 ・音や実話がさらけ出されている(アメーバーブックスの木暮さんの話より) ・テーマにのめり込んで没頭している。(ココログの話より) ・コメント欄やトラックバックが活発(ライブドアの話より) さて、これらを読んで一つ気づいたのは、あくまで「ブログサイド」の人の意見だということ。 もちろん、どれもブログの書籍化で重要なことだとは思うが、「編集サイド」の人間として、一つ付け加えたいことがある。 それは、「そのブログの味が、で再現できるか」ということだ。 たとえば、毎日毎日、美しい風景写真をアップして、話題になっていたブログがあ

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    FeZn
    FeZn 2005/06/01
  • 本屋さんのホンネを聞いて、ちょっと反省。 | ある編集者の気になるノート

    今日はかなり忙しいので、そっけない記事ばかりの更新になるかと思いますが、ご容赦を。 さて、「書籍編集者の裏ブログ」に、屋さんのホンネを垣間見れるような記事がありました。 屋さんの気持ち <ベストセラーを出した著者が、同じような内容で次々に新刊を出すのを、屋さん自体はあまり好ましく思っていない> <同一著者によるハイペースな出版、というのは書店員さんにとって「あまりにも簡単にを作りすぎている」という悪印象を与えてしまう> ああ、めっちゃ耳が痛い。 もちろん、編集者だって、同じように考えている人は少なくないと思うんですけどね。 企画会議で前作がどれだけ売あげたかという点ばかりが問題になるような版元もありますし、ベストセラーの「縮小再生産」は今後もまだまだ続くかと。 がんばらなきゃとは、思っているんですけれど……

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    FeZn
    FeZn 2005/05/24
  • 君には、トラックバックする価値もない。 | ある編集者の気になるノート

    ライターの石渡君のブログで、おやっと思う記事を発見。 トラッグバッグはマナー違反? (文字使いはママ) 昔みたいにヒマだったら、元の記事を書いた人のところに、直接トラックバックしたんですけどね。 忙しいので、それはやめておくとして。 (かなり粘着質そうだもの、この人) それにしても、「コメントもなしに勝手にトラックバックすること」の、一体どこが無礼なんだろう。 相手の記事を読んだら、自分の中にも言いたいことが一杯あふれて、ささやかながら相手にもそれを伝えたくてトラックバックをする。 (もちろん、それ以外の使い方もあるとは思うけれど) そういう使い方をするかぎり、トラックバックも一種のコメント、メッセージ的なはたらきを含んでいるのではないかしら。 この人、書籍編集者になりたいそうだけど、もうちょっと考え方に「余裕」がないと苦労するでしょう。 なんて、いろいろ考えたのだけど、やっぱりトラックバ

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    FeZn 2005/05/24
  • 印税0%でも本を書くのは、こういう人たちらしい。 | ある編集者の気になるノート

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    FeZn 2005/05/21
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  • ブログ普及のカギを握るのは、「発信」と「反応」<僕のへなちょこブログ論> | ある編集者の気になるノート

    先日書いた、はたしてブログは、これ以上普及するんだろうか?という記事にたいし、「週刊誌記者の日記」さんから反応があった。 そのフォローとして、ブログ論めいたものを書いてみようと思う。 もっとも、僕自身はブログ暦半年に満たないうえ、この分野の知識も非常に浅い。 いつもながらの「主観・体感」的な意見にならざるを得ないことを、先に断っておく。 そもそも、ブログ(あるいはそれ以外の個人的なHP)を人が始めるには、多かれ少なかれ、何かを「発信」したいという意思が働くものであろう。 「発信」というと主張・意見なんて堅苦しいものに思われそうだが、自分の日常やら、読んだの感想、おいしいお店の紹介なども「発信」であることには違いない。 平たく言えば、他人に伝えたいことがあるかどうかだ。 しかしながら、世の中に、ネットという空間で不特定多数の他人に伝えたいことがある人は、どれだけいるのだろう? 不特定多数の

    ブログ普及のカギを握るのは、「発信」と「反応」<僕のへなちょこブログ論> | ある編集者の気になるノート
    FeZn
    FeZn 2005/05/02
  • 売れる本を作るために、著者ができることとは何だろう? | ある編集者の気になるノート

    高橋がなり氏のブログに、編集者として見逃せない記事を見つける。 #147 - 夫のを出版したいのだが売れるためには? がなり氏の答えは、いつもと同じく明快で、いつもと同じくまっとうだ。 彼が言っていることを、僕なりの言葉で言えば次のようになる。すなわち、 いい材が手に入れば、料理人が三流でもなんとかなる。 材は「原稿」、料理人は「編集者」と置き換えれば、話は早い。 編集者が著者に求めるのは、究極的には「よい原稿」だけである。 そりゃあ、著者がTVで宣伝をしてくれたり、地道に販促活動をしてくれたり、千冊単位でお買い上げをしてくれたらそれにこしたことはない。 でも、そうやって売るための努力をしてくれるのもありがたいが、一番していただきたいのは「よい原稿」を書くための努力である。 身も少なくて腐りかけの材では、料理人がどんなに腕を振るおうと、うまいものなどできないだろう。 それは、でも

    売れる本を作るために、著者ができることとは何だろう? | ある編集者の気になるノート
    FeZn
    FeZn 2005/04/16
  • 本に関して、古くさいぞ私は。 | ある編集者の気になるノート

    昨日、グダグダと書いたの値段の件だが、「未公認なんですぅ」のあまろ~ねさんにも(無理を言って)取り上げていただいた。 の売価ってやっぱり「高い感じ」がするんじゃないの 色々お疲れにもかかわらず、つっこんだ論考をされていて、とても参考になる。 興味のある方は、見ていただきたい。 さて、今回の値段の件も含めて、前々から思っていたのだが、僕はに関してかなり「古くさい」人間である。 まあ、何をもって古くさいとするかは一概には言えないが、あえて言えば「への思い入れ」がひじょうに強いのだ。 逆に、あまろ~ねさんなどは、いい意味で「との距離」を保っているように思う。 僕はいまだに、はただの「商品」ではなく「文化」だと思っているし、値段が高くても良質なものは残っていくという、非常にプリミティブな価値観の持ち主だ。 いまの時代、それらの価値観が綻びを見せていることは否定しないし、もしかしたら時代

    FeZn
    FeZn 2005/04/14