横浜開港150年を記念し、4月から開かれていたイベント「開国博Y150」が27日、最終日を迎えた。同日夜、閉会式を行い、閉幕する。有料入場者数は目標の500万人の4分の1にとどまり、開催期間中に辞職した中田宏前横浜市長の責任を問う声も上がっている。 市が出資する主催者の「横浜開港150周年協会」によると、有料入場者数は26日現在で約120万人。入場料収入も開幕前に見込んだ45億円に対し8月末で約24億円。協会は、今後も記念グッズの販売を続け、広告代理店との契約額の見直しなどで赤字を回避したいとしている。 開国博は4月27日開幕。フランスを本拠地とする劇団「ラ・マシン」による機械仕掛けの巨大クモのパフォーマンスや、横浜が舞台のSFアニメ上映などが行われた。