芸人が平安貴族にこんなにもハマるとは。素敵な発見をさせてもらったのが、NHK大河ドラマ『光る君へ』(総合 毎週日曜20:00~ほか)である。 『光る君へ』藤原実資役のロバート・秋山竜次 可笑しさだけでなく、キャラクターや芸風に趣も 世紀の大作家・紫式部(ドラマではまひろ)の少女期から『源氏物語』を生み出すまでの人生をベテラン脚本家・大石静氏が、歴史をもとに想像力を思いきり広げて描くオリジナルストーリー『光る君へ』。雅な平安文化の世界が、芸人たちによって親しみやすくなっている。 当時を知る貴重な資料である『小右記』を記した藤原実資を演じるロバート・秋山竜次を筆頭に、エリート4人組である“一条朝の四納言”のひとり藤原斉信を演じるはんにゃ.・金田哲。貴族ではないが、まひろの従者・乙丸役の矢部太郎。さらに、第5回では、お金持ちの侍従宰相という“お顔の四角いお方”としてザブングル加藤が出演し、その顔