映像は巨大モンスターたちによるダイナミックなシーンが多く、人間キャラクターたちのドラマや探索要素は現時点では少し控え目な印象。実は本作では、人間が登場せず、モンスターたちだけのシーンがいくつかあるのだという。前作『ゴジラ vs コング』(2021)から続投のアダム・ウィンガード監督が、米IGNに語っている。 「この映画の大部分は完全CGアニメで、純粋なイマジネーションで構成されています。最長で8分くらいの、モンスターたちだけで彼らのことをやっているシークエンスがあります。つまり、この映画ではモンスターたちが視覚だけで、セリフなしで彼らの物語を伝えているところがあるんです。」 人間キャラクターについて前作『ゴジラ vs コング』からの続投が伝えられているのは、モナークの人類言語学者アイリーン・アンドリューズ役レベッカ・ホールと、陰謀論者でポッドキャスト配信者だったバーニー・ヘイズ役のブライア