〈大阪補助金裁判〉不当な判決に屈せず、速やかに控訴を/大阪地裁が学園の訴えを棄却 2017年01月26日 18:09 権利 学校法人大阪朝鮮学園が原告となり、大阪府と大阪市が朝鮮学校に対する補助金不交付決定の取り消しと交付の義務づけを求めた裁判(以下、大阪補助金裁判)の判決が1月26日、大阪地方裁判所の202号大法廷で言い渡された。大阪地裁は、補助金は贈与という性格である以上、不交付の処分性に違法性はないとして原告の訴えを却下した。 判決では、大阪府に対する請求について、「(2012年3月に)全国から選抜された朝鮮学校生が北朝鮮の迎春公演に参加したとの新聞報道などからすると、学校の教育活動として朝鮮総聯の主催の下に迎春公演に参加したのではないかと疑う状況が生じていた」「4要件は、教育の振興という行政目的の実現のため、大阪府の裁量により、学校教育法一条に定める学校に準じた教育活動が行われてい