(24日サッカーW杯、日本1―4コロンビア) 日本の命運をかけたコロンビア戦は惨敗に終わった。大試合に強い本田圭佑は得意のFKで3度ゴールを狙ったが不発。サイド攻撃が持ち味の長友佑都はこの試合も苦しんだ。香川真司は後半途中で交代し、ベンチ脇に座り込んだまま試合終了を迎えた。 「優勝すると言ったことには責任がある。これが現実。惨めだけど、すべてを受け入れる」 本田は「悔しい」を何度も繰り返した。 香川も同じだった。 「これで終わりだと思うと寂しい。(自分の力を)出し切れなかった。点を取りきれなかったことに責任を感じる」 長友は誇りを保とうとするかのように、笑顔で、しかし無言で帰路についた。 本田はACミラン(伊)、長友はインテル・ミラノ(伊)、香川はマンチェスター・ユナイテッド(イングランド)。世界一になった歴史を持つビッグクラブに所属する3人だ。日本のサッカーファンの夢を広げてきた。 アジ