千里眼のように需要を先読みしてくれるはずだった、コマツ自慢のコンピュータ需要予測システムが狂った。 コマツは4月27日、2016年3月期連結決算は純利益が前期比10.4%減の1380億円となり、2期連続で減益になる見通しだと発表した。同社は、記者会見で2期連続減益の要因を「中国経済減速で建設・鉱山機械の市場が20〜25%縮小した。新興国でも需要が減少している」と説明した。 同日に発表された15年3月期連結決算は、売上高が前期比1.3%増の1兆9787億円、営業利益が同0.7%増の2421億円、純利益が同3.5%減の1540億円だ。ほかの輸出企業と同様、円安の恩恵を十分に受けながら、売上高も営業利益も前年比横ばいを保つのがやっとだった。 同社は、12年度に策定した中期経営計画(13〜15年度)で、建設・鉱山機械需要は13年度を底に徐々に回復すると予測していた。ところが、中国の経済成長減
日本マクドナルドホールディングス(HD)の凋落が止まらない。今年2月の既存店売上高は前年同月比でマイナス28.7%。昨年2月に大雪の影響で前年割れを記録してから13カ月連続、つまり1年以上既存店売上高は落ち続けているのだ。前年同月の実績がないオープン1年未満の店舗も軒並み売り上げが落ち込んでいることから、全売上高も昨年7月から2桁の減少を続けており、今年1月はなんと38.6%の減。2月も28.9%の減と、絶望的な数字を示している。 これを受けて、3月25日に開かれたマクドナルドの株主総会では、サラ・カサノバ社長以下役員陣の減俸と原田泳幸会長の退任を決定。もっとも、それが業績の回復につながるはずもなく、3月以降も厳しい状況は続いていくはず。1971年の創業以来の危機を迎えているのである。 絶不調の原因となったのは、周知のように中国工場期限切れ鶏肉使用問題や、次々と発覚した異物混入問題だが
ゴールを決めたら「ゴール! ゴールゴールゴール!」と絶叫が耳障りな実況、スポーツの本質とは関係のない「亡き母に捧げるメダル」など、「お涙頂戴ストーリー」をここぞとばかりに探す姿勢。 スポーツ中継は果たしてどうあるべきなのか――サッカーをはじめ、野球やアルペンスキーなど数多くの競技に携わってきた元NHKアナウンサーの山本浩さん。引退したものの、今もラブコールの絶えない“実況のカリスマ”に、放送席のドラマ、そして目指すべき中継のあり方を聞いた。 * * * 大切にしているのは、放送で生まれる感動を自分でのみ込まないということです。叫ぶのではなく黙って、視聴者に感動する時間を渡す。 解説者が答えたことに対しても、相づちは打たない。顔ではうなずくんですけど、視聴者が解説の声をそのままのんでくれるように、「そうですか」といって止めないんです。ただし、あまり黙っていると「本当に聞いてるのかな」
サザンのiTunes全曲配信は音楽シーンに何をもたらす? 関係者・識者が語る「266曲」のインパクト リアルサウンド 12月25日(木)11時0分配信 サザンオールスターズが12月17日、iTunes Store向けに全楽曲266曲の配信を開始し、大きな話題を呼んでいる。配信から24時間後には、ベストソング100位中47曲をサザン楽曲が占め、1位には最新シングルの「東京VICTORY」がランクイン。ベストアルバムランキングにはすべてのタイトルがチャートインし、1位には『海のYEAH!』が入るなど、いわばサザンが“iTunesジャック”した状態となったのだ。ビッグタイトルのiTunes配信といえば、2010年のザ・ビートルズの例が思い起こされるが、今回のサザン楽曲配信開始は、それに匹敵するインパクトを音楽リスナーにもたらした。 今回のサザン楽曲のiTunes配信決定を後押ししたものは何か。
「SLAM DUNK」名ぜりふベスト5が決定! 第1位は…ファン納得のあのせりふ! webザテレビジョン 7月3日(木)11時0分配信 「SLAM DUNK」のBlu-ray発売と、テレビアニメ化20周年を記念して、「SLAM DUNK」の名言を募集する企画が「SLAM DUNK Blu-ray Collection」の公式サイトで行われ(投票期間:5月13日〜6月15日)、「SLAM DUNK」名ぜりふベスト5が決定した。 【写真を見る】第1位に選ばれた名ぜりふはこのシーンから生まれた!→第2位のシーンも! 「SLAM DUNK」は'90年から井上雄彦により週刊少年ジャンプ(集英社)で連載が始まり、'93〜'96年にはテレビ朝日系でテレビアニメが放送された。アニメ放送当時最高視聴率は21.4% 、平均でも15.3%を記録した超人気作で、その人気は日本だけに留まらず、世界各国で放送され今な
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