asahi.com 2007年01月08日06時00分 旧満州・中国人捕虜強制労働、関東軍が賃金不払い明文化 日中戦争で捕虜になった中国人兵士らを旧満州国(中国東北部)に連行し、建設現場で「特種工人」として働かせるため、旧日本軍が1943年に作成した極秘の取扱規定が見つかった。中国・吉林省の公文書館にあたる档案(とうあん)館に残されていた関東憲兵隊の内部文書を、愛知県立大学の倉橋正直教授(中国近現代史)らが入手した。賃金を各部隊が一括保管して本人に支払わないことを明文化するなど、不明な点が多い中国大陸での中国人強制労働の実態解明につながる内容になっている。 (後略) 昨年の正月にも中国吉林省の公文書館で関東軍の文書が発見された、という報道があったのだが、その後も調査が続いていたということなのだろう。 識者としてコメントしている内海愛子氏も指摘するように「表向きは「国際条約を守っている」とい