富士山麓の青木ヶ原樹海を管理する山梨県は、自殺を助長する恐れのある映画やテレビの撮影(ロケ)を樹海内では認めないことを決め、4日に策定した県自殺防止対策行動指針(ガイドライン)に盛り込んだ。 横内正明知事は「自殺の名所という負のイメージを払拭したい」と話している。 昨年度の警察庁の統計によると、同県の人口10万人当たりの自殺者数は36・1人で、5年連続の全国ワースト1位。発見場所を基にした集計で、312人が県内で命を絶った。一方、昨年度の厚生労働省の人口動態統計では、県内居住者の自殺者は212人。県は「単純比較はできないが、県外からの自殺者が多い特殊事情がある」と分析する。 中でも青木ヶ原樹海は県外者の自殺が多い。大半が県有林のためロケには入山申請が必要で、県は撮影内容を確認している。今年度は、原作に樹海で自殺するシーンがある映画など2件の申請を不許可とした。
昨年5月の自殺21%増、震災が原因か 政府は8日午前、2012年版「自殺対策白書」を閣議で決定した。 11年の全国の自殺者数は3万651人(男性2万955人、女性9696人)で、14年連続で3万人を超えたことを受け、自殺率(10万人あたり)が増加傾向にある20~30歳代など、世代別の対策を充実させるよう提言している。提言内容は、政府が今夏までに見直す自殺対策大綱に反映される。 月別の自殺者数は例年、企業が決算期を迎える年度末をはさんだ3~4月がピークとなるが、11年は5月が前年同月比21・3%増の3375人で最多だった。内閣府は「11年3月の東日本大震災による経済悪化や社会不安の高まりが原因とみられる」としている。 (2012年6月8日11時18分 読売新聞) http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20120608-OYT1T00400.htm 荻上
日本は世界一の自殺大国だといわれて久しい。自殺者は14年連続で3万人を超え、今や最大の社会問題のひとつだ。 ところが、どうやらこの不名誉な世界一が抜かれたようだ。近年の自殺率急上昇で、韓国がトップに立ったというのである。 直近データでは、韓国の人口10万人あたりの自殺者数(2009年)は28.4人。これは、OECD(経済協力開発機構)加盟国で最も高い。対して日本は25.8人となっている。 両国が、世界で最も高い自殺率を記録しているのは、共通した理由があると見られている。 自殺予防総合対策センターの竹島正・所長がいう。 「両国共通の要因に挙げられるのが貧富の格差拡大と競争の激化です。急激な経済成長は国民生活に反映され、勝ち負けが評価の対象となりやすい。日韓ともに学生時代から大人になるまで、常に過酷な競争にさらされているストレスの影響は計り知れない」 ※週刊ポスト2012年4月13日号
近ごろよく報道される「孤独死」。元タレントの山口美江さんなど有名人もそのような最期を迎えた。だが、この問題を10年近く取材している筆者に言わせると、やはりここにも「裏」があるようだ。 物事には必ずコインのように表と裏がある。それはビジネスも然り。詐欺や裏取引、あるいは法の網を巧妙にかいくぐったグレー商法……。もちろん、それらは断罪されてしかるべきだが、そんな「裏」から若きビジネスパーソンが学ぶことは多い。人々が何を欲し、社会には何が足りないのか。つまり、日本経済の「裏」を知ることができるからだ。 火曜日の時事日想は、テレビ、全国紙、週刊誌といういわゆるニュースの現場を経験してきただけではなく、実話誌などで裏ビジネスなどの取材を続けてきた筆者が、巷にあふれる事象を「裏」から読み解いていく。 ここ数年、テレビや新聞を見ると、やたらと「孤独死」が目につく。 昨日(4月2日)も、埼玉のアパートで死
インターネット交流サイト最大手の米フェイスブックは14日までに、利用者が自殺をほのめかす書き込みなどをした場合、連絡して思いとどまらせるよう働き掛ける仕組みを導入すると発表した。米国とカナダの利用者が対象。 自殺が心配される利用者の知人などからの通報を受け付け、自殺防止の活動をしている民間非営利団体(NPO)のカウンセラーとチャットでやりとりできるリンクを電子メールで送付する。 こうした団体は自殺防止の電話ホットラインも運営しているが、米メディアによると、フェイスブックはチャットなら電話よりもカウンセラーに連絡を取りやすいと期待。(ロサンゼルス共同)
すくらむ国家公務員一般労働組合(国公一般)の仲間のブログ★国公一般は正規でも非正規でも、ひとりでも入れるユニオンです。 古市憲寿著『絶望の国の幸福な若者たち』(講談社)を読みました。古市氏のほかの著書への指摘ですが、紙屋研究所が言及しているように、この本も「胸くそ悪いオブザイヤー」 です。「幸福」な日本の若者たちの正体を示すものとして、古市氏はいくつかデータを紹介しているのですが、どれも問題の本質を突いているものとは私には思えませんでした。 そんなことを考えていると、先日のエントリー「若年層を襲う過労自殺・就活自殺の多発、学生の就活自殺はこの1年で倍増-過労死防止基本法の制定を」 で紹介した関西大学・森岡孝二教授のグラフを思い出しましたので、このグラフに関連して、いくつかのデータを紹介したいと思います。私はこうしたデータこそ、いまの若者の「生きづらさ」の本質を突くものだと思っています。 上
印刷 11日午前7時5分ごろ、福岡市中央区鳥飼1丁目のマンションで「駐車場に男性が倒れている」と住民から110番通報があった。福岡県警によると、マンション7階に住む九州大生物環境利用推進センターの准教授(47)が頭から血を流して倒れており、間もなく死亡が確認された。自室前の通路に脚立があり、飛び降り自殺したとみている。 准教授はセンターの実験室で瓶入りのヒ素を使い、紛失に気付いたとして今月届け出た。その後、実験室から似た瓶が見つかり、九大は勘違いだった可能性があると発表していた。 関連リンク九大で紛失ヒ素の瓶か 実験室保管庫で発見 県警で鑑定(10/8)九州大学でヒ素紛失 100人程度の致死量(10/6)
香港「明報」10月18日号の「好書搶読」(良い文章を争って読む)コーナーに、ライター湯禎兆氏の「日本人為什麼愛自殺(なぜ日本人はよく自殺するのか)」という文章が掲載されている。これは、青木雄二、柳美里、岡田尊司らの見解を紹介する一方、酒井法子が自殺したというデマが流れたことや硫化水素自殺などのタイムリーな話題も取り上げている。経済的理由のみならず、「武士道精神」「著名人への自殺を期待する大衆」「自己愛型社会」などの社会的・文化的な要素も指摘されている。 そこで独自にこの文章を翻訳してみた。 《良い文章を争って読む》湯禎兆「なぜ日本人はよく自殺するのか」 好書搶讀﹕湯禎兆:日本人為什麼愛自殺 - 新浪網 - 新聞より。以下、最後までこの翻訳である。 2009-10-18【明報の独自記事】 社会時事評論家・青木雄二『青木雄二の二十世紀事件簿』(河出書房新社、2002年初版)では、自殺現象を経済
12日朝から行方不明となっていたJR北海道の中島尚俊社長(64)の遺体が18日朝、北海道小樽市・オタモイ海岸の沖合約1キロの海上で見つかった。 札幌市東区の自宅に遺書とみられる十数通の書き置きが残されていたことから、北海道警は自殺とみて、死因などについて調べる。 道警幹部によると、遺体は18日午前7時55分頃、プレジャーボートの釣り人が発見し、小樽海上保安部の巡視艇が収容した。指紋などから、道警が中島社長と確認した。 家族や会社関係者らに宛てた書き置きには、5月27日に占冠(しむかっぷ)村のJR石勝線トンネル内で起きた特急の脱線炎上事故の後、同社で相次いだ一連の不祥事で心労が重なり、「仕事で迷惑をかけた」などと記されていた。 同事故では、避難誘導の遅れが問題視されて、国土交通省から事業改善命令・指示を受け、中島社長は今月16日に改善策を自ら同省に報告する予定だった。 中島社長は10日午前、
福岡県遠賀町鬼津のレンタカー会社の駐車場で15日、若松区高須東、職業不詳野田晋也さん(40)が銃で首を撃たれた殺人未遂事件。 関与が疑われるレンタカー会社の社長の父親(49)はその後、岡垣町の霊園で遺体で見つかり、拳銃を使って自殺したとみられている。社会に銃器がはびこっている実態が改めて浮かび上がり、住民らは怒りと不安を募らせた。 現場は遠賀町役場から北へ2キロほどの住宅や畑などが混在する地域の一角。住民は、暴力団組員が関与していない今回の事件で拳銃が使われたことに衝撃を受けている。現場近くの女性(58)は「市民にまで拳銃が出回り、市民が発砲の対象にされることは異常だと思う」と驚きを口にする。 一帯は、普段は事件もなく、静かな地域という。ある自営業女性(67)は「こんな田舎で発砲事件が起きるなんて」と声を震わせた。農業男性(67)は「発砲は北九州市や久留米市などの出来事だと思っていた。県警
全国の自殺者は今年上半期で一万五千人を超えた。依然、年間三万人のペースが続く。生活が激変した東日本大震災の被災者は、これからがストレスに耐えきれず心が折れそうになる時期だ。
印刷 関連トピックス地震 今年5月に自殺者が急増したのは、女性タレントの自殺の影響だった――。清水康之内閣府参与(NPO自殺対策支援センター・ライフリンク代表)が4日、内閣府の自殺対策会議でそう報告した。 減少傾向にあった月別自殺者数が5月、前年比19.7%増と急伸したため、当時の担当大臣だった蓮舫氏が東日本大震災との関連を含めて内閣府に分析を指示していた。 その結果、今年初めからの自殺者数は1日平均82人だったが、タレントの上原美優(みゆ)さんの自殺が報じられた翌日の5月13日から1週間は1日平均124人に増えたことが判明。増加分の半数以上を20〜30代が占め、女性の伸び率が高かった。清水氏は原因として「女性タレントの自殺と関連報道が考えられる。政府としてはメディア各社にガイドラインの策定を呼びかけるべきだ」と指摘した。
28日午後1時半ごろ、福岡県田川市の駐車場で、乗用車内で男性が意識を失っているのを、巡回中の県警田川署員が発見。搬送先の病院で死亡が確認された。 福岡県警によると、男性は同県川崎町の町議会議長、森元秀美氏(67)。県警は詳しい死因を調べているが、自殺の可能性もあるとみている。 森元氏は町議7期目。4月24日に行われた町議選をめぐり福岡県警は、森元氏への投票を依頼して飲食接待したなどとして、同氏の支援者2人を公職選挙法違反(供応買収)の疑いで、今月25日に逮捕。県警は27日に森元氏から事情を聴き、28日にも聴取を予定していた。
ニュース 2011年05月16日 12日未明に都内の自宅で首をつって亡くなったタレントの上原美優。あまりにも突然だった悲劇は、テレビにおける自主規制という問題を浮かび上がらせた。 事の発端は、彼女の死の翌日に放送された『金曜スーパープライム 世界☆ドリームワーク』(日本テレビ系)。上原の出演していた同番組の放送だったが、局は彼女の出演VTRをカットし、ひな檀にいる彼女の顔にモザイクをかけた。そして、この処置について多くの視聴者から寄せられたのが「なぜ?」「べつに犯罪を犯したわけでもないのに」「遺族だって彼女を姿を見たいはずだ」などという声だった。ネットユーザーを中心に上がったこの声の中には、臭いものにはとりあえずフタをする、というテレビの隠ぺい体質を非難するものが多かった。芸能界事情に詳しいライターは今回の騒動についてこんなことを言う。 「テレビ番組というのは、編集次第でどうにでもなってし
自殺, コピペ | 21:49トランクの男性遺体は自殺か - MSN産経ニュースこのニュースに関して一部で加熱しているようです。(参考:アクロバティックな自殺をした人がまた出たようです。福岡で。 - orangestarの日記)あくまで事件だけでなく自殺の「可能性」を加味して捜査しているというだけで、まだそうだと決まったわけではありません。たぶん皆さんそのようなことは「分かってて」ただ便乗してわあわあ言っているのだけなのだとは思います。このような事件も面白いひとつのコンテンツですしね、最早。ところで、2chでよく見かける下のようなコピペがあります。110 名無しさん@七周年:2007/05/21(月) 22:25:45 ID:Onq9jiG60 ・自動車事故で胸部大動脈損傷したあと5キロほど車を運転して、橋の 欄干から5mほど飛行して投身自殺した自衛官・400kgの重りを自分で身体に縛り付
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