The Hotwire Landscape After Turbo 8 @ Helvetic Ruby 2024, Zurich
僕は2018年にPLEXという会社を立ち上げました。それから5年、メンバーは200人を超え、今期の売上は30億円を見込んでいます。資金調達は今のところしていませんが、新規事業への投資ができるぐらいの利益も出ています。 まだまだ「大成功!」とまではいえませんが、この先の大きな成長を見据えられるぐらいには、安定して伸びてきました。 ただ、僕自身は決してビジネスセンスがあるタイプではありません。実は学生時代も含めると4つほど、「なんとなくいけそう」と感覚で事業を作っては、伸びずに潰してしまったんです。 だからこそ、今回は事業を立ち上げる前に入念な「事前準備」をしました。徹底的にリサーチをして、ビジネスの成功パターンを学んで、仮説を検証する。そのうえで事業を立ち上げた。 その結果気づいたのが、 事業づくりにはちゃんと「やり方」があって、実は誰でもできるレベルまで落とし込める ということです。 起業
このブログを読んでいる方はご存知だと思うのですが、僕は意思決定のプロセスや態度についてやたらよく書いています。不確実性が高いこと(例えば新規事業など)をやるときは、どういう思考プロセスで意思決定をするかが重要だと考えているからです。 今日は「失敗を恐れない」態度には種類があるという話を書こうと思います。 実は「上手くいくことを信じる」のはとてもとても難しい 新しい事業やプロジェクトをやるとき、少なくともリーダーは成功するつもりでそれに取り組むわけです。 (やりたくもないのに押し付けられてやってる等で、失敗をわかっててやる場合もあるかもしれませんが、そういう例は除外します) 僕自身が事業をやってるときもそのつもりですし、スタートアップや色々な会社の事業に関わっている中でもリーダーはみんな成功するぞという気持ちを持っています。 やったことがない人には想像が難しいかもしれませんが、実はこの「上手
PR TIMESの快進撃が続いています。利用企業社数は2月15日に5万社を突破。しかも2020年6月2日に4万社を達成してから約8.5カ月での記録となり、新規登録のペースも毎月1000社超と加速しています。 ほかにもPR会社が複数存在する中で、なぜPR TIMESはこれほど多くの注目を集め続けることができるのでしょうか。さらにこれからどのように事業を発展させようとしているのでしょうか。 今回はPR TIMES代表取締役社長・山口拓己さんに話を聞きました。 あわせてPRパーソン向けに、「人の心を揺さぶるプレスリリース」を書くための考え方についても伺っています。 (取材・文:Marketing Native編集部・早川 巧、写真:矢島 宏樹) 市場と顧客を自ら定義し、競合を作らない ――中期経営計画(2016年発表)で掲げていた2020年度内における利用企業数5万社の事業目標突破、おめでとうご
スマートキャンプのプロダクトマネージャーの郷田です。 皆さんは普段の業務で、以下のように感じる場面はありませんか? - 「同じチームで働くあの人と、いつもなんだか認識がずれてるかもと感じる」 - 「一通り会議はやったものの、なんだかいまいち話しきれてないようなモヤモヤがある」 - 「あの人にはもっと注力してもらいたいことがあるのに、なかなかそこまでやってもらえない」 こういった場面に遭遇したときには、リーンコーヒーを実施されることをおすすめします! この記事では、チームのMTGで活用してみていただきたい「リーンコーヒー」を紹介します。 リーンコーヒー(Lean Coffee)とは? リーンコーヒーの進め方 準備するもの その1:トピック出しと優先順位の決定(5分~15分) その2:トピックのディスカッション(10分〜45分) 初めてのリーンコーヒーでのハマりどころ 継続するかの判断をせずに
「僕は嘘が嫌いなので、まず最初にお伝えしますが、今日参加した目的は『勧誘』です。“撒き餌”として新規事業立ち上げのポイントはお話しますが、伝えたいのは『ドワンゴに来てくれ』ということです」 セッションの冒頭、川上氏が口にした言葉にはその人柄がよく現れていた。イベントに参加する目的が採用であっても、開口一番、それを身も蓋もなく明かしてしまう起業家は珍しい。建前を嫌い、言いづらい"真実"も平然と語る──そんな川上氏のスタンスが、このセッションを唯一無二のものにした。 株式会社ドワンゴ 顧問 川上量生氏 本セッションで語られたのは、新規事業のつくり方。1997年にドワンゴを創業してから、多くの事業を生み出し、成長させてきた川上氏が事業創造のポイントとして挙げたのは、「競争しない」「専念する」「すべてをマイクロマネジメントする」の3つだ。「今日のお話の中心となるのは『競争しない』ことについて。まず
ちょうどその頃はインターネットバブルが弾けたタイミングで、投資家の多くが引き揚げていきました。そんな中で複数の会社からお声がけいただいて、最終的にその中の一社に売却することになりました。 赤坂の東急ホテルのレストランで譲渡先の役員の方とお話ししたのを今でも覚えています。ぼくは事業譲渡にあたって「社員は移してほしい」「社員は雇用し続けてほしい」とお願いしました。社員一人ひとりの特性や、コミュニティを運用するために必要な社員についてもお話をしたことを覚えています。サービスを存続させてもらいたい気持ちが強かったんです。 事業を手放すのはすごく寂しかったです。譲渡に伴って別会社に行く社員はとても不安だったと思います。彼らの気持ちを考えるとつらかったですね。ただ、肩の荷が下りた部分もありました。買い取っていただけて、事業を存続していただけたのはよかったです。
35歳のときに立ち上げた会社「クリエイティブ・リンク」もピンチはいくつもありました。本当にヤバいときは「3ヵ月か、5ヵ月後ぐらいには倒産するかも」という状況でした。正直、当時のCFO(最高財務責任者)には「もっと早く言ってくれよ」と言いたくなる思いもありましたけどね(笑)。 ピンチに陥ったときは、その後のことを考えると夜も眠れませんでした。体が物理的に硬直してしまうような感覚です。とは言っても、自分たちが動かないとベンチャーは成り立ちません。緊張や恐怖で硬直している場合ではないんです。 ピンチであればあるほど、人には会いたくないものです。部屋に閉じこもって、一人で考え込んでしまいがちになる。ぼくも基本的にそういうタイプです。でも本当はピンチのときほど動くべきなんですね。 ふさぎ込みがちになりそうなとき、自分に言い聞かせてやっていたのは「運動」です。「とにかく走ろう。なにも考えずに走ろう」と
ごあいさつ (読まなくてもいい前置き-1) みなさまこんにちは、グリー株式会社でCTOをやっているふじもとです。実はそのかたわら日本CTO協会、略してCTOAというところの理事をやらせていただいているのですが、勢いで「CTOでAdvent Calendarやろうぜー」と言い出してしまい、まぁ言ったからには1日くらい書くかー、後半にしておけば (おそらくそれまでに何日か書き忘れがあるだろうから) まぁ最悪書けなくても平気だろうと本気思っていたんですがなんと今日にいたるまで毎日継続しております、みなさんすごいー、すごすぎるー。 ということでこれは、CTOA Advent Calendar 2020 20日目のエントリです。僕のはともかく、他のみなさまの素敵なエントリが並んでいますので、ぜひぜひご覧ください。 大事にしていること? (読まなくてもいい前置き-2) CTOとして何をすべきか、問題に
Merpay Advent Calendar 2020の20日目は、メルペイProduct EngineeringチームのVP of Engineeringを担当しているnozaqがお送りします。 2020年はメルペイEngineeringチームとして業務しながら、一方で年初からOrigami PayというQRコード決済サービスの提供終了に伴うシステム停止業務を計画・実行してきました。サービスの終わらせ方について詳しく説明されることは中々ないと思ったので、本投稿では決済という外部影響が大きい種類のサービスを終了するにあたり、どのような検討がなされたのかを事例としてお伝えできればと思います。 取り組んだこと 決済サービスはお支払いを行う一般のお客さま・お支払いを受け付ける加盟店様・システム連携している金融機関様やパートナー様など多くのステークホルダーが存在します。また店頭でのお支払い方法をご
みなさんこんにちは。一段と寒くなって参りましたがいかがお過ごしでしょうか。インフルエンザの予防接種を受けに来たら病院が休診日でした。その敗戦の帰りにドトールで記事を仕上げております、池内です。おこしやす。 2015年に設立した法人を2019年に閉じることになったいきさつは廃業エントリで書いたとおりですが ↓ 今回は起業中の2つ目のプロダクトであった slideship.com について振り返り・お焚き上げ申しあげたいと思います。 slideship.com は、2020年12月31日をもって全サービスを終了し、サービスクローズすることになりました。slideship.com はなぜうまくいかなかったのか。 slideship.com とはslideship.com とは、Markdown 形式でプレゼンテーション・スライドの作成が行え、オンライン上でスライドの公開までワンストップで行えるク
2011年に新卒で入社し、8年目の29歳で本社の取締役に就任した社員がいる。入社1年目どころか内定中に子会社の社長になってしまった女性社員がいる。入社2年目でマネージャー、3年目で局長を任される社員がいる……。 こんな抜てき人事が頻繁に行われている会社がある。サイバーエージェントだ。創業まもないベンチャー企業であれば、大胆な人事は珍しいことではない。しかし、サイバーエージェントはそうではない。 1998年の創業から20年を超え、売上高は連結で約4500億円。グループ従業員数も5000人を超える、東証一部上場企業なのである。もはやすでに大企業と呼んでもいい規模になっている会社が、驚くほどの若手抜てき人事を行っているのだ。 サイバーエージェントの人事についてのニュースを時々目にするたび、どうしてこんなことが可能なのか、不思議でならなかった。逆にいえば、それだけの抜てきができるだけの人材が、育て
初期の作品 --- Early Work Paul Graham, October 2020 これは、Paul Graham: Early Work を、原著者の許可を得て翻訳・公開するものです。 <版権表示> 本和訳テキストの複製、変更、再配布は、この版権表示を残す限り、自由に行って結構です。 (「この版権表示」には上の文も含まれます。すなわち、再配布を禁止してはいけません)。 Copyright 2020 by Paul Graham 原文: http://www.paulgraham.com/early.html 日本語訳:Shiro Kawai (shiro @ acm.org) <版権表示終り> Paul Graham氏のエッセイをまとめた『ハッカーと画家』の 邦訳版が出版されました。 出版社の案内ページ Amazon.co.jp サポートページ 2020/10/20 翻訳公開
2020.10.14 スキル 「良いサービスやプロダクトを作って、より多くの人に使ってほしい」 アプリなどのWebサービス開発に携わるエンジニアであれば、きっと誰もがそう思うはず。 しかし、実際には新機能をリリースしても利用率が伸び悩んだり、UIを変えても「使いにくい」というネガティブな反応が出てきたり、作り手の意に反してユーザーがプロダクトから離れてしまうことは少なくない。 作り手の善意が、ユーザーの期待に応えられないケースは、なぜ起きるのだろうか? ーー実は、その原因は「人間観のズレ」にあるかもしれない。 そう主張するのは、スマートニュースのエンジニア部門でTech PMを務める、たいろーさんこと森山大朗さん。以前、森山さんが発信した以下のコメントが、Twitter上で話題になった。 >>元ツイート そこで森山さんに、「人間観のズレ」を見直す必要性を強く感じたエピソードや、ズレを放置し
From DIAMOND SIGNAL スタートアップやDX(デジタルトランスフォーメーション)を進める大企業など、テクノロジーを武器に新たな産業を生み出さんとする「挑戦者」。彼ら・彼女にフォーカスして情報を届ける媒体「DIAMOND SIGNAL」から、オススメの記事を転載します。※DIAMOND SIGNALは2024年1月をもって、ダイヤモンド・オンラインと統合いたしました。すべての記事は本連載からお読みいただけます。 バックナンバー一覧 グーグル、ヤフー、バイドゥからの買収オファー 2010年某日、渋谷のセルリアンタワーの一室に、武井信也氏はいた。検索エンジンの開発を手掛けるベンチャー、マーズフラッグのCEOが向き合っていたのは、グーグルの日本法人幹部と、アメリカ本社の幹部たち──。 「検索」の世界を手中に収める巨人はその日、武井氏にマーズフラッグの買収を提案した。マーズフラッグは
多くの人は学校の勉強法の延長で「ライバルより優れていること」を実現しようとしますが、実社会の競争において、重要なのは「ライバルとは全く異なる位置付けを得ること」だとのこと。時価10億ドル(約1100億円)に達したスタートアップで働くというリンダさんが、「真正面から競争しないこと」の重要さを述べています。 Why it’s better to be the anti-status quo - Product Lessons https://productlessons.substack.com/p/why-its-better-to-be-the-anti-status 多くの人は学校の勉強を通して「競争すること」を学びます。同級生たちと一緒に学ぶ中で、他の生徒たちよりも良い成績を収めるには、教科書の答えをより多く記憶する必要があるためです。 このような競争を現実社会に当てはめると、競業企業
Image Credit : Solen Feyissa (前回からの続き)ただ、ByteDance(字節跳動)がいきなり市場から評価されていた訳ではありません。立ち上げ当初のAI + 情報検索のアイデアはGoogleの領域でもあり、かつC向けニュースキュレートアプリで同社は失敗しています。さらに、Tencent(騰訊)の運営するニュースサイトを競合に回す必要があり、成長する可能性はないと投資家から批評されていたようです。 その中の1社がSequioa Capitalで、Bytedanceの最初の調達タイミングに出資を見送っています。最終的には投資グループ「Susquehanna International」から500万ドルの出資を受け、ようやくByteDanceの成長が始まります(ちなみにSequioa Capitalは2014年の2回目の調達時にはリード投資を実施)。 後日、Susqu
あまりに多くの人が、市場に需要があるかのテストもせずにSaaS(Software as a Service)プラットフォームの開発を始めてしまいます。しかし幸運なことに、成功見込みをテストする方法があります。 あちこちのWebデザイナーや開発者が、素晴らしいSaaSプラットフォームの開発を夢見ています。本業を辞めたり、腹立たしいクライアントとの契約を切れるようになることを夢見ているのです。 しかし、SaaSプラットフォームの開発は大変な心労や時間の浪費、そして多大な経済的損失につながりかねません。私を信用してください、なぜなら私は経験があるのですから。 SaaSの悪夢 私がWebデザインの代理店を経営していたとき、よくSaaSアプリケーションのローンチを空想していました。もう少し安定した不労所得を得ることや、ひどいクライアントの依頼を断ったり、働く相手を選べるようになるという考えが気に入っ
むこはた・わかこ/書店員から出版社、Web制作会社取締役、米系インターネットメディアを経て独立、現在は編集・執筆業。IT関連のプロダクト紹介やベンチャー経営者インタビューを中心に執筆活動を行う。 From DIAMOND SIGNAL スタートアップやDX(デジタルトランスフォーメーション)を進める大企業など、テクノロジーを武器に新たな産業を生み出さんとする「挑戦者」。彼ら・彼女にフォーカスして情報を届ける媒体「DIAMOND SIGNAL」から、オススメの記事を転載します。※DIAMOND SIGNALは2024年1月をもって、ダイヤモンド・オンラインと統合いたしました。すべての記事は本連載からお読みいただけます。 バックナンバー一覧 新型コロナ感染拡大で、投資家のスタートアップへの出資が慎重になる傾向もある。そんな環境下での起業家を支援するため、自らも起業家としてイグジット経験を持つ人
1200人以上の全社員がリモートワーク。GitLabが公開する「リモートワークマニフェスト」は何を教えているか? 新型コロナウイルスの影響などでいま、多くの企業がリモートワークの導入を進めており、それによって多くのビジネスマンもリモートワークへの興味を高めているところでしょう。リモートワークは従来の働き方とどう違うのか、リモートワークにおいて組織として生産性を高めるにはどうすればよいのでしょうか。 そのリモートワークを徹底的に突き詰め、そのノウハウを惜しげもなく公開している企業があります。GitLab inc.です。 社員全員がリモートワークで、今年11月には株式公開を予定 同名のソースコードの管理サービス「GitLab」を提供する同社は特定のオフィスを持たず、1200人以上いる全社員がリモートワークで働いています。 タヌキをアイコンとする同社は2011年に創業者の個人プロジェクトとしてス
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