◆ 2011年度内完成目指すも建設地すら決まらず ◆ 新スタジアム建設へ、必死の直訴だ。G大阪・金森喜久男社長(60)が13日、大阪・泉大津市内で開催された芝生開きのイベントに出席。同じく出席者の大阪府・橋下徹知事(40)に進展しない新スタジアム建設の協力を直接願い出た。 知事が車で帰宅しようとした時、金森社長は“実力行使”に出た。車に乗り込んだ知事を呼び止め、手にしていた書類を渡して約5分間の密談。その内容を「スタジアムができた場合にどんな大会を開催できるのか、教えてもらいたいと言われていたので」と説明した。W杯、日本代表の国際大会、天皇杯など、新スタジアムで開催可能な主要大会を日本サッカー協会とすりあわせ、知事サイドに提出したという。 G大阪が2011年度内の完成を目指す新競技場の建設については、場所さえ決まっていない状態。費用の一部である30億円はサポーターらに寄付を募る考えも