大阪府吹田市の遊園地「エキスポランド」(閉園)で2007年5月、乗客1人が死亡、12人が負傷したジェットコースター事故で、業務上過失致死傷罪と建築基準法違反(虚偽報告)に問われた経営会社元取締役・伊藤正則(61)、元施設営業部長・建部淳(67)両被告に対し、大阪地裁の樋口裕晃裁判長は28日、それぞれ禁固2年、罰金40万円、執行猶予4年(いずれも求刑・禁固2年、罰金50万円)の有罪判決を言い渡した。 同法違反に問われた元技術課長・松田博被告(60)は罰金20万円(同・罰金30万円)、法人としての同社は罰金40万円(同・罰金50万円)とした。 起訴状によると、伊藤被告らは、06年11月末頃、すでにジェットコースター「風神雷神2」の車体と車輪装置をつなぐ部品に目視できる亀裂が生じていたのに、点検や部品交換をしないまま運行。07年5月5日午後0時50分頃、走行中に2両目の部品が折れて脱線し、会社員
経営破綻(はたん)で閉園した大阪府吹田市の遊園地「エキスポランド」の跡地(20ヘクタール)を所有する独立行政法人・日本万国博覧会記念機構は、跡地の一部(4ヘクタール)を自然体験型公園として活用することを決めた。来年4月から1年間の暫定利用で、管理運営は民間企業を公募し、委託する。同機構は「運営状況を見て、跡地全体の今後の利用法を検討したい」とする。 同機構によると、跡地は現在、破産管財人が処理手続き中。来春には遊戯施設の撤去が完了し、すべて利用可能となる見込み。 公園化するのは、跡地の北側部分で、事務所棟やレストラン、ホールなど同機構が所有する既存施設や、花・草木は現状のまま残して活用。キャンプ場や植物園など、来園者が自然とふれあえるレクリエーション施設を想定している。具体的な運営方法は9日の企業説明会を経て、10月中旬に最終決定する。 跡地を巡っては、サッカーJリーグ「ガンバ大阪」の新ス
経営破綻(はたん)で閉園した大阪府吹田市の遊園地「エキスポランド」の跡地(20ヘクタール)を所有する独立行政法人・日本万国博覧会記念機構は、跡地の一部(4ヘクタール)を自然体験型公園として活用することを決めた。来年4月から1年間の暫定利用で、管理運営は民間企業を公募し、委託する。同機構は「運営状況を見て、跡地全体の今後の利用法を検討したい」とする。 同機構によると、跡地は現在、破産管財人が処理手続き中。来春には遊戯施設の撤去が完了し、すべて利用可能となる見込み。 公園化するのは、跡地の北側部分で、事務所棟やレストラン、ホールなど同機構が所有する既存施設や、花・草木は現状のまま残して活用。キャンプ場や植物園など、来園者が自然とふれあえるレクリエーション施設を想定している。具体的な運営方法は9日の企業説明会を経て、10月中旬に最終決定する。 跡地を巡っては、サッカーJリーグ「ガンバ大阪」の新ス
大阪エキスポランド跡地に映画リゾートの仰天構想、投資会社社長が激白《NEWS@もっと!関西》(1) - 09/07/29 | 18:18 世界最大の映画会社とナニワの不動産ファンド。この世界をまたぐタッグによるビッグプロジェクト構想が、このほど明らかになった。燦キャピタルマネージメント(本社・大阪市)は、米国映画大手のパラマウント・ピクチャーズグループと共同で、大型リゾート施設「パラマウント・リゾート大阪」を開発すると発表した。経営破たんした遊園地「エキスポランド」の跡地(吹田市)に、映画を基にしたテーマパークや商業施設、ホテルなどを含む大型複合リゾートを建設する計画だ。2012年の開業を目指す。 燦キャピタルは、不動産ファンドを主力とする投資マネージメント会社。一方のパラマウント・ピクチャーズは、米ハリウッドに本社を構える世界最大の映画会社である。「インディジョーンズ」シリーズや「ゴ
パラマウントが映画テーマパークの建設に乗り出すエキスポランド跡地=16日午後0時46分、大阪府吹田市(本社ヘリから、頼光和弘撮影) 昨年10月に経営破綻(はたん)した大型遊園地「エキスポランド」(大阪府吹田市)の跡地利用について、ファンド運営会社「燦キャピタルマネージメント」は16日、米映画大手パラマウント・ピクチャーグループの「パラマウント・ライセンシング・インク(PLI)」と共同で、パラマウント映画ブランドを冠した大型の娯楽リゾート施設「パラマウント・リゾート大阪」の開発事業に乗り出すことを発表した。 オープンの時期や総事業費、施設の具体的中身は「現在検討中」(同社)としているが、構想によると、40万平方メートルの敷地に、世界的なエンターテインメント施設や小売り施設のほか、5つ星ホテルなどで構成される複合リゾートを建設するという。 PLI側は米国時間15日(日本時間16日)、パラマウン
「インディ・ジョーンズ」「ローマの休日」などで知られる米映画大手パラマウント・ピクチャーズのグループ会社が16日、経営破綻(はたん)して閉園となった大阪府吹田市の遊園地「エキスポランド」(20ヘクタール)の跡地一帯に、テーマパーク「パラマウント・リゾート大阪」の進出計画を発表した。 今後、同社と共同開発を手がける日本の投資会社が計画への出資者を募る。 計画面積は約40ヘクタール。パラマウント映画の内容を盛り込んだ娯楽施設や高級ホテル、緑豊かな広場などを整備する。「地元住民と観光客の双方に、感動的で独創的なエンターテインメントを体験してもらう」としている。すでに構想計画策定は終えており、最終的な計画の作成段階という。 跡地は、国と府が出資する独立行政法人「日本万国博覧会記念機構」が保有、管理する万博公園内にあり、パラマウント社側は、昨年8月ごろから、府などに進出を打診していた。資金計画や実現
J1ガ大阪が、万博公園(大阪府吹田市)内で進めるサッカー専用スタジアム建設の費用約150億円を、スポンサー企業やサポーターからの募金で調達する方針であることが7日、分かった。Jリーグによると、寄付によるスタジアム建設は国内初。ガ大阪は用地の賃料軽減に向け、大阪府に協力を要請している。 新スタジアムの収容人数は3万2千人。万博公園内の土地約4.5ヘクタールを用地にすることを目指す。土地を所有する独立行政法人「日本万国博覧会記念機構」(万博機構)は、私企業による営利目的でのスタジアム建設には難色を示している。そのため、ガ大阪が中心となって寄付を募る団体を設立。約150億円を集めてスタジアムを建設し、自治体に無償で寄付する。実現すれば、従来の行政主導型の競技場建設とは異なる画期的な取り組みになる。 パナソニックなどのスポンサー企業から約90億円の資金調達にめどが立ち、サポーターに協力を呼びか
万博記念公園(大阪府吹田市)を管理する独立行政法人で、国が来年度までの廃止方針を打ち出している「日本万国博覧会記念機構」について、府は2日、廃止を容認し同公園を府営公園として引き継ぐ考えを明らかにした。国や府、吹田市、経済界でつくる「万博記念機構の組織の在り方についての懇談会」で説明した。 府営化により、コースター事故で閉園した公園内の遊園地「エキスポランド」跡地の活用論議が本格的に始動する。府文化課は「府側の負担が生じないよう運営方法を模索する」としている。 同機構は財務省の所管で、国が53%、府が47%を出資。平成19年に廃止の方針が閣議決定されたが、公園が大阪府民に親しまれていることなどを考慮し、国は、府の納得が得られることを、同機構の廃止条件としていた。 府は、民営化されれば公園が切り売りされかねないと懸念。しかし、現状のままでは土地の活用が進まないという判断から、「土地と基金を無
平成21年2月10日 各 位 株式会社エキスポランド 取締役社長 清水忠一 民事再生手続の廃止及び破産手続への移行に関するお知らせ 当社は、平成21年2月9日開催の取締役会において、平成20年10月28日付けにて、大阪地方裁判所に申し立てを行いました民事再生事件(平成20年(再)75号)の廃止の上申書を大阪地方裁判所に提出することを決議し、同日、民事再生手続事件の廃止の上申書を大阪地方裁判所に提出し、同月10日付けにて、民事再生手続事件の廃止決定を受けましたので、下記のとおりお知らせ致します。 なお、約1ヶ月後には破産手続き開始決定が発令され、破産手続きに移行される予定となっております。 関係各位におかれましては、民事再生手続申し立てに続いて、多大なるご迷惑をおかけする事態となりましたことにつき、改めて深くお詫び申し上げます。 記 1.民事再生手続きの廃止に至った経緯 当社が
閉園することになったエキスポランド 20人が死傷するジェットコースター事故を起こし、民事再生手続き中の遊園地「エキスポランド」(大阪府吹田市)が再建を断念し、閉園することが分かった。多額の債務を抱える運営会社エキスポランド社が支援企業を見つけられず、「事故のイメージが残ったまま再開しても、客足が戻る可能性は低い」と判断した。72年3月に開園、延べ8千万人が入園した関西有数の遊園地は、約37年の歴史に幕をおろす。 関係者によると、エキスポ社が9日、取締役会で最終決定し、大阪地裁に民事再生手続きの廃止を求める上申書を提出。今後、破産手続きに入る。従業員約30人の大半には既に解雇の方針が伝えられているという。 エキスポ社は再生法の適用で総額16億円の債務を軽減した上で、同園を再開する道を模索。園名を変え、ファミリータイプの施設に一新する計画などを練り、資金援助のスポンサー企業探しを続けてい
G大阪の新スタジアムの最有力候補地として、休園中の「エキスポランド」(大阪・吹田市)内が18日までに浮上した。G大阪の意向を受けた吹田市がこの日、エキスポランドの敷地を管理する「日本万国博覧会記念機構」にスタジアム建設を求める要望書を提出した。現在のホーム万博記念競技場に代わるスタジアム候補地には高槻、茨木市が挙がっていたが、早ければ年内にもエキスポランドに一本化され、11年の完成を目指す見通しだ。 G大阪悲願のサッカー専用スタジアム建設に向け、一大プロジェクトが動きだした。人身事故の影響で昨年12月から休園中のエキスポランド内が最有力候補地に浮上した。 G大阪の意向を受けた吹田市がこの日、エキスポランドがある万博記念公園を管理する独立行政法人「日本万国博覧会記念機構」と大阪府に要望書を提出。阪口善雄市長も建設を「可能な限り支援していきたい」とする談話を発表した。クラブもエキスポランドを候
20人が死傷するジェットコースター事故を起こして民事再生中のエキスポランド(吹田市)の先行きが見えない。安心して遊べる遊園地として再生の道を探るが、「再開後に入園者が戻ってくる保証がない」と慎重論が強い。敷地内にガンバ大阪のスタジアムや米映画会社のテーマパークを誘致する構想も、急速に景気が悪化する中、実現可能性は未知数だ。 休園して1年が過ぎた園内では、すでに事故を起こした「風神雷神2」など絶叫系マシーンを中心に12機種が撤去され、所々にガランとした空き地が広がる。かつて若者が列をなした宙づりコースター「オロチ」は残っているが、現在、ロシアの遊園地へ売却交渉中。職員約30人は、園内の管理清掃と、万博記念公園のパークトレインの運行を行っている。 昨年5月に事故を起こして3カ月後に営業を再開したが、来園者は前年の約2割に激減。同12月に再び休園に追い込まれた。事故のイメージを払拭するた
パラマウント「計画ない」 万博公園のテーマパーク構想2008年12月3日印刷ソーシャルブックマーク 万博記念公園(大阪府吹田市)に米映画会社「パラマウント・ピクチャーズ」のテーマパークを誘致する構想について、同社は2日、朝日新聞の取材に「現時点では、大阪府内にテーマパークを建設する、いかなる約束も計画もない」とコメントした。 米カリフォルニア州にある同社の報道担当者に、大阪でテーマパークを建設する計画や意欲があるか質問。担当者は「我々はパラマウントのブランドを広める機会を求めている。日本での潜在的なプロジェクトについて様々な団体と協議してきた」と述べたが、現時点の大阪進出については否定的な見解を示した。(春日芳晃) アサヒ・コムトップへ
大阪府の橋下徹知事は1日、経営破たんした大阪府吹田市の遊園地「エキスポランド」の跡地に米大手映画会社「パラマウント・ピクチャーズ」のテーマパークを誘致する計画があることを明かし、記者団に「ぜひ来ていただきたい」と前向きな姿勢を示した。 府内には「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」(大阪市)があり、実現すれば観光客増へ相乗効果が期待できる。ただエキスポランドは民事再生の手続き中で、敷地内にはサッカーJリーグのガンバ大阪も新スタジアム建設を検討しており、状況は流動的だ。 橋下知事は、エキスポランドの土地を所有する独立行政法人「日本万国博覧会記念機構」が国の合理化計画で廃止される可能性があることに触れ、「(テーマパーク誘致に向け、国は)もっと大きな政治決断ができないのか」と述べた。 パラマウント社は福岡県でもテーマパーク建設構想を進めていたが、資金調達が不調に終わり、白紙に戻っている。(共同)
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