今回はバイエルンミュンヘンでのペップ・グアルディオラ監督の複数のステーションを用いたトレーニングを紹介しよう。選手は3つのグループに分かれ、2つのタイプのメニュー(ステーション)に取り組む。 1つ目は相手がいない状況で試合に即した動きからのドリブルからシュートという流れ。そして2つ目のステーション(中央)はシンプルでよく目にするタイプの3vs2のトレーニングだ。見た目にはそれぞれの課題を達成していく(パフォーマンス)のは難しいことではないように思うかもしれない。ただ、そこはやはりグアルディオラ監督のアレンジによって、体力的、精神的な要求が戦術的なレベルの高さにしっかりとあわされている。ステーション内のローテーションやステーション間の移動にも速さを要求され、どの選手も20秒以上自分の番を待つことがないようにオーガナイズされている。このトレーニングは負荷が高く、多様性があり、テンポが速い。こう