尊厳死をテーマに描き、ドイツで数々の賞に輝いた話題作『君がくれたグッドライフ(Tour de Force)』が、5月21日(土)より、ヒューマントラストシネマ有楽町などで上映される。難病を発症し、余命を宣告された主人公とその仲間たちが世界で唯一尊厳死が認められているベルギーを目指して548kmの自転車旅に出る。愛し合う夫婦と仲間たちが繰り広げる美しい旅に、世界各国の国際映画祭で「どのように死ぬかではなく、どう生きるかを描いた映画」と絶賛されているロードムービーだ。 いのちと向き合う5日間の自転車旅 年に1度、自転車で旅に出る6人の仲間たち。持ち回りで行き先を決めるのだが、今年はハンネスとキキの夫婦の番だった。2人が決めた行先はベルギー。それを聞いた友人たちは、「チョコレート以外に何があるのか」とボヤく。だが、このハンネスの選択にはある深い理由があった。 映画『君がくれたグッドライフ』より
アンディとフランクのシュレク兄弟に焦点を当てたフィルム「The Road Uphill」では、彼らが世界最大のレース、ツール・ド・フランスに向けて準備をする様子が収められている。プレミア上映が行われたルクセンブルグでは、満場で大盛況だったようだ。 2011年のツールは色々な意味で特別な大会だった。ガッツあふれるトマ・ヴォクレールの超人的なパフォーマンス、オーストラリア人初の覇者カデル・エヴァンスが誕生し、浮沈艦と思われ大本命だったアルベルト・コンタドールの想定外の脱落など、話題に事欠かなかった。そして忘れがたいのが、シュレク兄弟が史上初めて兄弟での表彰台に上がったことだ。残念ながら中央ではなかったが、それでもこれは快挙である。 このフィルムは2人の兄弟が、マイヨジョーヌを追い求めるその道筋を追ったものだ。90分間に渡る全編は「母国の国民の期待に答えようとプレッシャーと格闘する2人の兄弟
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