公的資金を使った研究について、政府は学術論文やデータをネット上で原則公開させる方針を決めた。国内の科学技術関連予算は年間約4兆円に上るが、論文の多くは有料の商業誌に掲載され、自由に閲覧できない。成果を社会で広く共有し、研究の発展を促す狙い。 国内の大学や研究機関が関わる科学技術の論文数は年間7万本を超える。米国や英国で公的資金を使った研究論文の公開義務化が広がっており、日本でも進める。22日に閣議決定した第5期科学技術基本計画(2016~20年度)の期間中に実施を目指す。 国の研究費を配分する科学技術振興機構や日本学術振興会が大学などに研究資金を出す際、論文の公開を条件にする方法などを検討している。研究者は、論文を無料で読める電子雑誌に投稿するか、有料の雑誌に出す場合は大学などが設ける専用サイトで、ほぼ同様の内容を無料で読めるようにする。 STAP細胞などの研究不正が… この記事は有料会員
We offer authors the option to publish their books and chapters open access – making your research freely available to anyone with internet access! We offer authors the option to publish open access books and chapters in a wide range of areas within science, technology and medicine (STM) and within the humanities and social sciences (HSS). Open access allows unrestricted online access to your eboo
複数の媒体で、オランダ大学協会(VSNU)が所属する研究者に対し、Elsevier社の雑誌の編集責任者等を退くよう呼びかけていることが報じられています。 オランダでは大学図書館とElsevier社との間で、購読料とオープンアクセスに関する交渉が決裂していました。VSNUはElsevier社との交渉を有利にするために、ボイコットにより圧力をかけることを企図したとのことです。 この方法でもElsevier社との交渉がうまくいかなかった場合、今後は同社の査読もボイコットすることを呼びかけ、それでも難航した場合には論文投稿のボイコットも呼びかけていくとされています。 Dutch universities start their Elsevier boycott plan(Univers、2015/7/2付け) https://universonline.nl/2015/07/02/dutch-un
京都大学は、2015年4月28日に「京都大学オープンアクセス方針」を採択しました。これは、京都大学の教員が生み出した学術論文等の研究成果を、「京都大学学術情報リポジトリKURENAI」によりインターネット上で原則公開することを、教員の義務とするものです。 ※京都大学オープンアクセス方針は、平成27年度中に実施開始予定です。詳細が確定次第、学内へ広報いたします。 ■京都大学オープンアクセス方針 https://www.kulib.kyoto-u.ac.jp/uploads/oapolicy.pdf https://www.kulib.kyoto-u.ac.jp/modules/content0/index.php?content_id=92 ■京都大学学術情報リポジトリKURENAI https://repository.kulib.kyoto-u.ac.jp/dspace/ https:/
京都大学は、教員が生み出した学術論文などの研究成果を原則、同大の学術情報サイト上で公開(オープンアクセス)することを義務付ける「京都大学オープンアクセス方針」を採択した。今年度中に運用を始める予定だ。 方針では、出版社や学会、学内部局などが発行した学術雑誌に掲載された同大教員による研究成果を、「京都大学学術情報リポジトリKURENAI」を通じてネット上で原則公開することを定めた。 KURENAIは2006年に運用開始。教員が自発的に提出した研究教育成果を登録しており、現在では13万件以上の本文データが閲覧できる国内最大規模の機関リポジトリとなっているという。オープンアクセス化により、成果をKURENAIで広く公開し、学術の発展に寄与するとしている。 京大図書館機構長の引原隆士工学部教授によると、研究成果のオープンアクセス化は世界で急速に広がっているが、国内では関心の高い一部の研究者の努力で
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米国図書館協会(ALA)が、2013年のジェームズ・マディソン賞が、アーロン・シュワルツ(Aaron Swartz)氏に授賞することになったようです。 著名なプログラマとして知られるシュワルツ氏は、マサチューセッツ工科大学(MIT)で起こった電子ジャーナル大量ダウンロード事件の容疑者として2011年に逮捕・起訴され、その後2013年1月に享年26歳で自殺しました。 同賞は、マディスン大統領にちなみ1986年に始まったもので、毎年一回、彼の誕生日である3月16日に、政府情報へのアクセスや国民の知る権利に関して功績を残した人物やグループを表彰する賞です。 ALA Will Posthumously Award Aaron Swartz With James Madison Award(LJ INFOdocket 2013/3/14付け記事) http://www.infodocket.com/
Information is power. But like all power, there are those who want to keep it for themselves. The world’s entire scientific and cultural heritage, published over centuries in books and journals, is increasingly being digitized and locked up by a handful of private corporations. Want to read the papers featuring the most famous results of the sciences? You’ll need to send enormous amounts to publis
アーロン・スワーツ(英語: Aaron Swartz、1986年11月8日 - 2013年1月11日[1])は、アメリカ合衆国のプログラマ、ライター、政治活動団体設立者、インターネットハクティビスト。またRSSが普及するための技術的な基盤を作った人物でもある。 スワーツは、RSS(ウェブフィード・フォーマット)[2]や、web.py(ウェブアプリケーションフレームワーク)[3]を開発した人物で、Reddit(ソーシャルニュース)の元共同経営者の1人だった。スワーツは、社会学や市民的な覚醒に関心を持ち、社会正義を求める積極行動主義(アクティビズム)にも熱心だった[4][5]。2010年にローレンス・レッシグが責任者を務めるハーバード大学のエドモンド J. サフラ研究所の研究員になり、組織不正について研究した[6][7]。スワーツは、オンライン海賊行為防止法案(SOPA)に対する反対運動で知ら
今年1月、10代の頃からインターネット業界で天才プログラマーとして知られたアーロン・スワーツ氏がニューヨーク市内の自宅アパートで死亡しているのがみつかった。享年26歳。首つり自殺とみられる。開かれたネット社会を目指して行ったハッキング行為が犯罪として司法の場で裁かれている最中の出来事に、ネット業界では彼の死を"殉職"とみる意見も出ている。「ネットの天才」の死が社会に投げかけた課題とは何だったのか
米国のハーバード大学の教員で構成される図書館に関する諮問委員会(Faculty Advisory Council)が、学術雑誌の価格高騰問題へ対応するために教員・学生らに対していくつかの対策を提案しています。 同委員会は、まず、 ・ハーバードは大手出版社に対して年間375万ドル支払っている ・一部のジャーナルは年間4万ドルもの購読費がかかっている ・ある2社については過去6年で145%値上がりしている のような苦しい現状を述べ、主要な学術雑誌の契約、少なくとも大手2社との契約をこれまで通りに続けていくことは不可能という結論に至ったと説明しています。そして、教員及び学生と図書館に対して次の9つの対策を検討するように示し、意見を募っています。(うち、1~6が教員及び学生向け、7~9が図書館向け。) (1)大学のオープンアクセス(OA)ポリシーに従って自著論文を必ず機関リポジトリに登録すること。
ゲリラOA活動家による EJ大量ダウンロードが投げかけた波紋 これまで電子ジャーナル(EJ)の大量ダウンロードといえば,主に大学図書館界だけで不定期に生じる話題にすぎなかった。しかし,2010年に起こった米マサチューセッツ工科大学(MIT)での事件は,翌2011年1月に容疑者が逮捕,7月には連邦地検から起訴される事態にまで至り,新聞をはじめとした各種メディアで話題となっている。 起訴されたのは,事件当時,24歳のハーバード大学研究員だったアーロン・シュワルツ(Aaron Swartz)で,10代前半からRSSの開発やインターネット関連の政治活動で世界的に知られていた人物である。2008年には,一部の学術商業出版者を「強欲」と非難し「学術雑誌をダウンロードしてファイル共有ネットワークにアップロードすることが必要」だとするゲリラ・オープンアクセス(OA)を主張していた。 起訴状によれば,シュワ
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オープンアクセス出版は費用・便益とも購読出版より優れているか? JISC報告書『代替学術出版モデルの経済的影響:費用と便益調査』の意義と問題点 [著者抄録] 2009年1月,英国情報システム合同委員会(JISC)が『代替学術出版モデルの経済的影響:費用と便益調査』(『EI-ASPM』)と題した報告書を発表した。これはオープンアクセス雑誌,機関リポジトリ等のオープンアクセス出版の費用と便益が従来の購読出版モデルよりも優れているとするものである。本稿では『EI-ASPM』作成の背景と報告書の概要,発表後の議論の展開を紹介するとともに,『EI-ASPM』の意義と問題点を検討した。『EI-ASPM』は出版モデルの費用と便益を検討する枠組を提供した一方,分析結果は多くの仮定に基づいており,その内容をもとに政策提言を行うには慎重な取り扱いを要する。
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