3月28日、彼女のカカオ農園は有毒物質で汚染され、赤茶色に染まった水たまりが点在していた。写真はカカオの実。ガーナ・オシノの農場で2月撮影(2024年 ロイター/Francis Kokoroko) [サムレボイ(ガーナ) 28日 ロイター] - 彼女のカカオ農園は有毒物質で汚染され、赤茶色に染まった水たまりが点在していた。違法な金採掘業者が残したものだ。農園の所有者ジャネット・ジャムフィさん(52)は、この荒れ果てた風景に心が折れかけている。
光の地球連邦ニュース @HRenpou アフリカ・タンザニアで、人々が一斉に半月状の穴を掘ることで砂漠を草原に変えた! 掘った穴にわずかな雨水が流れ込むことで種子が発芽したのだ。やればできる! pic.twitter.com/Zs89SoNoXx 2024-03-17 11:46:24 リンク Wikipedia Semicircular bund A semi-circular bund (also known as a demi-lune or half-moon) is a rainwater harvesting technique consisting in digging semilunar holes in the ground with the opening perpendicular to the flow of water.These holes are orient
ルワンダとコンゴ民主共和国にまたがるキブ湖。そのユニークな地質的特徴により、湖深くに膨大な量の二酸化炭素とメタンガスが蓄積しており、湖岸に住む数百万人の命を危険にさらしている。(PHOTOGRAPH BY ROBIN HAMMOND, NAT GEO IMAGE COLLECTION) ルワンダとコンゴ民主共和国にまたがる緑豊かな渓谷にあるキブ湖は、見事な崖に囲まれている。湖上では漁師たちが小舟を浮かべ、歌に合わせて櫂(かい)を揃えて漕ぎながら、その日の食料を捕っている。だが、湖の深部は、そんなのどかさとは無縁の世界だ。 キブ湖は地質学的に特異な多層湖で、深い層は蓄積した二酸化炭素とメタンで飽和状態にある。このような湖は世界に3つしかない。残りの2つはカメルーンのニオス湖とマヌン湖で、どちらも過去50年の間に湖水爆発を起こして致死的なガスの雲を噴き上げ、人間や動物を窒息死させた。 1986
三重大学は7月1日、過去39年にわたる観測値の分析と数値シミュレーションにより、アフリカのサヘル地域(サハラ砂漠のすぐ南に位置する帯状の半乾燥地域)で雨雲が大きく発達すると、日本上空の高気圧の引き金となり、結果的に日本の猛暑の一因となっていることを発見したと発表した。 同成果は、三重大 生物資源学研究科の中西友恵大学院生(研究当時)、同・立花義裕教授、同・安藤雄太研究員(研究当時、現・新潟大学特任助教)らの研究チームによるもの。詳細は、地球規模の気候を扱った独・学術誌「Climate Dynamics」に掲載された。 日本での異常気象の原因としては、エルニーニョなど、太平洋の熱帯の気候条件による影響を考察する研究が盛んだが、遠く離れたアフリカの熱帯地域の気候・天候の影響という視点は、これまで見過ごされてきたという。そこで研究チームは今回、日本やアジアの異常気象のメカニズムを、この新たな視点
夜明けに農地を横切ってケニア山の森林に向かうサバクトビバッタ。上空から撮影。(PHOTOGRAPH BY DAVID CHANCELLOR) 2019年後半以降、サバクトビバッタの大群がアフリカ北東部の「アフリカの角」を覆い尽くし、農作物や牧草地を食い荒らしてきた。その対策として、バッタを追跡して退治するための驚くべき大規模な作戦が開始された。(参考記事:「バッタ大量発生、数千万人に食料危機の恐れ、東アフリカ」) 国連食糧農業機関(FAO)が主導する東アフリカ8カ国での殺虫剤の散布活動の結果、最悪の事態は今までのところ回避されている。FAOの推計では、この作戦のおかげで2020年にはアフリカの角およびアラビア半島南部のイエメンに住む2800万人分の食料と牧草地が守られた。(参考記事:「アフリカでバッタ大量発生の第2波、食料不足の危機」) サバクトビバッタの大群を突っ切って急降下するソウゲン
オカバンゴ地域で石油生産が開始されると、リカオンをはじめとするアフリカの代表的な動物種が打撃を受ける可能性がある。(PHOTOGRAPH BY DANITA DELIMONT, ALAMY STOCK PHOTO) カナダの石油・ガス会社「リコネッサンス・エナジー・アフリカ(リコンアフリカ)」が1月、アフリカのナミビアで試験掘削を開始した。そこは、隣国ボツワナに広がる野生動物の宝庫、オカバンゴ・デルタの上流にあたる。だが同社が撮影した空撮写真や第三者機関の調査によると、地元の水源を汚染から守る環境配慮策をとっていないようだ。 ナミビアは水資源の乏しい国だ。同社が掘削を始めるという話が広まると、飲料水や灌漑用水の水源である浅い帯水層に、掘削による汚染物質が浸透するのではないかとの懸念の声が地元から上がった。(参考記事:「世界最大のオアシス、国境を隔てた水源を守れるか」) また自然保護団体は、
ケニア・サンブル地方のアーチャーズポストに近い村に襲来したバッタの大群(2020年1月22日撮影)。(c)TONY KARUMBA / AFP 【1月25日 AFP】アフリカ東部各地を襲っているバッタの大群について、専門家らは24日、気候の極端化が元凶で、干ばつと大洪水から立ち直れていない同地域に壊滅的な被害をもたらす恐れがあると指摘した。 バッタ大量発生の原因は、インド洋西部の海面温度が上昇する「インド洋ダイポールモード現象(IOD) 」という気候変動現象だ。IODは、森林火災やひょう、砂嵐といった異常気象に見舞われているオーストラリアに深刻な干ばつをもたらした。 バッタの大群はエチオピアとソマリアで発生し、ケニアに拡散。国連(UN)食糧農業機関(FAO)によると、エチオピアとソマリアでは過去25年間、ケニアでは過去70年間で最悪の蝗害(こうがい)となった。 放置すれば、バッタの数は6月
アフリカ中部を流れるコンゴ川の下流域では、瀕死か死んだ状態でしか見つからない魚が頻繁に目撃されるコンゴ下流域は、調査の結果、水深200mを誇る世界最深の川であることが判明し、魚の死因にも関連していた アフリカ大陸のど真ん中を流れ、大西洋に至るコンゴ川は、長さ4700kmを誇る世界有数の巨大河川です。 10年以上つづく調査により、コンゴ川に不思議な場所が存在することが分かっています。 大西洋にほど近いコンゴ下流域では、川魚の多くが瀕死か死んだ状態でしか発見されません。 この謎を解明する中で、コンゴ下流域は、世界で一番深い川であることが判明しました。しかも、瀕死の原因はこの深さにこそあったのです。 この研究は2019年12月に開催されたアメリカ地球物理学連合の学会で発表されました。 コンゴ川の位置(左が大西洋)/Credit:ja.wikipedia死因は「減圧症」だった?アメリカ自然史博物館
ロシア・ブルガリア・ウクライナ・ルーマニア・モルドバなどに北アフリカから黄砂が流れこみ、雪と混ざったことによって、雪山がオレンジ色に染まっています。スキー場で撮影された写真がまるで火星のようだとして話題になっています。 Orange snow blankets ski resorts in Sochi Russia - CNN https://edition.cnn.com/2018/03/25/world/orange-snow-russia-trnd/index.html Orange snow transforms eastern Europe into 'Mars' | World news | The Guardian https://www.theguardian.com/world/2018/mar/26/orange-snow-transforms-eastern-euro
西アフリカにある世界で最も貧しい国の一つ、ニジェールの砂漠にごみをまき続けている日本人がいる。都市で出た生ごみやサンダル、鉄鍋まで。目的は一体――。 その人物は京都大大学院アジア・アフリカ地域研究研究科の大山修一准教授(46)。サハラ砂漠南縁のサヘル地域で各民族の生活様式や食糧問題などを研究する地理学者だ。 大山さんは2000年から、首都ニアメー近郊にある農耕民ハウサの小さな村を拠点にフィールドワークを続けている。周囲には砂漠が広がり、硬い地面がむき出しになっていた。 ある時、村人が自宅の生ごみや家畜のふんを砂漠に放置した。雨期を経て、ごみから草木が茂りだした。大山さんが調べると、ごみに住み着いたシロアリが砂漠を栄養のある土壌に変え、ごみに混じった植物の種子が発芽したとみられるという。 一方、同国では人口増加によ…
ガーナ・アクラのアグボグブロシー廃棄場を眺めるジョセフ・アウワダルコさん(2017年11月29日撮影)。(c)AFP PHOTO / CRISTINA ALDEHUELA 【1月27日 AFP】ガーナの首都アクラ(Accra)にある世界最大規模の電子機器廃棄場で、ジョセフ・アウワダルコ(Joseph Awuah-Darko)さん(21)は椅子に座り、黒ずんだ地面の上で燃えるポリスチレンと絶縁ケーブルを見つめている。 アクラに広がるアグボグブロシー(Agbogbloshie)廃棄場に鼻を突く臭いの煙がもうもうと立ち込める中、英国生まれのガーナ人、アウワダルコさんは辺りを見渡しながら、廃棄場は生き残るための手段であると同時に、ディストピア(暗黒郷)でもあると話す。 アクラから車で1時間ほどのアシェシ大学(Ashesi University)に通うアウワダルコさんは今年1月、大学の仲間とともに、
モザンビークのゴロンゴーザ国立公園(2016年5月28日撮影、資料写真)。(c)JOHN WESSELS / AFP 【1月11日 AFP】戦争では人同士が傷つけ合うだけにとどまらず、野生動物にも大きな被害が及ぶとの研究結果が10日、発表された。アフリカの多くの反植民地闘争や内戦では、一部の野生動物が絶滅の危機に追い込まれたという。 英科学誌ネイチャー(Nature)に掲載された論文によると、1946年から2010年の期間に戦争の被害が及んだアフリカ大陸の自然保護区は全体の70%以上に上ったとされ、大型草食哺乳類の個体群の多くに「下降スパイラル」を引き起こしたという。 例えば、モザンビークのゴロンゴーザ国立公園(Gorongosa National Park)では、1964~74年に起きたポルトガルからの独立戦争とその後の内戦で、ゾウ、シマウマ、ヌー、アフリカスイギュウ、イボイノシシ、カバ
(CNN) 地球上で最も暑い場所として知られるアフリカのサハラ砂漠で、異例の積雪が観測された。 「サハラへの入り口」と呼ばれるアルジェリアの町アインセフラに雪が降ったのは7日。過去40年で3度目の積雪だった。所によっては約38センチの積雪があったとも伝えられたが、アインセフラの公式な観測では1インチ(約2.54センチ)に満たなかった。 夏の間は気温が地球上でも有数の高さにまで上昇する同地だが、冬は夜間の気温が急落して、砂漠が雪に覆われることもある。雪が積もった砂漠の光景を撮影した写真家によると、今回の雪は日中もかなり長時間、溶けずに残っていたという。 「再び雪を見に行った時は本当に驚いた」。写真家のカリム・ブーシェタタさんはそう振り返る。「7日は1日中残っていて、午後5時ごろに溶け始めた」 アインセフラの砂漠地帯では昨年も、37年ぶりの積雪が観測されていた。
アフリカ大陸で「万里の緑の壁」を造る計画が進行中だ。サハラ砂漠の南端を東から横へ横切る、緑の壁を設けるため、11カ国が植樹事業に参加している。
南アフリカ・ケープタウンにある「南アフリカ沿岸鳥保護財団(SANCCOB)」で飼育されるアフリカペンギンのひな(2013年11月30日撮影)。(c)AFP/Jennifer BRUCE 【2月10日 AFP】アフリカに生息する絶滅危惧種のペンギンの若い個体たちが、気候変動と魚の乱獲が原因で混乱して餌が探せず、大量に餓死している。 米科学誌カレント・バイオロジー(Current Biology)に9日付で掲載された研究論文は、アフリカペンギン(ケープペンギン)の置かれた苦境を説明している。ナミビアと南アフリカの沿岸部の影響が最も大きい領域では、若い個体の生息数が半減すると予測されている。 論文の主著者で、英エクセター大学(University of Exeter)と南アフリカ・ケープタウン大学(University of Cape Town)に所属するリチャード・シャーリー(Richard
ソマリア北東部プントランドのダハル近郊の枯れ果てた土地で、死んだヤギを見つめる少年(2016年12月15日撮影)。(c)AFP/MOHAMED ABDIWAHAB 【1月30日 AFP】国連食糧農業機関(FAO)は29日、アフリカ東部の「アフリカの角(Horn of Africa)」地域について、過去数週間ほとんど雨が降っていない上、今後2か月も降雨が見込まれないため、1700万人余りが飢餓に直面していると警鐘を鳴らした。 FAOの声明によると、昨年10~12月に雨不足となって以来、ジブチ、エリトリア、エチオピア、ケニア、ソマリア、南スーダン、スーダン、ウガンダは深刻な干ばつに見舞われている。 FAOのマリア・ヘレナ・セメド(Maria Helena Semedo)事務局次長は「この地域の干ばつの状況は極めて気がかりだ。特にひどいのがソマリアのほぼ全土だが、被害はエチオピアの南部や南東部、
モロッコ東部ベルカンヌの山岳地帯にあるタフォラルトの村で、地下水をくみ上げる「送水ポンプ」を動かす発電機に電力を供給する太陽光パネル(2016年10月31日撮影)。(c)AFP/FADEL SENNA 【12月2日 AFP】モロッコ東部の乾燥した山岳地帯の人々は、水の価値を嫌というほど分かっている。 環境団体「人間と環境(Homme et Environnement)」を率いるナジブ・バチリ(Bachiri)氏は、「電気が通っていないので、農民は農業用水を雨水かディーゼル発電機でくみ上げた地下水のいずれかに頼るしかないと語る。 最近までは近くのアルジェリア国境を越えての密輸が横行していたおかげで、発電機用の燃料だけは安く手に入った。しかし2013年にアルジェリア当局が不法取引の厳重な取り締まりは始めてからは、燃料価格は3倍に跳ね上がった。 悪いことは重なるもので、さらに、モロッコ政府がディ
西アフリカ・ニジェール南部のザンデールで、乾燥した畑に立つ農夫と妻(2012年5月31日撮影、資料写真)。(c)AFP/ISSOUF SANOGO 【3月8日 AFP】サハラ以南のアフリカ地域で、トウモロコシやバナナ、マメ類を中心とした主食穀物を栽培するために必要な広大な農地が、気候変動によって奪われると警告する研究結果が7日、発表された。 英科学誌ネイチャー・クライメート・チェンジ(Nature Climate Change)に掲載された研究論文の執筆者らによると、現在のトウモロコシとバナナの栽培面積の最大3割が、今世紀にその目的に適さない状態になる恐れがあるという。 マメ類に関しては「この数字が最大6割まで上昇する」と、コロンビアに本部を置く国際熱帯農業センター(CIAT)は声明で指摘している。 これらの数字は、最悪の事態を想定したシナリオの気候変動予測に基づくものだ。このシナリオでは
象牙密猟は生息地でどう受けとめられているか?――二重に苦しめられるタンザニアの地域住民 岩井雪乃 環境社会学 国際 #等身大のアフリカ/最前線のアフリカ#象牙密猟#アフリカゾウ シリーズ「等身大のアフリカ/最前線のアフリカ」では、マスメディアが伝えてこなかったアフリカ、とくに等身大の日常生活や最前線の現地情報を気鋭の研究者、 熟練のフィールドワーカーがお伝えします。今月は「等身大のアフリカ」(協力:NPO法人アフリック・アフリカ)です。 象牙は、装飾品や印章として、古今東西を問わず人類を魅了してきた素材である。残念ながら現代でもそれは続いており、一時期は沈静化していた象牙目的の密猟が、近年、再び増加している。しかし、その一方で、アフリカゾウの生息地では、これまでの保護政策によってゾウと住民の共存が困難になっている地域も多い。ゾウが害獣化して農作物を荒らし、ときには人を襲っているのだ。 ゾウ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く