シンガポールにきて、人口密度は日本以上なのに、緑も多く、街がすっきり見える。もちろんこれは、シンガポールの住宅政策のおかげなのは言うまでもないのだけれど、それ以外にも「すっきり」見えるのには理由がある。 シンガポールでは、滅多に自転車に乗っている人を見ない。自転車を持っている人もあまり多くない。なので、日本のように、駅前やショッピングセンターの前にずらーーーっと自転車が並ぶことはない。駅前はすっきり何もない。 シンガポールで自転車に乗っている人の多くは、外国人といえる。半分ぐらいはバングラディッシュなどからの出稼ぎ労働者。もう半分は健康志向の西洋人とローカル。私の知っている人で自転車を持っている人は誰もいない。 なんで自転車が一般的ではないのか? - 自転車に乗るには気候が暑すぎる - 車道を走らないといけないので、危険 - 自転車は貧しい人が乗るもの、と思っている - バス網が発達してい