大日本印刷は山形県産業技術振興機構と共同で、 高輝度なうえ寿命が従来に比べ約10倍以上ある、電光表示板向け有機ELディスプレイを開発したとのことである (大日本印刷のニュースリリース)。 特性が不安定になる境界面数を減らすことで長寿命化を実現し、 有機EL発光層を直列式に複数積層する「マルチフォトン」構造で 高輝度化を図ったとのことで、1000カンデラで10万時間以上の寿命を達成するらしい。 なおフルカラーの有機ELディスプレイや、ガラス基板以外を利用したものに関しては、今後開発を進めていくとしている。