タグ

関連タグで絞り込む (0)

  • 関連タグはありません

タグの絞り込みを解除

読書に関するphoのブックマーク (8)

  • 気象を操作したいと願った人間の歴史 - resolution

    特にデータなどなく印象ベースなのだが、シンガポールでは重要なイベントのときに雨が降らないような気がする。F1とかNational Day Paradeとか。特に根拠はないわけだが、そもそもそんなことって可能なのだろうかと思い、このを読んでみた。 気象を操作したいと願った人間の歴史posted with amazlet at 13.03.23ジェイムズ・ロジャー・フレミング 紀伊國屋書店 売り上げランキング: 333,564 Amazon.co.jpで詳細を見る 気象を操作する小説の紹介に始まり、雨を降らすことを請け負う詐欺師「レインメイカー」「レインフェイカー」、様々な気象制御の構想や試みなどを紹介したである。地球温暖化対策として挙げられる荒唐無稽な案は今に始まったわけではなく、ずっと昔から続いていたようだ。 書で私は、神話的過去から現在までつづくアイディアの喜劇を披露する。そこに共

    気象を操作したいと願った人間の歴史 - resolution
    pho
    pho 2013/03/28
    気象を操作したいと願った人間の歴史
  • 文学評論(下) - resolution

    下巻の構成はこんな感じ。 スウィフトと厭世文学 ポープといわゆる人工派の詩 ダニエル・デフォーと小説の組立 スウィフトと言われても全然ピンとこないのだが、ガリバー旅行記の著者と言われればわかる。といってもガリバー旅行記が4編からなるとは知らなかった。小人国、大人国までは知っていたが、第3編ではラピュータという変な世界や日にも行っていて、第4編では馬の国に行っている。 ガリヴァーも馬の国に漂著した以上は、馬に服従しなければならない。実際ガリヴァーは自分を養ってくれる馬のことを「我が君」(my master)と読んでいる。それでこの国にはヤフー(Yahoo)という動物が居る。どんな動物かと思って行ってみると、豈計らんやヤフーは即ちわれわれのいわゆる人間である。 猿の惑星的な発想というのは昔からあったんだな。それから小人国の王からの命令の解釈が興味深い。 御名をゴルバスト・モマレン・イヴレーム

    文学評論(下) - resolution
    pho
    pho 2013/02/03
    文学評論(下)
  • サービスのリバース・イノベーション - resolution

    今リバース・イノベーションというを読んでいるのだが、これが非常に面白い。以前ハーバードビジネスレビューでGEが新興国/途上国向けに小型の医療機器を作った話が取り上げられていたが、そういう話が盛りだくさんのである。 簡単に言うと、これまではグローカライゼーション、すなわちグローバル向けの商品をちょこちょこローカライズして各地に売り込むという手法が取られていたけれども、そもそも根的にニーズが異なる場所ではなかなか通用してなかったので、新興国/途上国のニーズに基づいて一から作ってみるという話だ。実際に作ってみると、先進国の中でも意外なニーズがあったりしてイノベーションが逆流(リバース)してくるということである。例としてインドの田舎向けに作られた小型診断器具が、先進国の救急車の中で使われるようになったとかそんな話。依然としてグローカライゼーションも有効だけれども、リバースイノベーションも無視

    サービスのリバース・イノベーション - resolution
    pho
    pho 2013/02/02
    サービスのリバース・イノベーション
  • 文学評論(上) - resolution

    カツラの話が面白いと以前書いた。夏目漱石が大学で行った講義をまとめたである。読み終えたので全体を通した感想を書いておこう。上巻の構成はこんな感じ。 序言 十八世紀の状況一般 アヂソン及びスチールと常識文学 やはり十八世紀の状況一般のところが特に面白かった。当たり前という感覚は時代とともに変わるということがよくわかる。とりわけ「文学者の地位」という項目が非常に興味深い。 女王アンの時代にはそれぞれうまく立ち回って、衣に不自由しないくらいにはやっていた文学者。ジョージ一世の時代となり、サー・ロバート・ウォルポールの時代になると政府とは縁が切れてしまった。また当時「読書界」なる者は成立しておらず、書籍の販路も知れたものだったものだったとのこと。 一方では政府に見放され、一方では読者を有っていない彼らは、唯一の策として個人的保護の下に麵麭を得るの途を講じ出したのである。詰り国家的保護が衰えて

    文学評論(上) - resolution
    pho
    pho 2013/01/26
    文学評論(上)
  • 情報共有の未来 - resolution

    おそらく2005年頃からブログを読ませていただいているのだが、いまだに何をしている人かよくわからないyomoyomoさん。雑文書き、翻訳などがMakeの紹介文にあったと記憶しているが、とにかくいろいろな分野に対して造詣が深い(褒めてます)。そんなyomoyomoさんのWired Visionでの連載が、達人出版会で電子書籍になったので読んでみた。 情報共有の未来【電子書籍】yomoyomo 達人出版会 発行日: 2011-12-30 対応フォーマット: EPUB, PDF 詳細を見る 単に4年間の連載をまとめただけでなく、各記事に対して自らコメントを残しているのが非常に良い。動きの速いウェブの世界では4年も経てば新展開があるわけで(同じことを繰り返してるだけかもしれないけど)、(4年といえども)後世の歴史家の視点で当時を振り返るコメントがあると文章に新たに命が吹き込まれた感じがする。長く連

    情報共有の未来 - resolution
    pho
    pho 2013/01/19
    情報共有の未来
  • 知る、読む、使う!オープンソースライセンス - resolution

    達人出版会の電子書籍でさくっと買えてしまう。はじめの方は非常に基的なことが書いてあると思ったのだが、読み進めるうちに詳しく突っ込んだ内容が説明されていることに気づいた。レッシグの言葉を引用して、大きな枠組みの中での位置づけを述べているのがいい。 社会において何かを制御する方法には、「法律」「市場」「アーキテクチャ」「社会規範」の4つの手段があると述べています。これをソフトウェアの流通と照らし合わせてみましょう。 法律: 著作権法、利用契約 市場: 価格 アーキテクチャ: コピープロテクト、パスワード 社会規範: マナー・モラル この中でも法律(ライセンス)と社会規範(コミュニティ)がオープンソースにとって重要であって、ここではその法律であるライセンスの話をするというのが明確でわかりやすかった。 著作権の考え方では、このように著作物を複製したり配布することを「利用」と呼びます。これに対

    知る、読む、使う!オープンソースライセンス - resolution
    pho
    pho 2013/01/12
    知る、読む、使う!オープンソースライセンス
  • ノウアスフィアの開墾 - resolution

    伽藍とバザールに続いて書かれた論考である。前作よりも一歩進めた議論をしていて、個人的にこちらの方が得られるものが多かった気がする。知的財産を土地所有に喩えるのは今でこそありふれた手法だが、よく掘り下げられている。 プラグマティストたちにとって、GPL はそれ自体が目的なんじゃなくて、ツールとして重要だ。その主な価値は「秘匿」に対する武器としてのものじゃない。むしろソフトの共有とバザール様式の開発コミュニティ成長を奨励するためのツールとして大事になる。プラグマティストは、商業主義を嫌うよりはいいツールやおもちゃを手に入れるほうを重視するし、商業製品を使う場合でも、それが高品質なら別にイデオロギー上の不快感は感じない。同時に、オープンソース界での経験でおぼえた技術的な品質は、閉鎖的なソフトではほとんど実現困難なほど高い。 この部分を読んで自分が3年前にわかったと思ったことが http://d.

    ノウアスフィアの開墾 - resolution
    pho
    pho 2013/01/07
    ノウアスフィアの開墾
  • 言語学少女とバベルの塔 - resolution

    「――じゃあ、『走る』と『歩く』の違いは?」 「一一じゃあ、どうしてこれは『広い紙』と言えないの?」 そんなシンプルな問いかけから始まるこの物語は、なかなか引きつけられるものがあった。数学ガールの言語学版にふさわしく、非常に取っ付きやすいが奥が深いであった。キャラクターがべたべたなのもよく似ているが、これはうまく役割分担されているとも言える。 言語学そのものも楽しめたが、その壮大な学問にどのようにアプローチするのかという視点で見ても非常に面白い。 「ちなみに音声学は主に3つの分野に分かれるよ。音が自分の口を出るまでの段階と、音波が空気中を伝わつていく段階と、音が相手の耳に入るまでの段階の3つ。 まず最初の、どのように音を発声するかという段階が調音音声学。 音声学というと通常これを指すよ。 次に、音がどのように伝播するかを調べるのが音響音声学。音波としての音声を取り扱うから、物理学の分野と

    言語学少女とバベルの塔 - resolution
    pho
    pho 2013/01/06
    言語学少女とバベルの塔
  • 1