ニュース 2017年04月06日 「レディースコミックの女王」と呼ばれる漫画家・森園みるく。その夫で世紀末から2000年代にかけて「鬼畜ライター」として名を馳せた村崎百郎。関係者なら誰もが「仲良し夫婦」と口をそろえるような二人だったが、その幸せな生活は2010年7月23日に起きた「事件」によって突然終わりを迎えた。 村崎が読者を名乗る男に自宅で刺殺されるという最期を遂げたのだ。享年48。犯人は「ゴミ漁り」に関する村崎の著書の内容に「だまされた」と主張し、その恨みが殺害動機になったと供述。数十か所をメッタ刺しにされる凄惨な事件だったが、犯人には精神科への通院歴があり、責任能力なしとして不起訴処分となった。 事件から約7年が経った今年3月、森園が妻の視点で村崎の死を「事件を基にしたフィクション」として描いたコミックエッセイ『私の夫はある日突然殺された』がスマホ・ガラケー向け電子書籍サイト「めち