14万人を超える来場者を集めた「湘南の宝石」=藤沢市江の島 藤沢市が3日発表した2018年の年間観光客数は、約1839万人と前年に比べ約191万人増えた(11・6%増)。17年は台風や天候不順の影響で減少に転じたが、18年は好天にも恵まれ年間を通じて主要観光施設が好調を維持。過去最高だった16年と同水準に戻った。湘南を代表する観光地、江の島の集客が全体をけん引している。 同市内の観光客数は、江の島周辺の主要観光施設のリニューアルや新規イベントの開催などを背景に、05年以降、増加傾向をたどっている。 18年も増加要因について市観光シティプロモーション課は(1)4~6月は天候に恵まれ主要観光地点の入り込み客数が増えた(2)10月は週末の天候が良く、さらに前年中止となった主要観光行事が開催された(3)11、12月は江の島の光の祭典「湘南の宝石」が好調だった―などと分析。江の島を中心に、夏場の海水