米製薬大手ファイザーは29日、特許切れ医薬品事業を分離して、後発医薬品(ジェネリック)大手の米マイランと統合することで合意したと発表した。ニューヨーク証券取引所で撮影(2019年 ロイター/Brendan McDermid) [29日 ロイター] - 米製薬大手ファイザーPFE.Nは29日、特許切れ医薬品事業を分離して、後発医薬品(ジェネリック)大手の米マイランMYL.Oと統合することで合意したと発表した。 ファイザーはこの数年、画期的新薬、低利益の特許切れ医薬品、大衆薬の三分野に事業を分割させる計画を進めており、今回の発表はその一環。昨年12月には、英製薬大手グラクソ・スミスクライン(GSK)と大衆薬事業を統合することで合意した。 米議会やトランプ大統領が薬価引き下げ要求を強めていることを背景に、製薬業界はこのところ圧力が高まっており、業界再編が相次いでいる。 ファイザーは、抗がん剤の「