日本(FIFAランキング24位)がB組第2戦で中国(同71位)に1-0で勝った。新型コロナウイルスの影響による渡航制限のため中国開催ではなく、中立地のドーハで行われた一戦で、この最終予選初勝利をあげた。日本は、10月7日の第3戦でサウジアラビアとアウェーで対戦する。 日刊スポーツ評論家のセルジオ越後氏が、愛があるからこその辛口分析で、森保ジャパンに迫る。 ◇ ◇ ◇ 中国に助けられたな。相手は監督の采配も含め、思ったよりレベルが低かった。初戦でオマーンに負けて連敗は避けたい日本には、大きなプレゼントだったね。 日本は、アジアでは横綱のはずなのに、まったくそんな気配はなかったな。サイドから攻めることしか頭になく、攻撃のオプションはまるでなし。中央からワンツーパスで抜けるとか、どんどんミドルを打つとか、どうして幅広い攻撃で、相手を苦しめることを考えないのかな。 交代で入った選手が、雰囲