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ブックマーク / yshibata.blog.ss-blog.jp (5)

  • Pull Requestと「謙虚、尊敬、信頼」: 柴田 芳樹 (Yoshiki Shibata)

    Googleのソフトウェアエンジニアリング ―持続可能なプログラミングを支える技術文化、プロセス 出版社/メーカー: オライリージャパン発売日: 2021/11/29メディア: 単行(ソフトカバー) 一年半前に読んだですが、あらために2章「チームでうまく仕事をするには」を読み返してみると最初に、次のように述べられています。 章において決定的に重要な考え方は、ソフトウェア開発とはチームによる取り組みであるということだ。そして、エンジニアリングのチームで(あるいは他のどんな創造的共同作業でも)成功するためには、「謙虚、尊敬、信頼」という中心的原則をめぐる自身の行動を改革する必要がある。 また、9章「コードレビュー」(p.197)からの抜粋ですが、コードの変更については次のように述べられています。 変更にLGTMの印が付いた後で、作者はその変更をコードベースへコミットすることを許されるが

    Pull Requestと「謙虚、尊敬、信頼」: 柴田 芳樹 (Yoshiki Shibata)
    stilo
    stilo 2024/02/06
    "一部のソフトウェアエンジニアだけが、Pull Requestを承認なしでマージできる運用は、長期的な視点では「謙虚、尊敬、信頼」を破壊する"
  • 今日から8社目: 柴田 芳樹 (Yoshiki Shibata)

    今日(10月1日)から、私にとって8社目となる新たな会社で働き始めます。ただ、今日は土曜日なので、実際には3日(月)からとなります。 1978年4月に、当時としては全国でも数少ない情報工学科(九州工業大学)に入学してから、すでに44年が過ぎました。高校生のときに、なぜ情報工学科を選択したのかあまり覚えていませんが、一般家庭の多くに電卓さえなく、コンピュータに触ったことがない人がほとんどだった時代でしたので、コンピュータを学びたいと思ったのかもしれません。当時、情報工学を提供しているのは、九州では、九州大学と九州工業大学だけでした。私は、情報工学科の第8期生だったと思いますので、九州工業大学では早くから情報工学科※があったことになります。 ※ 現在は、当時なかった飯塚キャンパスに情報工学部があり、戸畑キャンパスの工学部には情報工学科はありません。 大学生の頃、60歳過ぎまでソフトウェア開発に

    今日から8社目: 柴田 芳樹 (Yoshiki Shibata)
    stilo
    stilo 2022/10/03
    今の時代は、通勤することなく、どこからでも、何歳までもソフトウェア開発を続けることが可能になったとも言えます。いつまでもソフトウェア開発を楽しめるように健康でいたいと思っています。
  • 外部発信よりも内部共有・実践: 柴田 芳樹 (Yoshiki Shibata)

    エンジニアが集まって、LTを行ったり、20分から30分程度の発表を平日の夜に行うというのは、いつ頃から広まっているのか定かではありませんが、この10年間で確実に広まってきています。さらに、コロナ禍により、オンライン開催も加わり、広く行われるようになりました。 一方、Advent Calendarといったtech blog(技術文書)を公開することも多く行われています。企業内の開発で得た知見を、オンラインで説明しながら話したり、tech blogとして公開することは、今日のIT業界では、当たり前のように行われています。これらは、すべて外部へ向けての発信です。 外部発信することで、その企業の技術力を発信することにもなり、エンジニアを惹き付けることにもなります。私自身もTech Talkで話をしたり、tech blogを書いてきました。このような情報発信は、今後も多くのIT企業やスタートアップで

    外部発信よりも内部共有・実践: 柴田 芳樹 (Yoshiki Shibata)
    stilo
    stilo 2022/09/10
    "得られた知見やベストプラクティスなどは、内部で共有して実践することが、企業にとっては本来優先順位が高くあるべきだと思います。その上で、外部発信することで、業界全体へ貢献することになります"
  • 書籍『Googleのソフトウェアエンジニアリング』: 柴田 芳樹 (Yoshiki Shibata)

    職種としての「ソフトウェアエンジニア」は、ソフトウェアの設計から実装まで行うものと考えられることがあると思います。しかし、そこにエンジニアリングという視点はどの程度含まれるのでしょうか。さまざまな設計手法、さまざまなレビュー、テスト駆動開発、継続的インテグレーションなどの実践は、確かにエンジニアリングではあります。しかし、実践できていない開発組織もまだまだ多いと思います。 仮に実践できているとしても、小さな組織で行っているエンジニアリングが、Googleほどの大きな組織へと拡大するためには、スケールするのかを考える必要があります。Googleほどの大きさにならなくても、ビジネスが成長しているのであれば、それを支える開発組織も大きくなっていき、今までのエンジニアリング的な実践がスケールするのかを考える必要が自然と発生していきます。 このでは、大きなソフトウェア開発組織へと成長する過程で、試

    書籍『Googleのソフトウェアエンジニアリング』: 柴田 芳樹 (Yoshiki Shibata)
    stilo
    stilo 2022/07/13
    "小さな組織であれば、API仕様をきちんと書いておくだけでおそらく十分なのでしょうが、組織が大きくなれば、Hyrumの法則が登場して、思わぬ使われ方や想定が行われるようになっていくということです"
  • 手動テストだけのソフトウェアは腐っていく: 柴田 芳樹 (Yoshiki Shibata)

    こので、著者のRobert Martinも、次のように述べています。 この10年間の間に この業界では多くのことがありました。1997年当時、テスト駆動開発などという言葉は誰も聞いたことがありませんでした。ほとんどの人にとって、単体テストというのは動作をひとたび『確認』したら捨ててしまうものでした。苦労してクラス メソッドを書き上げ、それらをテストするためのその場しのぎのコードをでっちあげていたのです。 『Effective Java』で有名なJoshua Blochは、このの中のインタビューで、次のような会話を行っています。 「デバッグの話をしましょう。あなたが追いかけた最悪のバグはどのようなものでしたか」 それに対して、Joshua Blochは、 「最初に勤めた会社で私が開発したソフトウェアですね。ソフトウェアのデバッグに1週間半費やしました」 という話をしています。 1週間半費

    手動テストだけのソフトウェアは腐っていく: 柴田 芳樹 (Yoshiki Shibata)
    stilo
    stilo 2022/06/07
    "手動テストだけに頼っているソフトウェアは、年々腐っていく"
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