今回は、米カリフォルニア州マウンテンビューのGoogle社のオフィスにて先週開催されたUbuntu開発者会議(Ubuntu Developer Summit:UDS)の最終レポートとして、UbuntuおよびKubuntuデスクトップの将来的な開発計画、PowerPC版の今後、Ubuntuローカルコミュニティとの関係についてのインタビューをまとめてみた。 PowerPCサポートの今後 現在のコンピュータ環境は、Ubuntuが誕生した当時と比べると大きく様変わりしている。Ubuntuのファーストバージョンがリリースされた当時、Apple製コンピュータと言えばPowerPC搭載と相場が決まっており(少なくとも世間一般ではそう認識されていた)、こうしたPowerPCデスクトップに対するLinuxのサポートを望むユーザも多数存在していた。 今回の会議会場でもApple製ラップトップをいくつか見かけた