投票率低下を改善するための手法としてインターネットを経由したオンライン投票を可能にすべきだという考えがある。しかし、本当に安全なオンライン投票を実現するのは非常に困難だという(THE CONVERSATION、Slashdot)。 特に難しいのは、管理者などの第3者がチェックでき、かつ有権者が自分の投票が有効化されたことを確認できるようなエンドツーエンドの検証可能性の実現が難しいのだという。すでにエストニアでインターネット投票の実験が行われているが、エンドツーエンドの検証可能性はサポートされていない。 従来の選挙システムを電子化する形でエンドツーエンドの検証可能性をサポートしているシステムもあるが、どこからでも投票できるというオンライン投票のメリット、投票率の向上を阻害するものとなっている。オンライン投票の別の問題としては、有権者のコンピュータのマルウェア感染の可能性がある。一説によれば3