自由なBIOSの開発プロジェクトであるLinuxBIOSの現在の状況と今後についての 記事が掲載されている。 私の認識では、チップベンダーの抵抗であまり進んでいないのかと思っていたが、 記事ではAMDをトップに対応が進んでいるようだ。またOne Laptop Per Child(OLPC)プロジェクトでの採用がかなり勢いを増す 要因になっているようでもある。 LinuxBIOSのねらいは、チップセット内のプロプライエタリなファームウェアを思想的にフリーなファームウェアに置き換えることにあるとのことだが、 記事ではBIOSに関する知識のリポジトリになりつつあるということも利点にうたっている。このレイヤーでの自由なソフトウェアの実装は少ないので これからも頑張ってほしいものである。