臨床医ならCASE REPORTを書きなさい 臨床医として勤務しながらfirst authorとして年10本以上の論文を執筆する筆者が,Case reportに焦点を当て,論文作成のコツを紹介します。 水野 篤(聖路加国際病院 循環器内科) ■第6回 鈍感力でもレジリエンスでも――Rejectでもめげない! (前回よりつづく) カリスマ先生「レジデント先生,どうしたんですか? 元気ないですね」 レジデント「カリスマ先生に言われた通りに作成したのに論文がReject(不採択)でした(涙)」 カリスマ先生「そうか。じゃあ別の雑誌に出そう!」 レジデント「また落ちるかもしれないじゃないですか!?」 カリスマ先生「そうしたらまた別の雑誌に出そう!」 レジデント「…………」 最初の連絡 さて,ようやく提出できたぞ! と安心したのもつかの間。すぐにメールが来ます。内容は, ・受付確認(ほぼ自動です