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傾奇御免状と今仕事が忙しいのでに関するDelete_Allのブックマーク (1)

  • キュビズムでござるの巻 - 青色3号

    お元気ですか? あれから10年も経ったのですね。あなたと過ごした日々のこと、今でも昨日のことのように思い出します。たのしかった、あのひのこと、くるしかった、あのひのこと、せんぱいたちとすごしたひびは、おとなになっても、忘れません。そんな僕も二十を過ぎてずいぶん月日が経ち、分別もついて年をとり、それでも、忘れないどころか、今だからこそ、起きぬけに、あるいは電車のなかで、あるいは小便をしながら、器を片付けながら、不意に目に浮かんでは消えるある夏の日の、君の笑顔。それは殉教者の輝き。そんなものに魅せられてあたしたち今日も海へ行ってきたんです。行きの電車のなかでリツコはおおはしゃぎでした。帰りの電車のなかでミサトは僕の肩にその小さな頭蓋を預け、僕は窓の外、いつわりの郷愁をいっしんに受けるビルの群れを、見ているようで、でも僕はなにも見えてなんかいなかった。後方から接近する未確認飛行物体に気付くはず

    キュビズムでござるの巻 - 青色3号
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