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  • 辛すぎることは、向き合うんじゃない、やり過ごすんだ。『胃に穴』

    わたしを支える言葉に、「開いた窓の前で立ち止まるな」という警告がある。人生は悲哀に満ちており、生きるに値しないと思うときもあるけれど、それでも生きていくためにはどうするか? そのコツが、この言葉だ。 このセリフは、ジョン・アーヴィングの2番目の傑作『ホテル・ニューハンプシャー』で知った。苦しみや悲しみが大きすぎて、生きていくのが辛いとき、真正面から向き合うのは得策ではない。まともに対処しようとするうちに、たまたま開いていた窓から出て、人生から降りてしまうから。 辛すぎることは、やり過ごす そうじゃないんだ。辛すぎることは、向き合うんじゃない、やり過ごすんだ。 この、やり過ごす方法を教えてくれるのが、フミコフミオ氏の『胃に穴』になる(当のタイトルはもっと長い)。理不尽な仕事での「怒り」の扱い方や、「正義」を強要する人との向き合う心得、あるいは非人道的な仕打ちを受ける結婚生活のしのぎ方が、経

    辛すぎることは、向き合うんじゃない、やり過ごすんだ。『胃に穴』
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    Delete_All 2019/10/09
    スゴ本さんが「ぼくは会社員という生き方に絶望はしていない…」のレビューを書いてくれました!嬉しすぎるぜ!この本を読んで人生をやりすごす手がかりを見つけてもらえたら、いいな…。
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