プーチン大統領が21日、年次教書演説で米ロ間の「新戦略兵器削減条約(新START)」の履行を一時的に停止すると表明した。これに危機を抱いたのがスプーン曲げで有名なユリ・ゲラー氏だ。 米ロ間では1987年、ジュネーブで「中距離核戦力全廃条約」が結ばれた。ゲラー氏はこの条約締結に尽力したと主張している。だからこそ、新STARTの一時停止に不安を感じているという。 ゲラー氏は22日、ツイッターで「1987年、私はジュネーブで開催された米ソの核交渉に出席するよう求められた。私の仕事は、テレパシーでソビエトに核兵器の削減に同意するよう説得することだった。1日でそれをやった! 今プーチン大統領は、最後に残っていた核条約を『一時停止』した。大惨事を感じている! 彼の決定を覆さなければならない」とつづった。 さらにツイッターに動画を投稿。「プーチン大統領の指を核ボタンから外すことに心を集中させよう」として