ヤフオク!(旧・Yahoo! オークション)や楽天オークションなどに代表されるインターネットのオークション。多様な商品を安価で購入できるサービスとして定着しているが、その一方で、「入金したのに商品が送られてこない」などの詐欺や不正が頻発している。専門家からは「運営側はユーザーを増やす施策には前向きだが、本人確認などユーザー減を招きかねない施策には後ろ向き」という指摘もあり、トラブルに遭うユーザーはいまだ少なくない。 オークションサイトのトラブルといえば、ペニーオークション詐欺が記憶に新しい。ペニーオークションは入札するごとに手数料が掛かる仕組みだが、ボット(自動で投稿・入札をするロボット)による入札を運営側が繰り返し、手数料をだまし取っていたとされる。また、芸能人がステルスマーケティング(広告だと気付かれないように一般消費者に宣伝すること)に関わっていたことでも問題になった。 ペニーオーク