ジャポニカ学習帳の表紙から「昆虫」が消えた、本当の理由:水曜インタビュー劇場(学習帳公演)(1/6 ページ) ジャポニカ学習帳の表紙といえば、「昆虫」の写真を思い浮かべる人も多いだろうが、数年前に昆虫が消えた。教師や保護者から「昆虫が気持ち悪いから変えてほしい」といった要望があって、発売元のショウワノートが削除したというが、本当にそうなのか? カブトムシ、クワガタ、チョウチョなど表紙に「昆虫」の写真が掲載されていた「ジャポニカ学習帳」(発売元:ショウワノート)を使ったことがある人は多いはず。「掲載されていた」と過去形で書いたのにはワケがある。教師や保護者から「昆虫は気持ち悪いから変えてほしい」といった要望が寄せられ、2012年に表紙から昆虫が消えてしまったのだ。 昆虫を苦手にする子どもはいるはずだが、教師や保護者がモンスタークレーマーに変身して「アリの写真はキモいから止めてくれ!」などと、
クラウドファンディングは,日本のゲーム業界の希望。稲船敬二氏に「Mighty No. 9」の開発や,若手クリエイター育成にかける思いを聞いた ライター:大陸新秩序 カメラマン:愛甲武司 123→ 稲船敬二氏率いるcomceptが,開発中の横スクロールアクション「Mighty No. 9」に日本語フルボイスを実装するための開発資金を,クラウドファンディングの「Makuake」にて募集している。 「Mighty No. 9」はすでに「Kickstarter」で7万人のバッカー(出資者)から4億円以上の開発資金を集めているだけに,「まだ必要なの?」と思っている人もいるかもしれない。 4Gamerはこのタイミングで稲船敬二氏にインタビューする機会を得て,あらためて今回のクラウドファンディングの狙いを聞いてみた。稲船氏によれば,今回の募集には,日本におけるクラウドファンディングの認知度を向上させて,
大阪で開催中の「B Dash Camp 2013 Fall in Osaka」。10月7日最後のセッションには、任天堂 代表取締役社長の岩田聡氏が登壇。GCAサヴィアン名誉顧問で一橋大学大学院教授の佐山展生氏との対談で、自身の経営哲学を語った。 任天堂は「チャレンジをし続けてきた会社」 1889年に花札の製造を開始、その後ゲームウォッチなどさまざまな玩具を展開し、1983年にファミリーコンピューター(ファミコン)を販売するに至った任天堂。今でこそゲームのプラットフォーマーとして確固たる地位を築いているが、岩田氏は「実は多くの新しいことにチャレンジし続けてきた会社だ」と説明する。 さらに岩田氏は、当時の既存事業にとらわれず新たな挑戦を続け、ファミコンを生み出すことになった任天堂の先代社長であり、9月に亡くなった山内溥(ひろし)氏の座右の銘として、「失意泰然、得意冷然(物事がうまくいかなくても
日本製のモノが、サービスが売れない。性能はいいのに。機能も充実しているのに。壊れないのに。親切なのに。多くの日本企業が直面している、「いいモノをつくっているのに売れない」問題。 なぜ、売れない? それは、日本製品の多くが、かっこよくないから。美しくないから。カワイくないから。気持ち良くないから。つまり、デザインがなっていないから。 どうして、デザインがなっていない? それは、経営者がデザインのことをわかってないから。つまり、経営者が「ダサい」から。だから、デザインをマネジメントできない。 経営者がダサいと、日本企業はつぶれる。では、どうすれば、デザインをマネジメントできるのか? どうすれば、かっこいいを、美しいを、カワイイを、気持ちいいを、商品化できるのか? どうすれば、ダサい経営から、デザインできる経営に転換できるのか? ifs未来研究所所長の川島蓉子が、時代を切り開く現役経営者やデザイ
あなたはKickStarterをご存知だろうか? ファミ通.comでも何度かお伝えしているが、KickStarterは、クリエイター側のプロジェクトに、共感した一般の人やファンが出資できるという、いわゆるクラウドファンディングサービスのひとつだ。 本誌連載コラムでジェイソン・ブルックスがお伝えしているように、ゲーム業界でも北米を中心に採用が広まっており、インディペンデントなスタジオや、これまで大手パブリッシャーと仕事してきたようなデベロッパーなどが、懐かしのタイトルの続編から独自のゲームハードにいたるまで、さまざまなプロジェクトを立ち上げている。 最近ホットなのは、Obsidian Entertainmentが発表した“Project Eternity”だ。この、RPGを数多く手がけてきた老舗デベロッパーがパブリッシャーによる制約を受けずに全力投球するPC用ファンタジーRPGは、110万ド
一枚の絵から生まれた大ヒットコンテンツ「ブラック★ロックシューター」。 そのアニメ化を発表したのは意外にも、figmaやねんどろいどでおなじみのフィギュアメーカー「グッドスマイルカンパニー」。しかもその展開方法は、およそ67万枚のDVDを無料配布するという前代未聞の試みだった。 なぜフィギュアメーカーが映像コンテンツに乗り出したのか? DVD無料配布の意味は? インタビューに快く応じてくれた同社 安藝貴範社長は、周辺業種以外は手を出さないほど割りに合わなくなってしまったテレビアニメのビジネスモデルに「限界を感じていた」と言う(前回)。 ◆ 安藝社長インタビュー第2弾となる今回は、アニメ版ブラック★ロックシューターの製作委員会システムから、業界を驚愕させたDVD無料配布の裏話まで、幅広く語っていただく。 ブラック★ロックシューターはテストに過ぎない 安藝「この限界に近づいている状況に対抗する
生きのいい珊瑚に蝟集する熱帯魚のように金融機関や投資家が我先にとネットベンチャーに群がる時代は、とうに過去のものとなった。 よほどの将来性と堅実なビジネスモデルがなければ、証券会社はおいそれと上場の主幹事を引き受けてくれない。上場できたとして、ネットバブル崩壊とライブドア事件を経た投資家の目は相当に厳しい。 しかしこの逆風下で、グリーだけは威勢がいい。主に携帯電話向けにソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)とゲームを提供するサイト「GREE」を運営する、創業5年目のベンチャーだ。 グリーが東証マザーズにデビューしたのは、世界中の市場が金融危機の影響で冷え込んでいた2008年12月のこと。それでも、公募価格を大きく上回る初値が付いた。その後、株価は右肩上がりの曲線を描きながら、今年9月末には上場来高値の5330円に至った。 10月23日時点の株価は4940円。それでも上場時の倍の水
DSソフトは据え置き型と異なり、発売後もじわじわと売れていく。「ドラクエもこういった流れをいかに演出するかでやってきた」 ニンテンドーDS向けソフト「ドラゴンクエストIX 星空の守り人」(ドラクエIX)の出荷数が350万本を超えるなど、好調に売れ続けている。「計算通りの水準で、非常に好調な滑り出し」――スクウェア・エニックスの和田洋一社長は8月7日に開いた決算説明会で、今後の売れ行きも「安心できる」と展望。500万本突破を目指すと話した。 ドラクエIXは、ドラクエのナンバリングタイトルとして初めてニンテンドーDS向けに発売。「DSワイヤレスプレイ」で4人まで一緒にプレイできたり、「すれちがい通信」機能で近くにいるプレーヤーとゲームデータを交換できるなど、「家族や友達と遊べる要素」が好評で、“一家に1本”だった据え置き型向けと異なり、1人が1本購入していることが販売数拡大につながっていると和
ジャレコは倒産なんかしねーよ! 倒産させたかったら勝負しろ! 「燃えろ!!プロ野球」や「アイドル雀士スーチーパイ」などの有名なゲームタイトルに聞き覚えのある人も多いだろう。それらを制作してきたゲームメーカー、ジャレコが譲渡による再建を機に様々な方面で話題を呼んでいる。 「異変」が起きたのは今年の1月。ジャレコ・ホールディングが100%子会社だったジャレコを、オンラインゲーム会社ゲームヤロウに「1円」で譲渡したのが始まりだ。ジャレコ・ホールディングからジャレコへの貸付金約16億円のうち、そのうち約10億円は債権放棄され、残る7億円が資産とともにゲームヤロウに引き継がれる形となった。 それから5ヵ月が経った6月3日、社長の加藤貴康氏が自身のブログに書いた「ジャレコは倒産なんかしねーよ! 倒産させたかったら勝負しろ! このタコ野郎!!!」という投稿が注目を集めた。 コメント欄では同社のWii用ゲ
あの“ゲームの神様”遠藤雅伸氏がMMORPGに言いたい放題。「ドルアーガの塔」からケータイゲームまで,存分にどうぞ 編集長:Kazuhisa 編集部:山 カメラマン:田井中純平 123→ 日本のゲーム史に残る傑作アーケードゲーム「ゼビウス」「ドルアーガの塔」といった作品を世に送り出した“ゲームの神様”といえば,そう,現在モバイル&ゲームスタジオ取締役会長を務める遠藤雅伸氏である。 今回4Gamerでは,その遠藤氏にインタビューを行う機会を得た。MMORPGに対して抱える不満や,理想とするMMORPG像,そして現在,遠藤氏が取り組んでいるケータイゲームの魅力などについて,氏ならではの切り口で存分に語ってもらったのである。 まさに,すべてのゲームファン,ゲーム業界関係者必読のインタビューといえるだろう。 アニメはMMORPG版ドルアーガの塔の宣伝ではない MMORPG版「ドルアーガの塔」 4G
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