サラリーマン年収増加も格差拡大 9月30日 14時20分 去年1年間のサラリーマンの給料の額が発表されました。 国税庁によりますと、平均年収は414万円で、3年ぶりに前の年を上回りました。 一方で、非正規労働者の年収は下がり、格差が広がりました。 浮き彫りになった格差の実態を、社会部の都築孝明記者、榎園康一郎記者、友澤聡記者が取材しました。 3年ぶりの給料アップ 国税庁が9月26日に発表した、去年1年間を通して民間企業で働いた会社員やパート従業員などの給料は、平均年収で約414万円。 前の年を6万円上回りました。 ピークだった平成9年の467万円には及びませんが、平均年収が増えたのは3年ぶりのことです。 業種別では、「電気、ガスなど」が前の年より22万円減ったものの696万円と最も高く、次いで、「金融、保険」が617万円、「情報通信」が592万円となっています。 最も低かったの