E3 2011、旅の記録・・・平林久和「ゲームの未来を語る」 http://www.gamebusiness.jp/article.php?id=3871&page=3 今回のE3の出展ソフト、開発ツールはどうなっているのか? に注意を払って会場内を見て回った。正直に言おう。 日本のゲーム会社の3DCGは、開発ツール段階で海外の優良ソフトと比べて見劣りすることを痛感した。 名は書かないが、日本の某ゲーム会社大手。 自社製の開発ツールにこだわるがゆえに、ハードウェアのパフォーマンスをいかしきれていない。 対して、ゲームエンジンを巧みに使っているのが海外のパブリッシャーだ。 絶妙なカメラアングルで、芸の細いエフェクトを効かせている。 ゲームソフトは企画力だけではない。 個々のデザイナーの表現力だけでもない。 その事前の段階、ミドルウェア、ゲームエンジンのパワーと、それを使いこなす力量が試されて